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	<title>村上春樹 | 過去のことは水に流す</title>
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	<title>村上春樹 | 過去のことは水に流す</title>
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		<title>「夏帆 The Tale of KAHO」読了レビュー｜アラフォーになっても村上春樹がわからない</title>
		<link>https://let-bygones-be-bygones.com/2026/07/31/the-tale-of-kaho-book-review/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[let.bygones]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 31 Jul 2026 05:43:42 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[読書]]></category>
		<category><![CDATA[村上春樹]]></category>
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					<description><![CDATA[📖 はじめに 「夏帆 The Tale of KAHO」（著者： 村上春樹さん）&#160;の感想。ただの感想である。考察ではない！ネタバレ込み!! 📘 この本について（概要） 物語の概要と、読んだ理由を簡単にまとめてお [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<h2 class="wp-block-heading">📖 はじめに</h2>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>「夏帆 The Tale of KAHO」（著者： 村上春樹さん）</strong>&nbsp;の感想。<br>ただの感想である。考察ではない！<span class="marker-under">ネタバレ込み!!</span></p>


<div class="rakuten-item-box product-item-box no-icon pis-m book-21943265 cf"><figure class="rakuten-item-thumb product-item-thumb"><a rel="nofollow noopener" href="https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/g00q0726.1luy638e.g00q0726.1luy7564/?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Fbook%2F18611315%2F&#038;m=http%3A%2F%2Fm.rakuten.co.jp%2Fbook%2Fi%2F21943265%2F&#038;rafcid=wsc_i_is_94d3f8b0-75e6-4de5-b344-d61526d96b17" class="rakuten-item-thumb-link product-item-thumb-link" target="_blank" title="夏帆 The Tale of KAHO [ 村上 春樹 ]"><img decoding="async" src="https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/4402/9784103534402_1_2.jpg?_ex=128x128" alt="" width="128" height="128" class="rakuten-item-thumb-image product-item-thumb-image"></a></figure><div class="rakuten-item-content product-item-content cf"><div class="rakuten-item-title product-item-title"><a rel="nofollow noopener" href="https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/g00q0726.1luy638e.g00q0726.1luy7564/?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Fbook%2F18611315%2F&#038;m=http%3A%2F%2Fm.rakuten.co.jp%2Fbook%2Fi%2F21943265%2F&#038;rafcid=wsc_i_is_94d3f8b0-75e6-4de5-b344-d61526d96b17" class="rakuten-item-title-link product-item-title-link" target="_blank" title="夏帆 The Tale of KAHO [ 村上 春樹 ]">夏帆 The Tale of KAHO [ 村上 春樹 ]</a></div><div class="rakuten-item-snippet product-item-snippet"><div class="rakuten-item-maker product-item-maker">楽天ブックス</div></div><div class="amazon-item-buttons product-item-buttons"><div class="shoplinkamazon"><a rel="nofollow noopener" href="https://www.amazon.co.jp/gp/search?keywords=%E5%A4%8F%E5%B8%86+The+Tale+of+KAHO%E6%9D%91%E4%B8%8A+%E6%98%A5%E6%A8%B9&#038;tag=gazira-22" target="_blank">Amazon</a></div><div class="shoplinkrakuten"><a rel="nofollow noopener" href="https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/15c908ee.021b52ce.15c908ef.e2c3802f/?pc=https%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2F%E5%A4%8F%E5%B8%86+The+Tale+of+KAHO%E6%9D%91%E4%B8%8A+%E6%98%A5%E6%A8%B9%2F&#038;m=https%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2F%E5%A4%8F%E5%B8%86+The+Tale+of+KAHO%E6%9D%91%E4%B8%8A+%E6%98%A5%E6%A8%B9%2F" target="_blank">楽天</a></div><div class="shoplinkmercari"><a rel="nofollow noopener" href="https://jp.mercari.com/search?afid=2723444022&#038;keyword=%E5%A4%8F%E5%B8%86+The+Tale+of+KAHO%E6%9D%91%E4%B8%8A+%E6%98%A5%E6%A8%B9" target="_blank">メルカリ</a></div></div></div></div>



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<h2 class="wp-block-heading">📘 この本について（概要）</h2>



<p class="wp-block-paragraph">物語の概要と、読んだ理由を簡単にまとめておく。</p>



<h3 class="wp-block-heading">📝 あらすじ</h3>



<p class="wp-block-paragraph">夏帆という20代の女性が、次々と奇妙な出来事に巻き込まれていく物語。</p>



<h3 class="wp-block-heading">⏱️ 読了までにかかった時間</h3>



<ul class="wp-block-list">
<li>９時間４７分</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">村上春樹さんの長編小説を、1か月以内に読み切ったのは初めてかもしれない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">僕は本を読むのが速い方ではないので、発売からあまり間を空けずに最後まで読めたこと自体が、少し珍しかった。</p>



<h3 class="wp-block-heading">❓ なぜこの本を読んだのか？</h3>



<p class="wp-block-paragraph">村上春樹さんの長編小説は、これまでに9割ほど読んでいるから。</p>



<p class="wp-block-paragraph">未読なのは『街とその不確かな壁』くらいである。発売されたことに気づくのが遅れ、そのままタイミングを逃して、なんだかんだ今も読めていない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それ以外の長編小説は、ほぼ読んできた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんな中、ネットの投稿で『夏帆 The Tale of KAHO』が発売されることを知った。</p>



<p class="wp-block-paragraph">久しぶりに発売直後の村上春樹さんの新作を手に取り、新作を楽しみにしている人たちと同じ空気の中で、僕も村上春樹さんワールドを楽しみたいと思い、この本を読み始めた。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading">💭 感想まとめ</h2>



<p class="wp-block-paragraph">アラフォーのおじさんが好き勝手に感想を述べる。<br>僕には難しすぎて、本の内容を完全に理解できていないので、著者が読者に伝えたいこととは見当違いなことを書いているかもしれません！</p>



<h3 class="wp-block-heading">🌀読後の感想</h3>



<p class="wp-block-paragraph">相変わらず、何を伝えたかったのか、よくわからない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">僕は18歳の頃から村上春樹さんの小説を読み始めた。<br>当時は、「今の自分にはまだ難しいだけで、年齢を重ねれば少しずつ理解できるようになるのだろう」と、なんとなく思っていた。<br>しかし、アラフォーになった今も、やっぱりよくわからない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">村上春樹さんの作品を、どうすれば理解できるようになるのだろうか。<br>どんな人生を重ねていけば、あの世界を理解できるようになるのだろうか。<br>正直、今のところは、人生の終焉を迎える頃になっても、完全に理解できるようになるとは思えない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それでも、いつかこの「理解できない壁」を越えられるのではないか。<br>そんな根拠のない期待を自分に抱きながら、ついつい手に取ってしまう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それが、僕にとっての村上春樹さんの本なのである。</p>



<h3 class="wp-block-heading">✅ 良かった点</h3>



<p class="wp-block-paragraph">相変わらずの独特な世界観と語り口は、ほかの小説ではなかなか味わえない感覚を与えてくれる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">威圧的ではない。不快でもない。<br>それなのに、どこか気を抜けないような、ほどよい緊張感がずっと続いている。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この不思議な読み心地は、やはり村上春樹さんの小説ならではだと思う。</p>



<h3 class="wp-block-heading">❤️ 気になった点</h3>



<p class="wp-block-paragraph">揚げ足取りのようだが、「ラプトップ」という言葉は、さすがに今ではあまり使わないのではないかと思った。<br>ただ、海外で翻訳されることまで考えれば、日本語として古く感じるかどうかは、そこまで関係ないのだろうか。<br>気になったのは、それくらいだった。</p>



<h3 class="wp-block-heading">💡 学び・気づき</h3>



<p class="wp-block-paragraph">気づきは、特にない。<br>無理やり挙げるなら、何気ない日常は、ある日突然変わってしまうこともある。ということなのだろうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">一方で、学びはあった。<br>純粋に、知らない言葉や読めない漢字がマジで多かった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">こんなに知らない言葉が多いのは、僕が活字から離れていたせいなのだろうか。と、少し不安になってしまった。<br>知らない言葉が出てくるたびに読書の手が止まるのも、なかなかつらかった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">意味を調べず、そのまま読み進めてもよいのだろう。<br>しかし、僕は意味がわからない言葉を無視したまま読み進めるのが、あまり好きではないのである……。</p>



<h4 class="wp-block-heading">読めなかった・理解できなかった単語</h4>



<p class="wp-block-paragraph">放遂、カーポート、使い途、宵っ張り（よいっぱり）、等価性、弁舌（べんぜつ）、不肖、放逐（ほうちく）、訴追（そつい）、不定愁訴（ふていしゅうそ）、恰幅（かっぷく）、版図（ハント）、相好（そうごう）、腑分け（ふわけ）、守護天使、オフビート、ジャックケルアックス、浚っている（さらっている）、簒奪、権謀術策、陥穽（かんせい）、ホットフラッシュ、静謐、有用性、淫靡（いんび）、早晩、奸智（かんち）、零落、うがちすぎ、発露（はつろ）、慶賀（けいが）、方策（ほうさく）、きょうかく、惜しむらくは、司直、耐えてなかった、黙考、突端（とったん）、憧憬（しょうけい）、果つる（はつる）、ペイズリーのネクタイ、益虫、輻輳</p>



<h2 class="wp-block-heading">📖 各話ごとの感想</h2>



<p class="wp-block-paragraph">各章の感想を書いていく。</p>



<p class="wp-block-paragraph">以下で引用する章タイトルは『夏帆 The Tale of KAHO』（村上春樹 著）から引用。<br>感想・批評は僕自身のものである。</p>



<h3 class="wp-block-heading">📘 第１章 夏帆とモーターサイクルの男</h3>



<p class="wp-block-paragraph">冒頭の、モーターサイクルの男とのブラインドデートから、さっそく村上春樹さんワールド全開だった。<br>読みながら、思わずニヤニヤしてしまった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">1行目から飛び出す、女性を中傷するような意味のわからないセリフ。<br>そして、超がつくほど回りくどい言い回し。<br>それらを読んだ瞬間、「ああ、僕は今、村上春樹さんの本を読み始めたんだな」と実感した。</p>



<p class="wp-block-paragraph">理解できているかどうかは別として、村上春樹さんの世界に入り込んでいく感覚だけは、すぐに戻ってきた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それにしても、村上春樹さんの主人公は本当に一人っ子率が高い。<br>村上春樹さん自身も一人っ子だから、心情を書きやすいのだろうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">僕には兄弟がいるので、そのせいなのか、村上春樹さんの作品に登場する「一人っ子っぽい感覚」を持った主人公には、なかなか完全には埋没できない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">モーターサイクルの男は、村上春樹さんの世界観の中では珍しいタイプのキャラクターに思えた。<br>村上春樹さんの作品には、白でも黒でもグレーでもないような、輪郭をあえてぼかした文章が多い。<br>それは中途半端というよりも、どこか優しさとして受け取られている印象がある。</p>



<p class="wp-block-paragraph">だからこそ、今回のように最初から露骨に毒を吐くキャラクターは珍しく感じた。<br>しかも、2度目のデートを求めてきたり、主人公の近所をバイクで徘徊しようとしたりする。<br>ストーカーのようでもあり、変態のようでもあり、これまでの村上春樹作品ではあまり見なかった人種である。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もしかして、今回の村上春樹ワールドは、これまでとは少し違うサスペンス・ミステリー調なのか。<br>そう思わされる始まりだった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">主人公が書いた「顔のない本」も、少し怖かった。<br>小説の中の本とはいえ、こんなに不気味な内容の本が本当に売れるのだろうか。と、物語とは関係のないところで少し気になってしまった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そして、第1章は意外と短かった。</p>



<h3 class="wp-block-heading">📕 第２章 武蔵境のありくい</h3>



<p class="wp-block-paragraph">第2章は、第1章の倍くらいのページ数になった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">第1章に登場した本と関係しているからなのか、ここでは「アリクイ」と「ジャガー」が登場する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">作中には、「アリクイは離婚しない」といった、僕の知らない知識がいくつも出てきた。<br>本当にそうなのか？！と思ってChatGPTで調べてみたところ、どうやら嘘らしい。</p>



<p class="wp-block-paragraph">騙された……。</p>



<p class="wp-block-paragraph">さらに、「シロアリの瓶詰め」も実在するものだと思っていた。<br>しかし、Googleで検索してみると、どうやらそんなものも存在しないらしい。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかも、僕が読むのに時間をかけすぎたせいなのか、すでにGoogle側には情報が反映されていた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">検索結果には、</p>



<p class="wp-block-paragraph"><span class="marker-under">「『シロアリの瓶詰め』は、村上春樹さんの小説に登場する架空のアイテムです」</span></p>



<p class="wp-block-paragraph">みたいな説明まで表示された。</p>



<p class="wp-block-paragraph">見事に騙された……。</p>



<p class="wp-block-paragraph">『風の歌を聴け』に登場するデレク・ハートフィールドの時と同じように、また村上春樹さんに騙された気分である。悔しくてしょうがなかった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その後は完全に疑心暗鬼になった。<br>「ヴァルター・ベンヤミン」や「ジェーン・オースティン」など、僕の知らない名前が出てくるたびに、<br>「この人は本当に実在するのか？！」と、いちいち調べるようになってしまった（苦笑）。</p>



<p class="wp-block-paragraph">叔父のキャラクターも良かった。<br>今作の中では、一番面白いキャラクターだったと思う。<br>それにしても、武蔵境をバカにしすぎである（笑）。<br>著者は、武蔵境に何か個人的な恨みでもあるのだろうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">僕は武蔵境の場所をよく知らなかったので、叔父の言い方から、八王子やあきる野のような「東京のかなり端の方」を想像していた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、調べてみたら三鷹の近くで、そこまで都心から離れていないではないか。<br>そこまで言うほどなのか。と思ってしまった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">物語では、アリクイからの依頼によって、まさかジャガーを刺し殺すことになる。<br>これは完全に予想外だった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">というか、そもそもジャガーから逃げるために日本へ来たはずなのに、そのジャガーが日本まで追いかけてきたことにも驚いた。どれだけ執念深いんだよ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">アリクイの旦那さんはタバコを吸うらしい。<br>その情報だけで、僕の頭の中では、なぜかムーミンパパのような雰囲気のアリクイが出来上がってしまった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そして、主人公はジャガーを刺し殺した。この先、この物語はいったいどうなるのか。<br>ここまで読んでも、まったく先が読めなかった。</p>



<h3 class="wp-block-heading">📗 第３章 夏帆とシロアリの女王</h3>



<p class="wp-block-paragraph">今度は、叔父さんが足立区をバカにしすぎていて笑ってしまった。<br>作者様は、武蔵境だけではなく、足立区にも何か恨みがあるのだろうか（笑）。</p>



<p class="wp-block-paragraph">物語としては、そろそろモーターサイクルの男に近づいていくのかと思っていた。<br>しかし、まさか母親がシロアリに乗っ取られているとは……。予想していた方向とは、まったく違う展開だった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そして、この章で一番驚いたのは、シロアリが蟻ではないという豆知識である。<br>シロアリの「真社会性」については、以前にハダカデバネズミの本を読んだことがあり、なんとなく知っていた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そのため、「若い女王に負けてブラジルから逃げてきた」という設定については、意外にもすんなり受け入れることができた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただ、相手がシロアリなら、アリクイの夫婦がいれば圧勝じゃん！と思った。<br>ところが、まさかの「今回は関与できない」という設定である。<br>シロアリの天敵はアリクイなのだから、せっかくの出番ではないか。<br>それなのに、アリクイが登場できないという制限を設けるとは、ずいぶん主人公に厳しい設定だな。と笑うしかなかった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかも、アリクイの夫婦は、いつの間にかブラジルへ帰っている。<br>本当になんでもありだな、この世界観は（笑）。</p>



<p class="wp-block-paragraph">シロアリに乗っ取られた母親の変化も、妙に生々しかった。<br>下着の趣味が変わったり、以前より社交的になったりする。<br>怪物のような見た目に変わるわけではなく、日常の中の細かな部分が少しずつ変化しているからこそ、不気味に感じた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかも、モーターサイクルの男と交わっているとは……。すごい設定である。<br>ただ、ここまでに登場した人物をつなげて物語を進めるなら、モーターサイクルの男が関わってくるのは自然なのかもしれない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そして、いよいよ母親と対峙する。<br>ここで母親を倒すのかと思ったら、まさかお互いに本音を語り合うだけで終わった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">えっ、決着は終章に持ち越しなの？！<br>というか、ラスボスはモーターサイクルの男ではなかったの？！</p>



<p class="wp-block-paragraph">ここでも、僕が想像していた物語とは、まったく違う方向へ進んでいった。</p>



<h3 class="wp-block-heading">📙 第4章 守護天使、象の卵とスカーレット・ヨハンソン</h3>



<p class="wp-block-paragraph">第4章は、第2章、第3章の倍くらいのページ数があり、まずその長さに驚いた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">あれほど不気味な存在だった「とぎやの主人」も、いつの間にか味方のような立ち位置になっている。<br>母親を倒すための武器を作ってくれたり、ミソラの物語の中ではミソラを助ける人物として登場したりする。<br>最初に感じていた不気味さは何だったのか。と思うくらい、すっかり頼れる存在になっていた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そして、ようやくラスボスだと思っていたモーターサイクルの男と再会する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">待っていました！ここから、いったいどんな展開になるのか。と期待した。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ところが、敵だと思っていたモーターサイクルの男は、自分を「守護天使」だと名乗り始める。</p>



<p class="wp-block-paragraph">えっ、味方なの？<br>ここまでの3章分、主人公があれほど怯えていたのは、いったい何だったんだ？！</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかも、主人公の母親とは交際していないという。では、母親が会っていた相手は誰なのか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">モーターサイクルの男が悪者ではなかったのなら、主人公は武蔵境へ引っ越す必要があったのだろうか。<br>もっとも、「とぎや」へ行くためには、物語上必要だったのかもしれない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そもそも、モーターサイクルの男を悪者のように話していたのは、アリクイの夫婦である。<br>ということは、主人公は最初からアリクイの夫婦に騙され、都合よく利用されていただけなのだろうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">考えれば考えるほど、よくわからなくなってきた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">モーターサイクルの男は、このあとも物語に関わってくるのかと思っていた。<br>しかし、結局は3回目のデートをしたあと、再び登場することはなかった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">途中で白黒のネコが守護天使として現れたが、あのネコとモーターサイクルの男は同じ存在、という理解でよいのだろうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そして、母親を刺す場面は、思っていたよりもあっさりしていた。<br>ここが物語の大きな決着になると思っていたので、もっと長く描かれるのかと思っていた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">最後に主人公が泣いた理由も、僕にはいまいち理解できなかった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">なぜ、主人公は泣いたのだろうか。<br>母親を刺したことで、母親は以前とは違う存在になってしまった。もう二度と、これまでと同じ母親には戻らない。<br>そのことが悲しくて泣いた、という理解で合っているのだろうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">結局、モーターサイクルの男は再登場しない。<br>「ミソラの物語」も完成しないまま終わる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">僕はてっきり、「ミソラの物語」が主人公自身や現実の出来事を表す、何かの比喩なのだと思っていた。<br>しかし、その意味も最後までつかめなかった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">読み終えたあとに残ったのは、物語が終わったという感覚よりも、「結局、あれは何だったのだろう」という疑問の方だった。</p>



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<h2 class="wp-block-heading">📝 まとめ</h2>



<p class="wp-block-paragraph">相変わらず、物語が何を意味していたのかは、まったく理解できなかった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それでも、村上春樹さん独特の文体や、先の読めない奇抜な世界観は面白かった。現実とはまったく違う世界に入り込めるので、日常から少し離れて息抜きするには、ちょうどよい小説だったと思う。</p>



<p class="wp-block-paragraph">僕一人では理解できない部分が多いので、これからほかの人の感想や考察もいろいろと読んでみたい。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そこで初めて、「あの場面には、そんな意味があったのか」と気づくこともあるだろう。<br>自分で読んだときには理解できなかった部分を、ほかの人の解釈を通して少しずつ理解していく。</p>



<p class="wp-block-paragraph">これが、村上春樹さんの小説を理解できない僕なりの、村上春樹作品の楽しみ方なのである。</p>



<p class="wp-block-paragraph">村上春樹さんも77歳になり、これから新作をあと何冊読めるのかはわからない。<br>それでも、新しい作品が発売される限り、これからも理解できないなりに、村上春樹さんの世界を楽しんでいきたい。</p>



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<div class="rakuten-item-box product-item-box no-icon pis-m book-21943265 cf"><figure class="rakuten-item-thumb product-item-thumb"><a rel="nofollow noopener" href="https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/g00q0726.1luy638e.g00q0726.1luy7564/?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Fbook%2F18611315%2F&#038;m=http%3A%2F%2Fm.rakuten.co.jp%2Fbook%2Fi%2F21943265%2F&#038;rafcid=wsc_i_is_94d3f8b0-75e6-4de5-b344-d61526d96b17" class="rakuten-item-thumb-link product-item-thumb-link" target="_blank" title="夏帆 The Tale of KAHO [ 村上 春樹 ]"><img decoding="async" src="https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/4402/9784103534402_1_2.jpg?_ex=128x128" alt="" width="128" height="128" class="rakuten-item-thumb-image product-item-thumb-image"></a></figure><div class="rakuten-item-content product-item-content cf"><div class="rakuten-item-title product-item-title"><a rel="nofollow noopener" href="https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/g00q0726.1luy638e.g00q0726.1luy7564/?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Fbook%2F18611315%2F&#038;m=http%3A%2F%2Fm.rakuten.co.jp%2Fbook%2Fi%2F21943265%2F&#038;rafcid=wsc_i_is_94d3f8b0-75e6-4de5-b344-d61526d96b17" class="rakuten-item-title-link product-item-title-link" target="_blank" title="夏帆 The Tale of KAHO [ 村上 春樹 ]">夏帆 The Tale of KAHO [ 村上 春樹 ]</a></div><div class="rakuten-item-snippet product-item-snippet"><div class="rakuten-item-maker product-item-maker">楽天ブックス</div></div><div class="amazon-item-buttons product-item-buttons"><div class="shoplinkamazon"><a rel="nofollow noopener" href="https://www.amazon.co.jp/gp/search?keywords=%E5%A4%8F%E5%B8%86+The+Tale+of+KAHO%E6%9D%91%E4%B8%8A+%E6%98%A5%E6%A8%B9&#038;tag=gazira-22" target="_blank">Amazon</a></div><div class="shoplinkrakuten"><a rel="nofollow noopener" href="https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/15c908ee.021b52ce.15c908ef.e2c3802f/?pc=https%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2F%E5%A4%8F%E5%B8%86+The+Tale+of+KAHO%E6%9D%91%E4%B8%8A+%E6%98%A5%E6%A8%B9%2F&#038;m=https%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2F%E5%A4%8F%E5%B8%86+The+Tale+of+KAHO%E6%9D%91%E4%B8%8A+%E6%98%A5%E6%A8%B9%2F" target="_blank">楽天</a></div><div class="shoplinkmercari"><a rel="nofollow noopener" href="https://jp.mercari.com/search?afid=2723444022&#038;keyword=%E5%A4%8F%E5%B8%86+The+Tale+of+KAHO%E6%9D%91%E4%B8%8A+%E6%98%A5%E6%A8%B9" target="_blank">メルカリ</a></div></div></div></div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>風の歌を聴け -感想- 解説サイトを読んでやっとわかる伏線</title>
		<link>https://let-bygones-be-bygones.com/2021/10/28/hear-the-wind-sing/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[let.bygones]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 28 Oct 2021 03:42:26 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[読書]]></category>
		<category><![CDATA[村上春樹]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://let-bygones-be-bygones.com/?p=3061</guid>

					<description><![CDATA[どうも、村上春樹さんの作品が好きな隣の鈴木(@next_suzuki)です。 「風の歌を聴け」（著者： 村上春樹さん） の感想。 ただの感想である。考察ではない！ 概要 本の概要など。 あらすじ 大学生が夏に帰省した期間 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>どうも、村上春樹さんの作品が好きな隣の鈴木(<a rel="noopener" href="https://twitter.com/next_suzuki" target="_blank">@next_suzuki</a>)です。</p>
<p><strong class="subject">「風の歌を聴け」（著者： 村上春樹さん）</strong> の感想。</p>
<p><span class="marker-yellow">ただの感想である。考察ではない！</span></p>
<p></p>
<h2><span id="toc1">概要</span></h2>
<p>本の概要など。</p>
<h3><span id="toc2">あらすじ</span></h3>
<p>大学生が夏に帰省した期間の物語だよ。</p>
<h3><span id="toc3">読んだ理由</span></h3>
<p>実家の自分の部屋で断捨離中に「羊をめぐる冒険」を見つける。<br />
最後の部分を読んだけど、さっぱり物語が思い出せない&#8230;。</p>
<p>「羊をめぐる冒険」は、読んだ当時は大好きだったのに、<br />
まったく内容を思い出せないことがショックだった。</p>
<p>改めて本を見ると、<br />
昨今の村上春樹さんの本(例:「騎士団長殺し」)に比べれば、<br />
かなり薄い本だと気づいた。<br />
これなら遅読の僕でも、今の僕なら数時間で読めそうだな。と思って、<br />
改めて読み直すことにした。</p>
<p>ちなみに今回で読むのは３回目だ。</p>
<h3><span id="toc4">完読までの時間</span></h3>
<p>2時間30分かかった。<br />
(Studyplusで計測した)</p>
<h2><span id="toc5">感想</span></h2>
<p>好き勝手に感想を書く。</p>
<h3><span id="toc6">読み終わって感じたこと</span></h3>
<p>物語の繋がりはイマイチわからないけど、物語全体の雰囲気は好き。</p>
<h3><span id="toc7">文体</span></h3>
<p>村上春樹さんの作品は、<br />
直線的じゃなくて、曲線的だ。<br />
肯定的でもなく、否定的でもない。<br />
どちらかと言えば、優柔不断な気がする。</p>
<p>よくネタにされるけど<br />
｢そうかもしれない、あるいはそうではないかもしれない。｣<br />
みたいな雰囲気の文章が多い。</p>
<p>デビュー作だけど、<br />
この作品の段階で、すでに村上春樹さんらしい文章が満載だと思った。<br />
初期からぶれてない。<br />
これが村上春樹ワールドなのかもしれない。<br />
と改めて思い知らされた。</p>
<h3><span id="toc8">セックス・シーンがない</span></h3>
<p>作中で、主人公が小説に対して、下記２点を褒めている描写があった。</p>
<ul>
<li>セックス・シーンがない</li>
<li>誰も死なない</li>
</ul>
<p>この文章のおかげで、<br />
村上春樹さんの作品なのに『風の歌を聴け』は、</p>
<p><span class="marker-yellow">珍しくセックス・シーンがない!!</span></p>
<p>と気づいた(笑)</p>
<p>僕は村上春樹さんの長編小説を９割ほど読んだけど、<br />
ほぼセックス・シーンがある(笑)</p>
<p>だいたい、僕が知る村上春樹さんの作品を揶揄する意見は、</p>
<ul>
<li>読んだけど、よくわからない</li>
<li>エロ小説</li>
</ul>
<p>である(笑)</p>
<p>そんな風にネタにされるくらい、<br />
セックス描写が多い。<br />
あとは料理の描写も多いけどね。</p>
<p>この作品は、エロぽい描写はあったとしても、<br />
冒頭で４本指の女性が裸で寝ているところくらいだった。</p>
<p>この点は村上春樹さんらしさがまだないな。と思った。<br />
片鱗は感じるけどね。</p>
<p>料理の描写も少なかったけど、<br />
シチューの部分は、エロ描写と同じくらいに片鱗を感じた。</p>
<h3><span id="toc9">デレク・ハートフィールドという作家</span></h3>
<p>この本を２回目を読み終わった後に知ったのだが、<br />
<span class="marker-red">「デレク・ハートフィールド」という作家は実在しない</span>。</p>
<p>さも、実在するような文章なので、<br />
僕もグーグルで検索してしまった人間の一人である。</p>
<p>３回読んでも、この「デレク・ハートフィールド」で何を表現・伝えたいのか、<br />
僕にはさっぱりわからないけど、この意味わからないところが、やっぱり好きだ。</p>
<h3><span id="toc10">わからないストーリー</span></h3>
<p>主人公のひと夏の数日間が描かれているが、<br />
各シーンが繋がっているのか、いないのか、よくわからない。</p>
<p>僕、鼠、小指のない女の子　の主要な三人は、<br />
繋がりがあるのかも、読んでいる僕にはわからなかった。</p>
<p>他にも昔に寝た女性の話がでてくるけど、<br />
それらの繋がりもイマイチ理解できなかった。</p>
<p>ただ、主人公の現在と過去が描かれて、<br />
夏休みが終わって大学に戻ろうとするシーンの切なさが好きだった。</p>
<h3><span id="toc11">解説サイト</span></h3>
<p>１回目に読んだ時は、さっぱりちんぷんかんぷん。<br />
２回目に鼠と小指のない女の子は繋がっている。ように思った。</p>
<p>３回目の今回は、そのつながりを注意深く読んだつもりだったけど、<br />
鼠と小指のない女の子は繋がりがない。ように思えた。</p>
<p>お手上げ状態だったので、解説サイトを読んだ。<br />
そうしてみると、色々と繋がっていることがわかった。</p>
<p>鼠が語った海で遭難する話や、指を10本数えた行動の意味。<br />
ラジオDJから主人公の僕に電話がかかってきた理由など。<br />
あくまで解説サイトの人が勝手に解析した内容だけど、<br />
自分もその解釈で辻褄が会っている気がした。</p>
<p>その解説の解釈通りだと、<br />
この小説は漠然と書かれているようにみえて、<br />
かなり計算された作品のように思えた。</p>
<p>ただ、そう思うのは、<br />
この作品はABCDの順に書いた作品をADBCみたいに順番を変えた作品らしいので、<br />
そのおかげでそういう風に映るのかもしれない。</p>
<p>その解釈の成否はともかく、<br />
ちゃんとした人が読めば、伏線の意味が理解されるんだな。と関心した。</p>
<p>鼠と小指のない女の子だけでなく、ラジオDJも昔の彼女も全て意味があったんだな。と、<br />
自分なりに理解できた。<br />
解説サイトのおかげで、自分なりに満足している。<br />
ネットに何でも載っている。本当に便利な時代だ。</p>
<h3><span id="toc12">鼠と小指のない女の子が繋がってないと思った理由</span></h3>
<p>小指のない女の子が主人公の連絡先をジェイのバーで背の高い人に聞いた。と書いてあって、<br />
自分はその背の高い人を「鼠」と書いたんだけど、<br />
今思えば「鼠は背が高い」などと書かれた描写もなかったし。<br />
「背の高い」人にたいして、主人公が「きっと鼠だろう」と補足したような描写もなかった。</p>
<p>僕は勝手にそう思ったから、鼠と小指のない女の子は、<br />
その連絡先を知る段階で初めて会った仲だから、<br />
小指のない女の子の中絶は鼠と関係ない。と思ったのであった。</p>
<h3><span id="toc13">おわりに</span></h3>
<p>「鼠三部作」の1作目が読み終わった。<br />
目標は「羊をめぐる冒険」を読み終わることなので、<br />
次は「1973年のピンボール」を読む。</p>
<p>また新たな発見に期待した。<br />
何度読んでも村上ワールドは好きだ。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>スプートニクの恋人 -感想- 20代に好んだ本を読み返してみた</title>
		<link>https://let-bygones-be-bygones.com/2021/06/23/sputnik-sweetheart/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[let.bygones]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 23 Jun 2021 13:54:20 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[読書]]></category>
		<category><![CDATA[村上春樹]]></category>
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					<description><![CDATA[どうも、村上春樹さんの作品が好きな隣の鈴木(@next_suzuki)です。 「スプートニクの恋人」（著者： 村上春樹さん） の感想。 ただの感想である。考察ではない！ 概要 本の概要など。 あらすじ 不思議ちゃんに恋し [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>どうも、村上春樹さんの作品が好きな隣の鈴木(<a rel="noopener" href="https://twitter.com/next_suzuki" target="_blank">@next_suzuki</a>)です。</p>
<p><strong class="subject">「スプートニクの恋人」（著者： 村上春樹さん）</strong> の感想。</p>
<p><span class="marker-yellow">ただの感想である。考察ではない！</span></p>
<p><div class="rakuten-item-box product-item-box no-icon pis-m rakutenkobo-ebooks-16078983 cf"><figure class="rakuten-item-thumb product-item-thumb"><a rel="nofollow noopener" href="https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/g00reb46.1luy6b15.g00reb46.1luy7582/?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Frakutenkobo-ebooks%2Fdfba655f0f8530d38a17ef6a9de7d1ad%2F&#038;m=http%3A%2F%2Fm.rakuten.co.jp%2Frakutenkobo-ebooks%2Fi%2F16078983%2F&#038;rafcid=wsc_i_is_94d3f8b0-75e6-4de5-b344-d61526d96b17" class="rakuten-item-thumb-link product-item-thumb-link" target="_blank" title="スプートニクの恋人 【電子書籍】[ 村上春樹 ]"><img decoding="async" src="https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/rakutenkobo-ebooks/cabinet/5019/2000004855019.jpg?_ex=128x128" alt="" width="128" height="128" class="rakuten-item-thumb-image product-item-thumb-image"></a></figure><div class="rakuten-item-content product-item-content cf"><div class="rakuten-item-title product-item-title"><a rel="nofollow noopener" href="https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/g00reb46.1luy6b15.g00reb46.1luy7582/?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Frakutenkobo-ebooks%2Fdfba655f0f8530d38a17ef6a9de7d1ad%2F&#038;m=http%3A%2F%2Fm.rakuten.co.jp%2Frakutenkobo-ebooks%2Fi%2F16078983%2F&#038;rafcid=wsc_i_is_94d3f8b0-75e6-4de5-b344-d61526d96b17" class="rakuten-item-title-link product-item-title-link" target="_blank" title="スプートニクの恋人 【電子書籍】[ 村上春樹 ]">スプートニクの恋人 【電子書籍】[ 村上春樹 ]</a></div><div class="rakuten-item-snippet product-item-snippet"><div class="rakuten-item-maker product-item-maker">楽天Kobo電子書籍ストア</div></div><div class="amazon-item-buttons product-item-buttons"><div class="shoplinkamazon"><a rel="nofollow noopener" href="https://www.amazon.co.jp/gp/search?keywords=%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%8B%E3%82%AF%E3%81%AE%E6%81%8B%E4%BA%BA+%EF%BC%88%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB%EF%BC%89+%E9%9B%BB%E5%AD%90%E6%9B%B8%E7%B1%8D%E7%89%88+%E6%9D%91%E4%B8%8A%E6%98%A5%E6%A8%B9&#038;tag=gazira-22" target="_blank">Amazon</a></div><div class="shoplinkrakuten"><a rel="nofollow noopener" href="https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/15c908ee.021b52ce.15c908ef.e2c3802f/?pc=https%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2F%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%8B%E3%82%AF%E3%81%AE%E6%81%8B%E4%BA%BA+%EF%BC%88%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB%EF%BC%89+%E9%9B%BB%E5%AD%90%E6%9B%B8%E7%B1%8D%E7%89%88+%E6%9D%91%E4%B8%8A%E6%98%A5%E6%A8%B9%2F&#038;m=https%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2F%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%8B%E3%82%AF%E3%81%AE%E6%81%8B%E4%BA%BA+%EF%BC%88%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB%EF%BC%89+%E9%9B%BB%E5%AD%90%E6%9B%B8%E7%B1%8D%E7%89%88+%E6%9D%91%E4%B8%8A%E6%98%A5%E6%A8%B9%2F" target="_blank">楽天</a></div><div class="shoplinkmercari"><a rel="nofollow noopener" href="https://jp.mercari.com/search?afid=2723444022&#038;keyword=%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%8B%E3%82%AF%E3%81%AE%E6%81%8B%E4%BA%BA+%EF%BC%88%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB%EF%BC%89+%E9%9B%BB%E5%AD%90%E6%9B%B8%E7%B1%8D%E7%89%88+%E6%9D%91%E4%B8%8A%E6%98%A5%E6%A8%B9" target="_blank">メルカリ</a></div></div></div></div></p>
<p></p>
<h2><span id="toc1">概要</span></h2>
<p>本の概要など。</p>
<h3><span id="toc2">あらすじ</span></h3>
<p>不思議ちゃんに恋して海外まで行くお話だよ。</p>
<h3><span id="toc3">読んだ理由</span></h3>
<p>村上春樹さんの作品の中で1,2位を争うくらい好きだった本。<br />
約12年前(2009年)に読んだとき、とてもこの本が好印象だった。</p>
<p>当時は20代前半だった。<br />
30歳を過ぎて、社会の闇に揉まれた今の僕は、<br />
この本を読んで、どう思うのだろう？！</p>
<p>そんな自分への問いかけの答えを求めるべく、<br />
13年ぶりにこの本を読んでみた。</p>
<h3><span id="toc4">完読までの時間</span></h3>
<p>7時間08分かかった。<br />
(Studyplusで計測した)</p>
<h2><span id="toc5">感想</span></h2>
<p>好き勝手に感想を書く。</p>
<h3><span id="toc6">読み終わって感じたこと</span></h3>
<p>つまらない。</p>
<p>昔は好きだったのに、今の僕には全然面白くなかった。<br />
ただの雰囲気作品にしか思えなかった。</p>
<h3><span id="toc7">主人公に共感できなかった</span></h3>
<p>約12年前の僕は20代前半で、この主人公より年下だった。<br />
昔に読んだときは、この主人公みたいに、年上のお姉さんと親密な仲になったり、<br />
仲が良い年下ができるかも!!<br />
みたいな妄想？憧れ？を抱けた。</p>
<p>しかし、30歳を過ぎた僕には、<br />
こんな妄想みたいな物語あるわけないだろ～。と、逆に冷めてしまった。</p>
<h3><span id="toc8">すみれがどの消えたのか</span></h3>
<p>昔は気にしなかったんだけど、<br />
どうも すみれ がどこに消えたのかサッパリわからなくて、<br />
読み終わってもモヤモヤした。</p>
<p>物語的には雰囲気で許されるんだけど、<br />
どうも今の僕の性分には納得できなかった。</p>
<p>パスポートもないのに、どうやって日本に戻ってきたんだよ!!笑</p>
<h3><span id="toc9">ギリシャの島</span></h3>
<p>読みながら映画『マンマ・ミーア！』のような島を思い浮かべていた。<br />
ビーチとか、山の上にある家とか、まさしくマンマ・ミーアの舞台と似てるイメージだった。<br />
調べたら、ギリシャの「スコペロス島」という場所が舞台らしいから、雰囲気としてはあながち間違ってないんじゃないかな？！笑</p>
<h3><span id="toc10">雰囲気</span></h3>
<p>数年ぶりに読んだけど、<br />
言い回しとかの雰囲気はやっぱし好きだった。</p>
<p>夜中に電話をかけてくるシーンとか、とても好きだった。<br />
あとはスプートニクに例える描写も良い。</p>
<h3><span id="toc11">おわりに</span></h3>
<p>主人公への共感は、小説を読む上ではかなり重要なんだな。と改めて思い知らされた。</p>
<p>振り返ってみれば、去年読んだ「重力ピエロ」は、<br />
主人公と年齢が近くなったおかげか、とても面白く感じたもんなあ。</p>
<p>息抜きに小説を読んでみたんだんけど、しばらくは小説以外を読んでみようと思う。<br />
どうも30歳を過ぎてから小説を読むのが、時間を無駄にしているような気になってしまう。<br />
もっと知識を深める、教養とか技術書を読むべきでは。と思い込んでいる。<br />
それが今の僕の心境。</p>
<p>本題とはズレたけど、とりあえず、<br />
僕も20代のときに、こんな不思議ちゃんと恋をしてみたかったなあ？！笑</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編 -感想- 思春期の少女の悩みが何度も描かれる</title>
		<link>https://let-bygones-be-bygones.com/2020/06/07/killing-commendatore-metaphor/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[let.bygones]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 06 Jun 2020 15:02:42 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[読書]]></category>
		<category><![CDATA[村上春樹]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://let-bygones-be-bygones.com/?p=2250</guid>

					<description><![CDATA[どうも、村上春樹が好きな隣の鈴木(@next_suzuki)です。 騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編 の感想。 概要 本の概要など あらすじ イデアが現れて、絵のモデルになった少女が消えちゃったよ。 読んだ理由 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>どうも、村上春樹が好きな隣の鈴木(<a rel="noopener" href="https://twitter.com/next_suzuki" target="_blank">@next_suzuki</a>)です。</p>
<p><strong class="subject">騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編</strong> の感想。</p>
<p><div class="rakuten-item-box product-item-box no-icon pis-m book-19482605 cf"><figure class="rakuten-item-thumb product-item-thumb"><a rel="nofollow noopener" href="https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/g00q0726.1luy638e.g00q0726.1luy7564/?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Fbook%2F15793428%2F&#038;m=http%3A%2F%2Fm.rakuten.co.jp%2Fbook%2Fi%2F19482605%2F&#038;rafcid=wsc_i_is_1055368321686147369" class="rakuten-item-thumb-link product-item-thumb-link" target="_blank" title="騎士団長殺し 第2部　遷ろうメタファー編（上） （新潮文庫） [ 村上 春樹 ]"><img decoding="async" src="https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/1739/9784101001739.jpg?_ex=128x128" alt="" width="128" height="128" class="rakuten-item-thumb-image product-item-thumb-image"></a></figure><div class="rakuten-item-content product-item-content cf"><div class="rakuten-item-title product-item-title"><a rel="nofollow noopener" href="https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/g00q0726.1luy638e.g00q0726.1luy7564/?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Fbook%2F15793428%2F&#038;m=http%3A%2F%2Fm.rakuten.co.jp%2Fbook%2Fi%2F19482605%2F&#038;rafcid=wsc_i_is_1055368321686147369" class="rakuten-item-title-link product-item-title-link" target="_blank" title="騎士団長殺し 第2部　遷ろうメタファー編（上） （新潮文庫） [ 村上 春樹 ]">騎士団長殺し 第2部　遷ろうメタファー編（上） （新潮文庫） [ 村上 春樹 ]</a></div><div class="rakuten-item-snippet product-item-snippet"><div class="rakuten-item-maker product-item-maker">楽天ブックス</div></div><div class="amazon-item-buttons product-item-buttons"><div class="shoplinkamazon"><a rel="nofollow noopener" href="https://www.amazon.co.jp/gp/search?keywords=%E9%A8%8E%E5%A3%AB%E5%9B%A3%E9%95%B7%E6%AE%BA%E3%81%97+%E7%AC%AC2%E9%83%A8+%E9%81%B7%E3%82%8D%E3%81%86%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E7%B7%A8%EF%BC%88%E4%B8%8A%EF%BC%89+%EF%BC%88%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB%EF%BC%89+%E6%9D%91%E4%B8%8A+%E6%98%A5%E6%A8%B9&#038;tag=gazira-22" target="_blank">Amazon</a></div><div class="shoplinkrakuten"><a rel="nofollow noopener" href="https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/15c908ee.021b52ce.15c908ef.e2c3802f/?pc=https%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2F%E9%A8%8E%E5%A3%AB%E5%9B%A3%E9%95%B7%E6%AE%BA%E3%81%97+%E7%AC%AC2%E9%83%A8+%E9%81%B7%E3%82%8D%E3%81%86%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E7%B7%A8%EF%BC%88%E4%B8%8A%EF%BC%89+%EF%BC%88%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB%EF%BC%89+%E6%9D%91%E4%B8%8A+%E6%98%A5%E6%A8%B9%2F&#038;m=https%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2F%E9%A8%8E%E5%A3%AB%E5%9B%A3%E9%95%B7%E6%AE%BA%E3%81%97+%E7%AC%AC2%E9%83%A8+%E9%81%B7%E3%82%8D%E3%81%86%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E7%B7%A8%EF%BC%88%E4%B8%8A%EF%BC%89+%EF%BC%88%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB%EF%BC%89+%E6%9D%91%E4%B8%8A+%E6%98%A5%E6%A8%B9%2F" target="_blank">楽天</a></div><div class="shoplinkmercari"><a rel="nofollow noopener" href="https://jp.mercari.com/search?afid=2723444022&#038;keyword=%E9%A8%8E%E5%A3%AB%E5%9B%A3%E9%95%B7%E6%AE%BA%E3%81%97+%E7%AC%AC2%E9%83%A8+%E9%81%B7%E3%82%8D%E3%81%86%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E7%B7%A8%EF%BC%88%E4%B8%8A%EF%BC%89+%EF%BC%88%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB%EF%BC%89+%E6%9D%91%E4%B8%8A+%E6%98%A5%E6%A8%B9" target="_blank">メルカリ</a></div></div></div></div><br />
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<h2><span id="toc1">概要</span></h2>
<p>本の概要など</p>
<h3><span id="toc2">あらすじ</span></h3>
<p>イデアが現れて、絵のモデルになった少女が消えちゃったよ。</p>
<h3><span id="toc3">読んだ理由</span></h3>
<p>第１部が面白かった。<br />
テンポよく第２部を読み進められた。</p>
<p class="link-a"><a href="https://let-bygones-be-bygones.com/2020/05/25/killing-commendatore-idea/" target="_blank">前編: 騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編 -感想-</a></p>
<h3><span id="toc4">読んだ時間</span></h3>
<p>11時間27分かかった。<br />
(Studyplusで計測した)</p>
<h2><span id="toc5">感想</span></h2>
<p>好き勝手に感想を書く。</p>
<h3><span id="toc6">読み終わって感じたこと</span></h3>
<p>第２部のイメージは、<br />
思春期の女の子が胸の成長について悩む話だったな。</p>
<p>何度も胸の成長について描かれていたが、<br />
思春期の女性とは、そんなふうに思い悩むものなんだろうか。<br />
男の僕にはわからない描写だった。</p>
<h3><span id="toc7">物語が動き出す</span></h3>
<p>第1部は役者がそろった感じで終わった。</p>
<p>第2部はすぐに事件が起こった。<br />
秋川まりえが行方不明になった。</p>
<p>そこから物語は、<br />
急速に村上春樹作品らしい展開になった。</p>
<h3><span id="toc8">村上春樹作品らしさ</span></h3>
<p>秋川まりえを助けるために主人公がいろいろやる。</p>
<ul>
<li>騎士団長を包丁で刺し殺す</li>
<li>地下を歩き続ける</li>
<li>石室に閉じ込められる</li>
</ul>
<p>10年以上前に読んだ「うずまきどりクロニクル」や、「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」を思い出せるような内容だった。<br />
読んだのが随分昔なので具体的には思い出せないけど、似たような設定な気がした。</p>
<p>こういうのが村上春樹ワールドの醍醐味なんだろうな。</p>
<p>また「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」を読みたくなった。</p>
<h3><span id="toc9">繋がり</span></h3>
<p>主人公が色々とやって、秋川まりえが家に帰ってきた。</p>
<p>物語の終盤は、秋川まりえに何が起こったのか描かれていた。<br />
しかし、主人公の行動とあまり繋がりがあるようには思えなかった。<br />
もうちょっと「騎士団長」以外の接点が欲しかった。</p>
<p>少し物足りなかった。</p>
<p>ぶっちゃけ、少女が上手に４日間逃げ隠れた。<br />
ようにしか思えない出来事だった。<br />
主人公の行動が秋川まりえの救出に関係しているとは思えなかった。</p>
<p>ペンギンの人形とか、もう少しキーになっても良かったよな。</p>
<h3><span id="toc10">秋川まりえの父親</span></h3>
<p>第1部で宗教に関わっている。と描かれていた。<br />
ぶっちゃけ僕は、第2部で「宗教」が絡んでくる。と思っていた。</p>
<p>1Q84もそうだったし、村上春樹さんはオウムについて語った「アンダーグラウンド」も書いていた。<br />
だから、今回もそうなのかな？と思った。</p>
<p>しかし、何もなかった。<br />
登場人物の中で唯一、活かされたなかった登場人物だった。<br />
唯一、活かされなかったせいか、有効活用されなかったことが逆に目立った。</p>
<p>もうちょっと何か物語に絡めて欲しかったな。</p>
<h3><span id="toc11">妻の妊娠</span></h3>
<p>妻の妊娠について、<br />
かなり不思議な設定。</p>
<p>僕は村上春樹さんらしい内容だなー。と思った。</p>
<p>しかし、読み終わってから、ふと冷静に考えてみた。<br />
もし、村上春樹さんの本をはじめて読む人だったら、どう考えるだろう？！</p>
<p>はあ？なんだその設定？！ありえないだろう…？！</p>
<p>とか思って、本を投げ出したくなるかもしれない。<br />
僕はだいぶ村上春樹さんの世界に侵されているのだと思う笑</p>
<h3><span id="toc12">終わり方</span></h3>
<p>村上春樹さんの作品にしては、かなりスッキリした終わり方だった気がする。</p>
<p>主人公、免色、秋川まりえ、雨田具彦などの<span class="marker-yellow">その後</span>がしっかりと描かれていた。<br />
僕の記憶では、村上春樹さんの作品でそういうのが描かれるのは少なかったようなイメージだ。<br />
(本を読んだのがかなり前なので違ったら申し訳ない)</p>
<h3><span id="toc13">村上春樹作品が海外で愛される理由</span></h3>
<p>10年前は深く考えてなかったけど、<br />
どうして村上春樹作品が海外でも人気なのか少し理解できた。</p>
<p>それは作中の描写で、<br />
世界的に知名度が高い車や音楽を使っているからだ。</p>
<p>もし主人公が演歌やJ-POPなど聴いていたら、<br />
こんなに世界の人が読むことはなかっただろう。</p>
<p>ジャズ喫茶店の経験を活かした、音楽の知識が、<br />
世界の人々の脳内に名曲を想像させる描写に一役買っているのだろう。</p>
<h3><span id="toc14">おわりに</span></h3>
<p>第１部の終わりから、今後どうなるんだろう？！という期待が強かったせいか、<br />
第２部を読み終わると、<span class="marker-red">少し物足りなかった</span>って気持ちが強い。</p>
<p>村上春樹ワールドぽいんだけど、いろいろと主人公が冒険したのだから、もうちょっと秋川まりえに何か影響があっても良かったよな。</p>
<p>文学的には色々と意味が隠されているのかもしれないけど、僕にはそれが読み取れなかった。<br />
しかし、久しぶりに読んだ村上春樹さんの作品は懐かしく、とてもワクワクさせられた。<br />
また村上春樹さんの作品を読み返してみようと思う。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編 -感想- 騎士団長は妖精さん…？</title>
		<link>https://let-bygones-be-bygones.com/2020/05/25/killing-commendatore-idea/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[let.bygones]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 25 May 2020 12:58:35 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[読書]]></category>
		<category><![CDATA[村上春樹]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://let-bygones-be-bygones.com/?p=2245</guid>

					<description><![CDATA[どうも、村上春樹が好きな隣の鈴木(@next_suzuki)です。 騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編 の感想。 概要 本の概要など あらすじ 妻と離婚して小田原の山奥でひっそり暮らすよ。 読んだ理由 村上春樹さんの [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>どうも、村上春樹が好きな隣の鈴木(<a rel="noopener" href="https://twitter.com/next_suzuki" target="_blank">@next_suzuki</a>)です。</p>
<p><strong class="subject">騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編</strong> の感想。</p>
<p><div class="rakuten-item-box product-item-box no-icon pis-m book-19463028 cf"><figure class="rakuten-item-thumb product-item-thumb"><a rel="nofollow noopener" href="https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/g00q0726.1luy638e.g00q0726.1luy7564/?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Fbook%2F15780584%2F&#038;m=http%3A%2F%2Fm.rakuten.co.jp%2Fbook%2Fi%2F19463028%2F&#038;rafcid=wsc_i_is_1055368321686147369" class="rakuten-item-thumb-link product-item-thumb-link" target="_blank" title="騎士団長殺し 第1部　顕れるイデア編（上） （新潮文庫） [ 村上 春樹 ]"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/1715/9784101001715_1_5.jpg?_ex=128x128" alt="" width="128" height="128" class="rakuten-item-thumb-image product-item-thumb-image"></a></figure><div class="rakuten-item-content product-item-content cf"><div class="rakuten-item-title product-item-title"><a rel="nofollow noopener" href="https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/g00q0726.1luy638e.g00q0726.1luy7564/?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Fbook%2F15780584%2F&#038;m=http%3A%2F%2Fm.rakuten.co.jp%2Fbook%2Fi%2F19463028%2F&#038;rafcid=wsc_i_is_1055368321686147369" class="rakuten-item-title-link product-item-title-link" target="_blank" title="騎士団長殺し 第1部　顕れるイデア編（上） （新潮文庫） [ 村上 春樹 ]">騎士団長殺し 第1部　顕れるイデア編（上） （新潮文庫） [ 村上 春樹 ]</a></div><div class="rakuten-item-snippet product-item-snippet"><div class="rakuten-item-maker product-item-maker">楽天ブックス</div></div><div class="amazon-item-buttons product-item-buttons"><div class="shoplinkamazon"><a rel="nofollow noopener" href="https://www.amazon.co.jp/gp/search?keywords=%E9%A8%8E%E5%A3%AB%E5%9B%A3%E9%95%B7%E6%AE%BA%E3%81%97+%E7%AC%AC1%E9%83%A8+%E9%A1%95%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%A2%E7%B7%A8%EF%BC%88%E4%B8%8A%EF%BC%89+%EF%BC%88%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB%EF%BC%89+%E6%9D%91%E4%B8%8A+%E6%98%A5%E6%A8%B9&#038;tag=gazira-22" target="_blank">Amazon</a></div><div class="shoplinkrakuten"><a rel="nofollow noopener" href="https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/15c908ee.021b52ce.15c908ef.e2c3802f/?pc=https%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2F%E9%A8%8E%E5%A3%AB%E5%9B%A3%E9%95%B7%E6%AE%BA%E3%81%97+%E7%AC%AC1%E9%83%A8+%E9%A1%95%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%A2%E7%B7%A8%EF%BC%88%E4%B8%8A%EF%BC%89+%EF%BC%88%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB%EF%BC%89+%E6%9D%91%E4%B8%8A+%E6%98%A5%E6%A8%B9%2F&#038;m=https%3A%2F%2Fsearch.rakuten.co.jp%2Fsearch%2Fmall%2F%E9%A8%8E%E5%A3%AB%E5%9B%A3%E9%95%B7%E6%AE%BA%E3%81%97+%E7%AC%AC1%E9%83%A8+%E9%A1%95%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%A2%E7%B7%A8%EF%BC%88%E4%B8%8A%EF%BC%89+%EF%BC%88%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB%EF%BC%89+%E6%9D%91%E4%B8%8A+%E6%98%A5%E6%A8%B9%2F" target="_blank">楽天</a></div><div class="shoplinkmercari"><a rel="nofollow noopener" href="https://jp.mercari.com/search?afid=2723444022&#038;keyword=%E9%A8%8E%E5%A3%AB%E5%9B%A3%E9%95%B7%E6%AE%BA%E3%81%97+%E7%AC%AC1%E9%83%A8+%E9%A1%95%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%A2%E7%B7%A8%EF%BC%88%E4%B8%8A%EF%BC%89+%EF%BC%88%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB%EF%BC%89+%E6%9D%91%E4%B8%8A+%E6%98%A5%E6%A8%B9" target="_blank">メルカリ</a></div></div></div></div><br />
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<h2><span id="toc1">概要</span></h2>
<p>本の概要など</p>
<h3><span id="toc2">あらすじ</span></h3>
<p>妻と離婚して小田原の山奥でひっそり暮らすよ。</p>
<h3><span id="toc3">読んだ理由</span></h3>
<p>村上春樹さんの本が好き。<br />
長編はだいたい読んでいる。</p>
<p>発売当時に買った(楽天の履歴をみたら2017年3月に購入していた)。<br />
100ページほど読んで２年ほど放置していた…苦笑<br />
久しぶりに読み始めたらテンポよく読めてしまった。</p>
<h2><span id="toc4">感想</span></h2>
<p>好き勝手に感想を書く。</p>
<h3><span id="toc5">タイトル</span></h3>
<p>タイトル「騎士団長殺し」がカッコいい。</p>
<p>てっきりどっかの城みたいな場所に潜り込んで、<br />
また得体のわからないものを叩き殺したりするのかな？</p>
<p>とか予想したけど、<br />
「騎士団長(イデア)」の存在が妖精みたいな表現で笑った。<br />
なにそのホッコリキャラ！？<br />
村上ワールドらしい変なキャラである。</p>
<p>「騎士団長殺し」の絵も、<br />
現れたイデアも、前巻はまだまだ謎に満ちている。<br />
後半の真実に期待したい。</p>
<h3><span id="toc6">役者はそろった</span></h3>
<p>前半でやっと物語が始まった感じ。</p>
<p>金持ちの白髪のおじさん、中学生の女の子、変な存在のイデア。<br />
やっと村上ワールドらしい役者が出揃った感じだった!!!<br />
村上春樹さんの作品でこんなに後編にワクワクしたのは初めてかも…？</p>
<h3><span id="toc7">小田原</span></h3>
<p>今回の舞台は小田原。<br />
神奈川県に住んでいるので、小田原は何度も行ったことある。<br />
だから、場所をイメージしながら読めるので読みやすかった。</p>
<h3><span id="toc8">生入定</span></h3>
<p>日本でこんなことがあったことに驚き…。<br />
いくら仏になるためとはいえ、恐ろしすぎる。<br />
石室の描写も相まって、想像しながら読んでいると身体がゾワゾワした。<br />
これ作り話しなの…？と思って、検索したら普通にヒットした。</p>
<p>ちゃんとミイラも存在するらしい。<br />
今度、観に行こうかなー。</p>
<h3><span id="toc9">風穴</span></h3>
<p>富士山にそんな穴があることも知らなかった。</p>
<p>江の島の洞窟は行ったことあるけど、涼しくて面白かった。</p>
<p>腰痛持ちにはキツそうだけど、今度、この場所も行ってみたい。</p>
<h3><span id="toc10">3年ぶりに読み終わって感じたこと</span></h3>
<p>村上春樹さんの作品は、主に10年以上前の20代前半に読んでいた。<br />
そのときに比べると読みやすかった。</p>
<p>それは僕の年齢が近いせいかもしれないし、社会に揉まれたおかげで社会の常識（車の種類とか）を知ったせいかもしれない。<br />
そうじゃないかもしれないけどね。</p>
<h3><span id="toc11">おわりに</span></h3>
<p>相変わらず否定的な文章がない柔らかい文章なので、堅苦しい気持ちにならなくて良い。<br />
心が揺らがない。荒れる波というより凪みたいな気持ちになる。</p>
<p>何はともあれ後半が気になる。<br />
後半も500ページあるので勢いが止まらないうちにさっさと読み終えようと思う。</p>
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			</item>
	</channel>
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