ちはやふる 9巻 -感想- まつげ3本の人間が存在した

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どうも、オッサンなのに少女漫画を読む隣の鈴木(@next_suzuki)です。

ちはやふる 9巻 の感想。

ただの感想である。考察ではない!超ネタバレ込み!!

概要

物語の概要など。

あらすじ

千早ちゃんは元クイーンに挑む!!

読んだ理由

「ちはやふる」を初めて知ったのは2012年に放送されたアニメだった。
少女漫画とは思えないスポ根青春マンガに心を動かされて、漫画も読み始めた。
そこから10年以上の時が立ち、2022年2月に48巻が発売された。
残すは1冊。2022年には完結されるぽい…?!
完結を記念して、最後の1冊を存分に楽しむために1巻から読み直すことにした。

※49巻で完結かと想いきや、2022年4月に完結は50巻と発表されました(苦笑)

この記事の注意点

この記事の感想は48巻までも含めて書いています。
よって、48巻の物語までを含めたネタバレを書いたりします。
もし、1巻から順番にネタバレなしで読みたい人がいたら、この記事はオススメしません。
ネタバレが嫌いな人はこの記事から離脱をしてください。

感想

好き勝手に感想を書く。

千早ちゃんは20枚

名人の「一字決まりが28枚ある」と言う発言から、
机くんが千早ちゃんは「一字決まりが20枚ある」と気づく。
名人も才能だが、千早ちゃんも才能派だね!!

駒野データベース恐るべし!!
かなりの戦歴をノートにメモっていて凄い。
僕もカードゲームの戦果をメモるけど、ちょいちょい面倒くさくて忘れてしまう。
継続してメモすることは努力の積み重ねに等しいと思う。
机くんの積み重ねが千早ちゃんをクイーンへと導くのである…。

専任読手

新たな夢を語るカナちゃん。

しかし、突きつけられたのは恐ろしい現実。
A級も辛いけど、5年は長いね。
高校生とって5年はとても長い期間に思えるなあ。

速く取るだけ

「天才」にとらわれて焦る太一。
新の言葉が太一の気持ちを変える。

太一は自分自身で「天才」という壁を作り出していた。

たしかに才能も大事だが、
才能に勝る工夫を行えば勝てるのだ。

まあ、本当に勝ち進むやつは、才能&工夫するんだけどさw

菫ちゃん

9巻で恋愛バカが登場だったとは。

菫ちゃんを「下品です!」と先輩らしく注意するカナちゃんに対して、
「かるたは恋の歌ばっかり」と威勢よく論破して反抗する姿はたくましい。

ある意味では純粋なキャラだよね。

振り返ってみれば、ちはやふる作中で、
一番年齢相応な高校生らしいキャラは菫ちゃんな気がする。

太一を落とすために、弱々しい女性を演じるも、
矛盾的な発言をしてしまうウッカリさん。
でも、その矛盾に自分で気づく点がしっかりものでもある。

同性(千早ちゃん、カナちゃん)の男性視点キャラ分析とかも、マジで笑える。
ロリ巨乳。
天然バカ美人。
とか、まさにピンポイント!!

筑波くん

後半も印象は変わらないけど、
登場時からキモい。
舌を出す絵が本当にキモい。

しかも、無礼だし。
北海道人の印象が悪くなるようなキャラ設定だよねw

てか、完全にヒョロくんとキャラが被っている気がするw
菫ちゃんは後半で輝くシーンがあったけど、筑波くんは最期までパッとしないんだよなあ…苦笑

強欲なエース

意見が別れる2年生部員たち。

そんな部員たちに対してエースの千早ちゃんは、
自分の夢?!野望?!を語る。

最初は太一のことを思っているのかー!とキュンとさせておいて、
みごとにオチをつけましたねw
作者さんの物語の練り方に感服ですw

ちょっとイチャモン?を書くと、
太一にA級になってほしい発言のときの千早ちゃんの表情が、
ちょっとプックリしすぎているような気がして気になった。

イケメン太一

モテますよね!と太一を褒める菫ちゃんへの回答。

男が女に選ばれてどうすんだって思う おれは 選んで がんばるんだ

引用:ちはやふる 9巻 第51首

いやーーーーー、イケメンすぎでしょ。
初めて読んだときも思ったけど、この発言はイケメンすぎる!!
僕は男ですが、同性の立場からみてもカッコよすぎます!

はじめてこの巻を読んだときの僕は、
フラれまくっていたので、この太一の言葉に勇気をもらって、めげずに頑張りました!!
もう僕は結婚したので関係ないわけですが、いやあー、懐かしいな。と過去を振り返ってしまった。

モテすぎても天狗、有頂天にならず、
自分が欲しい者を追求する姿は痺れますねー!w

この太一の発言は、
菫ちゃんへの回答と同時に、
自分の千早ちゃんに対する覚悟なんでしょうね…。

わからないのが良い

菫ちゃんがかるたの何が良いのか原田先生に質問します。

「わからない。」と答える原田先生。

僕もカードゲームとか他の趣味を続けているけど、
やっぱし「わからない」から楽しい気がします。

どれだけ続けても、「うわー、こんなことあるかよ。」って、
波乱万丈?大どんでん返しが?
もし僕がこれを続けていたら、次はどんなハプニングが起こるんだろう?!
ってワクワクして続けちゃうんだよな。
そうしてたら、気づかぬうちに時が数年経ってました。

この「わからない」発言は、そういうもんな気がしました。

千早ちゃんをサポートする太一

最近、読み返して本当に実感するけど、
太一は千早ちゃんをサポートする気が本当に強い。

新入部員が入っても、千早ちゃんをクイーンにすることをファーストに思っているね。

あと部員が辞めて落ち込む千早ちゃんをみて、
「かるた部に入部しない=かるたを拒否している=かるたが好きじゃない=千早ちゃんを否定している=自分の好きな千早ちゃんを否定されている」
みたいな感覚になっていますね。

もはや太一は千早ちゃんの好きなものを受け入れない世を恨んでいるようにすら見えましたw

葛藤のカナちゃん

美しさを求める菫ちゃんを指摘したいが、
自分の過去の発言を思い出して葛藤するカナちゃんが面白い。

それでもカナちゃんが菫ちゃんを説得しますね。
この言葉も結構好きです。

自分の言葉で届ける。
のちに描かれて僕の中では結構好きなシーンです。
これが現実になるとは、このときは思いもしなかったね。

おまけ

まつげ3本ネタは、僕の中では「ちはやふる」の中で3本指にはいるくらいインパクトが強いネタ要素ですw
かなちゃん=まつげ3本のイメージがとても強いですよね。
おまけのゲジゲジまゆげは爆笑です。

てか、肉まんくんのお姉さんのタックルが恐ろしすぎる。
今考えれば、ひょろくんじゃなくて筑波くんでもよさそうだよね?!

おわりに

太一がカッコよすぎる!!
新入部員は強烈!そんな巻だった。
後輩が増えて、高校2年生になって、
1年目の土台のおかげでだいぶ物語の選択肢が増えた印象だね。

さあ、50巻完結に向けて、このまま読み進めるぞ!!

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