ちはやふる 34巻 -感想- ツインテールの千早ちゃん

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どうも、オッサンなのに少女漫画を読む隣の鈴木(@next_suzuki)です。

ちはやふる 34巻 の感想。

ただの感想である。考察ではない!超ネタバレ込み!!

概要

物語の概要など。

あらすじ

高校3年生の秋だよ。
千早ちゃんが強くなるために行動するよ。

読んだ理由

「ちはやふる」を初めて知ったのは2012年に放送されたアニメだった。
少女漫画とは思えないスポ根青春マンガに心を動かされて、漫画も読み始めた。
そこから10年以上の時が立ち、2022年2月に48巻が発売された。
残すは1冊。2022年には完結されるぽい…?!
完結を記念して、最後の1冊を存分に楽しむために1巻から読み直すことにした。

※49巻で完結かと想いきや、完結は2022年12月13日発売予定の50巻となっております。

この記事の注意点

この記事の感想は49巻までも含めて書いています。
よって、49巻の物語までを含めたネタバレを書いたりします。
もし、1巻から順番にネタバレなしで読みたい人がいたら、この記事はオススメしません。
ネタバレが嫌いな人はこの記事から離脱をしてください。

感想

好き勝手に感想を書く。

クイーンを目指す千早ちゃん

冒頭でお母さんに、かるたより受験でしょ!と指摘される千早ちゃん。

悩んで太一に相談する千早ちゃん。
太一がお母さんに言ってくれた一言のおかげで、
お母さんも冷静になって千早ちゃんの気持ちを聞いてくれた。

お母さんとの約束を守るために、
有言実行をする。

専任の音データをもらいに行ったり、
他所の須藤さんと対戦したりと、かなり行動的である。

そんなカルタで一番を目指す自分と、
受験に必死な周りとの差に押しつぶされながら、
強さを目指すのが、なんとも3年生の秋を感じさせるね。

太一

全国大会で和解?したのか、普通にギクシャクなく登場するようになった太一。

耳栓を持っていたり、周防名人と同行して行動を真似たりしている。
もともと、名人を目指すキャラではなかった太一。

どーも、この段階だと立ち位置が不透明だよね。

カラオケ大会に参加していて笑ってしまった。
千早ちゃんのお悩み相談に何と答えるんだ?!と思ったら、
千早ちゃんの腕時計をみて流すし。
なんか、この腕時計を見る動作が周防名人に似てるなー。と思ってしまった。

千早ちゃんをはぐらかすためなのに、
さり気なく自分もテレビに出てましたよ!アピールなのか、
どっちなのかイマイチわからなかったww

しかし、綾瀬家で姉と母に公認な太一で笑ってしまった。
お皿もサラっと洗うのはスマートさだね。
千早ちゃんのクイーン戦が「いまかも」と言うアピールは、
頭脳派な太一が言ったからこそ、お母さんも聞き入れてくれたのかもね?!

髪型

肉まんくんがカナちゃんの髪型を褒めていたけど、
机くんはもう付き合ってるから見慣れてるんじゃないwww?!

女性の髪について、結いてる長さと結いてない長さの違いがよくわかっていないので、
カナちゃんの髪がこんなに短いこと。に驚きだった。

カナちゃんの髪型もそうだったけど、
千早ちゃんが北央に行ったときに、
ツインテールにしていることに驚きだった。
作中でツインテールなのは、この巻だけじゃないか?!w
かなりレアな気がした。

肉まんくんへの言葉

カナちゃんが肉まんくんへ言葉をかける。

ウソと言ってくれてありがとう。という、
なんとも大人な言葉だろう。

肉まんくんのカナちゃんへの気持ちが少しだけ報われたね…?
振られちゃったけど、好きな子が嬉しいなら、嬉しいんだろうね。たぶん。

泣く机くん

カラオケ大会後に、肉まんくんに声をかけられて泣く机くん。

肉まんくんが若干、引いてて笑ってしまったww

一番、部活に熱意がなさそうな感じで入部したキャラが、
一番部活に対して熱くなってたね!!

青春マンガぽさが溢れ出していた。

取り損

今更だけど登場した言葉。
言われてみると、お手つきしながら札を取ることあるよなあ。

こういうときって、どうなるの?!
自陣の札を触って、相手の人をとったら、送り札はなくなると思うけど、
自陣の札を触って、自陣をとったら、どうなるの?!

須藤さん

33巻では千早ちゃんの相棒だね。

周防さんに勝ちたい気持ちがあることに驚き。
最新巻だと、そんな感じがまったくしないんだけどねw

後輩の美馬君の反応が面白すぎるw

周防さんに試合を止められて、
周防さんに一杯食わさせてやろう!みたいな感じで、
データを渡そうとしたりするのが良いね。

それに対して千早ちゃん「卑怯は駄目」みたいなセリフも良いね。
千早ちゃんも須藤さんの扱いが最初に比べると慣れてきてるよねww
最初は太一がフォローしてたもんなあーw

たしかに卑怯なのは違う。

北央学園に連れて行ったり、
読手の講習会に連れて行ったり、
強くなろうとする千早ちゃんのために、何でも経験させようとする姿は凄い。

千早ちゃんが、
かるたをやる理由を聞いて、はぐらかしたと思ったら、
かるた協会の会長を目指している。という須藤くん。
そのために名人になる?!

もう、目指しているビジョンが違いすぎるwww
選手という個人ではなく、協会という団体のリーダーを目指すとか、すごい志である。

ちょっとスケールの大きさに感動してしまった。

周防名人

てっきりNHKのこと言っているのかと思ったら、言ってなくて驚き。
でも、確認はとっていて笑ったw

千早ちゃんへのキツイ言葉。

昔に言ったかるた好きを捻じ曲げる言葉は、ちょっと酷いよな。と思ったけど、
今回の言葉は正論だと思う。

たしかにこういうお願いすれば「叶う」と思っている人は世の中にいる。
ちょっと僕もリアルで使ってみたいな。と思った言葉だったw
使ったらスカっとするけど、嫌われるんだろうなー。

須藤くんの試合を止めたりして冷たい感じだった名人。

だけど、後半には、電車でばったりと現れて、
千早ちゃんに「ちはやふる」について語ったり、
なんだかんだ言って千早ちゃんのお願いを聞いて、
京都に住む詩暢ちゃんに会いに行ったりしてくれて、
今巻はかなり良いキャラである。

伊勢先生に対する嫌味も良かったね。
詩暢ちゃんが言うことを聞いて安心しているような感じに、
サラっと一言を言い返すのは読んでいてスカっとしたね。

千早ちゃんへの電話に出るタイプで良かった。も、
なんかホッコリして笑ってしまったwww

詩暢ちゃん

祖母のアドバイスを受けて、テレビ出演する詩暢ちゃん。

しかし、嘘をつく事に抵抗を覚える。
またまた不器用さが出てきたね。
でも、頑張って、その場はこなしている。

自分を見失えば見失うほど、
孤独になっていく詩暢ちゃん。

伊勢先生の会に行くも、
団体の雰囲気に嫌気がさす詩暢ちゃん。

妙に乳汗をふくシーンが強調されたと思ったのには、僕の気の所為だろうか?!w
男性の僕だから、そういう目線で見ちゃってるだけかな?!w
まあ、そういう汗も女性ならではなの悩みなんだろうな。そういうところを表現したかったんだろうな。
大切なのはリアリティ!!

かるたに勝ち、かるたで行きたいと願うも、
どんどん孤独になっていき詩暢ちゃん。
それが強さの条件だ。と信じる詩暢ちゃん。

だけど、最近、新などに負けて、それに迷いを感じている詩暢ちゃん。

いったいどうなるんだろ?!とおもったら、
周防名人に電話をかけていて笑った。
詩暢ちゃんの頼れる人は周防名人だったことに驚き。

まあ、言われてみれば、
伊勢先生の言う通り、お互いに頂上に登っている人だからね。

伊勢先生に、
名人と新に勝っていない。と論破されたから、
腹いせなのか、名人を伊勢先生の会に連れて行って、名人と戦おうとする詩暢ちゃん。
うーん、完全に瞑想している。ここらへんは思春期な18歳ですね。

しかも、小さい子が戦いたい。と言ったら、
名人は本当にお役御免になっちゃったし。本当に名人はお疲れさま状態だったよね。

小さい子に会って、自分を取り戻した詩暢ちゃん。
このシーンはちょっと良いね。
瞑想していた詩暢ちゃんにちょっと光が指した気がした。

おまけ

前半は部の話だったけど、後半からまったくなくなった瑞沢高校かるた部。
そんなかるた部がおまけで登場。

ガープの野球ネタかと思ったら、
いつの間にか野球拳に繋がっていて笑った。

かなちゃんと先生が切れてて笑い。
北央が現れたけど、一体どうなるんだ?!www
まったく思い出せない。

おわりに

夏の高校選手権が終わって、
つまらない巻だろうな。と思っていたら、
いろいろなシーンが描かれていて面白かった。

久しぶりに「ちはやふる」で結構笑ったり、感動したりした気がする。

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