どうも、メインPCは自作な隣の鈴木(@next_suzuki)です。
自作PC の感想レポ。
概要
自作PCを組み立てた理由などを書く。
はじめに
約10年ぶりに自作PCを組み立てた。
久しぶりなので作った感想を書き残す。
過去の自作PC経験
今回で自作PCを組み立てるのは5回目である。
PCパーツについての知識は乏しいほうである。
日頃から常にパーツ情報を収集しているわけではない。
自分が必要になったときに、パーツの情報を集めて購入するだけである。
今回は約8年ぶりくらいにPCを組み立てたので、だいぶ知識のアップデートが必要だった。
前回から時期が空きすぎたので、今回は知識をアップデートする量が多くて苦労した。23-21–自作PC -感想レポ- 10年ぶりにメインPCを組み直した
作り変えた理由
パソコンの動きが遅くなり、ストレスを感じることが増えた。
今まで使っていたPCは2013年に組み立てたPCだった。
動画配信とかFPSなどのゲームは行わないので、私の使用用途では十分だった。
少しのメンテナンスは行っていた。
3~4年に一度SSDが壊れるので、2回ほど買い替えた。
画像の表示が遅すぎるのでグラフィックボードを買い替えた。
私がパソコンを触り始めた約20年前は、
パソコンは2~3年で買い替えるのが普通?だった。
それが現代では10年も使えたことに驚きである。
使用して5年が過ぎた頃から、そろそろ作り替えたい…。とは思っていた。
それでも特に目立った故障はなかったし、不満はないから、だましだましで使ってきた。
それでも約8年が経って、動きが遅くなってきたように感じた。
「遅いな!」とイライラすることが増えた。
動作以外にも、色々と限界を感じる点が増えてきた。
それでも半導体不足や、円安によってPCパーツの価格が安くないので、待つことにした。
しかし、1,2年経っても改善する兆しが見えなかった。
だから、ついに思い切ってPCを作り替える決心をした。
僕の使用用途
FPSなどのゲームは行わない。
よって、あまり高負荷な作業はない。と思っている。
- ブログ
- 仕事(IT)の勉強
- 日常生活
ブログ
エディタで記事の記述。
Affinity Photo2で画像編集。
仕事
仮想環境の構築。
プログラミングの記述、コンパイル。
日常生活
youtubeで動画を閲覧。
ネットサーフィン。
家計簿ソフトで記入。
Word・Excleの編集。
現行PCの不満
下記の不満にストレスを感じたので、今回の組み換えで改善することにした。
- SSDが古い形式(SATA)
- Wi-FiとBluetoothが無い
- Widonws11へアップデート不可能
- 画像の表示が遅い
現行PCのスペック
テーブルで作成
SSDが古い形式(SATA)
10年前に組み立てたので、SSDの種類がSATA形式だった。
2023年現在の主流の形式はM.2である。
M.2のほうが高速になっている。
だいたい3~4年でSSDは故障した。
SATA形式はM.2より遅いので、次に買うSSDの形式はM.2にしたい!と思っていた。
Wi-FiとBluetoothが無い
マザーボードにWi-FiとBluetoothの機能が無かった。
10年前は現在に比べるとWifiの回線は貧弱だった。
Bluetoothも主流というよりは、みんなが使い始めて1~3年くらいだったと思う。
最初に住んでいた家は有線だったのだが、途中から無線LANのみになってしまった。
しょうがないのでPCIスロットを使用して、無線LANとBluetoothを使用可能にした。
アンテナの線が邪魔だし。何度もケーブルを取り付けたせいなのか、ケーブルがキレてきてしまった。
いつ断線してもおかしくない状態だった。
断線する前に、Wi-FiとBluetoothが有りのマザーボードに買い替えよう!と思っていた。
Widonws11へアップデート不可能
PCの構成が、アップデートの条件を満たしていないため、Windows11へアップデートできなかった…。
CPUがIntel性だとIntel製では2017年後半以降しか対応していないらしく、現在の「Intel Xeon E3-1225 v3」は2013年に発売されたので未対応だった…。
今使っているWindows10のサポート終了は2025年10月らしいので、それまでに作り替えたいと思っていた。
画像の表示が遅い
去年から画像の編集が遅かった。
去年、グラフィックボードを「GeForce GTX 1650 D6 AERO ITX J OC」に買い替えた。
それでもまだ遅かった…。
フォルダで画像を表示すると、1~2秒に1ファイルの画像が表示された。
とてもイライラしたので替える決心がついた。
予算
前回が約12万円だった。
今回も同じくらいの予算で考えていた。
半導体不足・円安で、パーツの値段は上がっている。
だけど、前回のパーツを使いまわせたりするから12万円くらいに収まるだろう。とは思っていた。
レビュー
購入&組み立てた感想を書く。
スペック
いろいろ検討した結果、購入したパーツは下記になった。
自作PCに詳しい人からすれば、もっと安く良いパーツがあったかもしれない。
滅多に自作PCを組み立てない自分がパーツに拘っても、パーツ探しに拘っても効率が悪いの、ある程度調べて妥協した。
DDR5にした関係で予算オーバーになってしまった。たぶん、DDR4を選んでいれば2~3万円は予算を抑えられたとは思う。
パーツ | 商品名 | 値段 | 備考 |
---|---|---|---|
CPU | Intel Core i5 13500 BOX LGA1700 | 37,730円 | LGA1700 |
SSD | WD80EAZZ [8TB SATA600 5640] 8TB | 14,070円 | 2TB |
HDD | WD Black SN770 NVMe WDS200T3X0E 2TB | 22,550円 | 8TB |
メモリ | F5-5600J3636C16GX2-RS5K 16GB×2枚 | 16,380円 | 16GB×2枚 |
マザーボード | B760M Steel Legend WiFi | 27,980円 | Micro ATX |
電源 | 玄人志向 KRPW-BK550W/85+ | 8,720円 | 150 x 140 x 86 mm, セミプラグイン |
ファン | DEEPCOOL AK400 R-AK400-BKNNMN-G-1 | 3,000円 | 127x155x97 mm |
OS | Windows11 Pro | 3,000円 | 127x155x97 mm |
合計金額:XX万円
Intel Core i5 13500 BOX LGA1700
最初はAMDのRyzen7600にしようかと思ったんだけど、最近の評判を観ていたら i5 13500が評判が良かったのでこっちにした。
どうせ長く使うなら約4万円くらいなら良いかな。と思った。
WD80EAZZ [8TB SATA600 5640] 8TB
6TBか悩んだ。値段は約4000円ほどの違いだった。
今後は仕事・ブログで使ったり、子供が産まれて沢山の写真を撮ろうと思っていて、必要なデータ量が増える予定だった。
容量不足で悩むのは面倒くさいので、大は小を兼ねるので8TBにした。
WD Black SN770 NVMe WDS200T3X0E 2TB
本当はWESTERN DIGITAL(ウエスタンデジタル) の商品が欲しかったけど、店頭に置いていなかった。
また買いに来るのは面倒くさいから、店員さんにオススメされたこちらの商品にした。
この商品のほうがスペック表ではWESTERN DIGITAL(ウエスタンデジタル) の商品より良いらしい。
F5-5600J3636C16GX2-RS5K 16GB×2枚
今までは16GBを使っていた。
パフォーマンスモニターをチェックすると、メモリが枯渇していることが多かった。
画像を編集したりすると不足していた。
仕事の勉強で仮想環境を立ち上げることもあるのでメモリは多めにあって損はしない。
よって、今回は現状の2倍の32GBにした!!
メモリの規格はDDR5にした。
今までは約10年前なのでDDR3だった。
順番に行けば4なのだが、10年の月日によって番号が5まで上がっていた。
まだ出始めなほうだけど、これからどんどんメインになってくると思うので、さっさとDDR5にすることにした。
B760M Steel Legend WiFi
DDR5にした影響もあって、そんなに選べるの商品がなかった。
BluetoothとWi-Fi機能付きを考えるとこれしかなかった。
マザーボードの値段は約1万円くらいの予算で考えてい。
しかし、この商品は約3万円だったので、予算的には大幅に誤算だった(苦笑)
他に選ぶ商品が無いため、しょうがなかった。たぶん、DDR4を選んでいれば2~3万円は予算を抑えられたとは思う。
玄人志向 KRPW-BK550W/85+
電源も使いまわそうかと思ったんだけど、どうやら古い電源だと再起動が正常に動作しないらしいので買い替えることになった。
前回は80PLUS認証が「PLATINUM」だった。
自分の何も根拠のない予想だが、現状のPCが10年の使えたのは電源が優秀だったからだ。と思っている。
だから、今回も「PLATINUM」にしようと思った。
しかし、ネットで検索したら需要が低いワット数のせいか、「PLATINUM」の商品は販売されていなかった。
ケースが大きくないので配線はプラグインインのタイプを探していた。
店頭に行ったら、セミプラグイン方式という必須のケーブル以外が着け外し可能になっている種類があることを教えてもらった。
そもそも選べる商品が少なくて、消去法でこの商品になった。
80PLUS認証は強制的に「BRONZE」になった。
DEEPCOOL AK400 R-AK400-BKNNMN-G-1
今までCPUの付属品クーラーを使っていたのだが、今回は専用のファンを購入することにしてみた!!
そんなに負荷がかかる作業はしないが、僕自信の気持ちとして一度くらいは自作PCにファンを着けてみたかったのである!!
後述するが、店員さんにファンの向きの説明を聞いて、購入して正解だと思った。
誤算
久しぶりに組立てた自作PCは予想通りばかりではなかった…。
一番ダメージが大きかったのは予算オーバーしたことだった。
原因はWindowsのライセンスキーが使い回すことができなかった…。
前に自作PCを組み立てた時にWindows8 Proのライセンスキーを購入した。
SSDが壊れるたびにWindowsを再インストールしていた。
Windows10をインストールするときに、Windows8 Proのライセンスキーが使用可能だった。
Windows10を使っていたらWindows11のアップデート通知が届いたので、てっきりWindows11へアップデート可能だと思っていた。
しかし、いざパソコンを組み立ててOSをインストールしたら、ライセンスキーの認証に失敗した…。
そんな馬鹿な?!と思って、windowsについて調べたら、どうやら過去のライセンスキーを使えるのは2023年9月頃までらしかった…。
OSの買い直し、しかも値段がProだと約2万円以上もする。
これは今回の中で一番の誤算だった。
まあ、今まで一つのライセンスで約10年も使わさせてもらったし、今までがラッキーだっただけなのである。
しょうがないのでWindows11 Proのライセンスキーを購入した。
この購入も苦戦した。
ネットで安く購入しようと思って、Amazonのサイトでwindows11Proの販売を探した。
一番最初に表示されるページはAmazonの公式のものだろう。と思っていた。
通常の販売価格より2000~4000円くらい安い商品が表示された。
Amazonだから安いのかな?!と思ってみたら、購入元がAmazonではなく知らない企業だった。
レビューを見ると、販売元を気をつけましょう。と書いてあった。
もしかして怪しい商品ぽいw?!
Amazonページ内から販売元がAmazonのページを探そうとしたんだけど、僕の検索するセンスがなさすぎて探し出せなかった…。
あとでたどり着く方法がわかったけど、価格.comからAmazonのショップ売り場へ行くボタンを押すと、販売元がAmazonのページへアクセスできた。
自分だから気づけたけど、パソコンのド素人の人だったら、間違えて購入してしまうだろうな。。。と思った。
ネットビジネスって怖い。どうしてAmazon内で検索したら変な会社が上位に表示されるのだろう?!
今回のPC組み立ててで不思議に思ったことの一つだった。
購入したお店
ドスパラで購入した。
たまたま自宅から15分くらいの場所にあった。
開店してから15分後くらいに行ったのだが、駐車場が満車で驚いた。
ちょろちょろとお客さんがいてビックリした。
久しぶりにPCパーツ屋さんに行ったのだが、ゲーミングPCばっかしだった。
パソコン=事務作業。と思っていたが、今の時代はパソコン=ゲーム機なのかもしれない。
パーツのリストを持って行って、店員さんに話しかけたら、手際よく商品を揃えてくれた。
ファンや電源について親切にアドバイスをしてくれて、とても良かった。
値引き交渉
会計のときに「少し安くなりませんか?」と聞いてみた。
結果は不可能だった。
なんかすごい歯切れが悪い回答だった。
「店舗とネットは別物なので…。」みたいな、可能なのか不可能なのかよくわからなかった。
よくわからない回答だったので、できないってことですか?みたいに確認してしまった。
まあ、買い手の自己都合を書かせてもらえば「できない。」とわかってからはゴネてないので許してほしい(苦笑)
家電量販店は割引できるけど、PCショップは値引きは不可能なのかね?!
PCショップは家電屋の延長みたいな印象が勝手にあるんだけど。
デパートで値引き交渉するのは非常識と聞くけど、
PCショップで値引き交渉するのは非常識なのだろうか…?
聞かないで後悔するより、聞いて後悔したかったので、思い切って聞いてみた。
常連になるお店だったら、後々に影響するから聞かないかもしれないけどね。
PCパーツは滅多に買わないので聞いてしまった。
組み立てた時間
合計で約6時間かかった。
youtubeで<全話無料ライブ配信!>TVアニメ『ONE PIECE』生配信「ANYTIME ONE PIECE」をみながら、ゆっくり組立てていたので、意外と時間がかかった。
作業 | 時間 |
---|---|
分解(既存パーツの取り外し) | 約2時間 |
組立て | 約3時間 |
配線まとめ | 約1時間 |
約半日がかりだった。
嫁の帰省中に作ったのだが、まとまった時間があるときに作っておいて正解だった。
組立てのコツ
このPCケーツ(SilverStone Fortress SST-FT03B)で気をつけないといけないことをメモしておく。
もし、次回に組み立てる場合は、下記に気をつけたい。
- ファンの向き
- 電源ケーブルの向き
ファンの向き
このケースは煙突型なので、ファンの通気口が上部に向いている。
店員さんに教えてもらって気付いたのだが、ファンで送り出す風は上部に送る必要があった。
IntelのCPUに既製品で付属しているクーラーをCPUに付けると、
CPUの真上に空気を送り出す仕組みのため、上部ではなく横部の壁面に風を送ることになっていた。
よって、排熱がうまく循環できていなかった…。
今まで約10年間、ケース内の空気の循環が悪い形になっていたのだ…。
今回はDEEPCOOL AK400 R-AK400-BKNNMN-G-1を購入したので、風を上部に送ることができるため改善できた。
電源ケーブル
電源ケーブルの向きが逆になった。
電源ケーブルの元の規格が変わったのだろうか?!
ケースにケーブルを這わせるような構造になっていたのだが、
ケーブルの向きが変わったので、構造に合わせてケーブルを這わせることができなくなってしまった。
上を向けないとだめ
まったく意識していなかった
コネクタが逆向きになったぞ
ベンチマーク
だいぶ早くなった。
界王拳何倍だ?!w
- A
- B
計測結果(テーブル)
良かったこと
新PCにしてから約1ヶ月が経過した。
体感して良くなった点を記述する。
- USB Type-Cのコネクタが使用可能
- 画像の表示
基本的には動作が早くなった。
モサモサすることはほぼなくなった。
USB Type-Cのおかげで、iPhoneの同期が早くなった。
ドライブへの読み込み速度も早くなったおかげなのか、画像の表示速度も早くなった。
エクスプローラーで画像を表示するときに、サムネイルの表示が1秒おきだったが、ストレスを感じない速度で表示されるよういんあった。
iTunesに曲を1万曲以上を登録しているのだが、前は曲の一覧を表示するのにモサモサしていたが早くなった。
面倒くさかったこと
基本的には良いばかりだけど、パーツを買い替えたことにより面倒くさい部分もあった。
- マザーボードの灯
- SATA形式のSSDが見えない
マザーボードの灯
PCをシャットダウンしているときに、マザーボードが光っていた。
最初は仕様を知らなくて、誰も不在な部屋で明かりが灯っていたのでビックリした。
マザーボードから鮮やかなレインボー色が発せされていた(苦笑)
不要なので機能をOFFにした。
BIOSを起動して設定を探すのが面倒くさかった。
どうしてデフォルトでONなのだろう?!どうせならOFFにして欲しい。
光っていたら電気代の無駄ではないのか?!ONでもOFFでも電気代は変化ないのだろうか?!
SATA形式のSSDが見えない
旧PCのSATAに切り替える時に、BIOSの設定を少し変更してからじゃないと、旧PCのSATAが使用できなかった…。
PCパーツの知識が古いので、なぜこの設定変更が必要なのかわからなかった…。
ともかくBIOSの設定は、あまり変更したくないのに、変更する必要があったので、心情的に嬉しくなかった。
おわりに
速度が早いPCを作成できたのでよかった。
また約10年くらい使っていきたなー。