「火の鳥」【第2巻】読了レビュー | 火の鳥が捕まった!!

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📖 「火の鳥」第2巻を読みました!

「火の鳥」第2巻(著者:手塚治虫)を読みました。
今回の巻は「黎明編」の後編。
日本の邪馬台国らしき時代を舞台にして、火の鳥を描いた内容だった。

❓ 読んだきっかけ

1巻を読んだから。1巻の続きが噴火のシーンで終わっていたので、続きが気になる。

「火の鳥」【第1巻】読了レビュー | 幼い火の鳥がとっても可愛らしい
手塚治虫の名作『火の鳥』第1巻を読んでみた。黎明編として、邪馬台国時代を舞台に人間の命や自然の偉大さを描かれている。火の鳥の偉大さとは、対照的な人間の愚かさ・強欲さが印象的。

📝 第2巻の感想

良かった点

  • 予想不可能な展開
    • 火の鳥は作中で永遠に死なないと思ったら、あっさりと捕まって首を切られた…。
      • 不死鳥であることを表現するために、わざと1回殺したのかな?
  • 生きるとはなんだろうか
    • ヒノトリがタケルに投げかける言葉、生きる権利ってなんだろうな
  • 天弓彦
    • 手塚シリーズだと悪者ぽい顔だけど、良い?優秀?なキャラだった
      • 火の鳥を仕留めた
      • 猿田彦との約束を守って、ナギに火の鳥を与えた
      • 猿田彦に戦のアドバイスをした
      • ウズメが人質にされたときに気に留めて、矢を打たなかった
  • わざとブスになる
    • 最近、こういうネタがないな。と思った。
      • あまり意識しないけど、わざとブスの化粧している人って存在するのかな?

気になった点

  • 誰が主人公なの?
    • お姉ちゃん夫婦の子供が穴から脱出するシーンで終わったけど、姉ちゃん夫婦?
      • そもそも主人公は存在しないのか?
        • そもそも約60年以上も昔の漫画に対して、主人公が必ず存在する。って考え方が間違いなのかも?
  • どうしてニニギはウズメを殺さなかったのか?
    • 綺麗だったから?好きだったから?ウズメのセリフに論破されたから?
  • 結局、どうなったの?
    • ウズメの子供は復讐を果したのか?
      • 次巻以降への伏線なのか?
      • 争いは繰り返されることを伝えたかっただけ?
    • 死に方があっさりしすぎて、ナギや猿田彦が本当に死んだのかよくわからなかった…。
      • ナギなんか馬で市中引き回しの刑みたいになったのに復活したし…。
  • 歴史について語られている
    • 騎馬民族征服王朝説で描かれていて、えっ?そうだったの?!と歴史に疎い僕は驚いた
      • しかし、ネットを調べたら現世では否定されているらしい?!
  • 座頭市
    • ネタでセリフがあった。
      • 1950年代の漫画らしいが、約60年前から座頭市に登場しているから、本当に古い作品なんだな。と思った。

📢 次巻への期待・気になること

  • 黎明編以外に、黎明編のどのキャラが登場するのか?
  • タケルについては、以降の編で描かれるのか?

✨ まとめ

黎明編は終わりらしい。スッキリはしないけど、このもどかしさが以降の編に繋がるのかな?
全編を読み終わったら、良さがわかるのだろうか?
それが手塚治虫先生の名作・大作といわれる由縁なのかもしれない。
その由縁を理解するために、続きも読んでみたい。

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