フォトウェディング(フォト婚) -感想- 結婚式より楽だと思ったことが甘かった

フォトウェディング, フォト婚, 感想 イベント
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どうも、最近結婚した隣の鈴木(@next_suzuki)です。

今回は フォトウェディング(フォト婚)の体験談 をまとめてた。

はじめに

こんな僕ですが奇跡的に結婚できました。
30歳越えても少女漫画なんか読んでたりしますが、ジャニオタの嫁さんと結婚できました。

今回はそんな僕と嫁さんが挙げたフォトウェディング(フォト婚)について記述します。

この記事の対象者

フォトウェディング(フォト婚)を挙げたいと考えている人たちの参考になれば嬉しいです。

昨今の世情でフォト婚が増えてきました。

コロナ化で人が呼べない。
親戚との繋がりが希薄
などなど。

しかし、フォト婚の情報はまだまだ少ないと思います。

僕も、自分自身に友達が少ないことも原因でしたが、
フォト婚を周りに挙げた人がいなくて情報が足りなくて困りました。

世の中はまだまだ僕みたいな状況の人たちがいると思います。
そんな方々に良い意味でも悪い意味でも参考になれば、と思って、
僕ら夫婦の体験談を書こうと思います。

人様のため、とか大義名分を書いてますが、
書いた理由の気持ちの割合としては、
かなりの大金を払ったし、人生に一度あるかないか(ないことを祈るw)の体験なので、
思い出の記念として書いてる部分がかなり強いですw

フォト婚を選んだ理由

普通の結婚式は挙げてないので、良し悪しは比較できないですが、
僕ら夫婦がフォト婚を選んだ理由を書いていきます。

世の中にはたくさんの夫婦がいるので、それだけフォト婚を選ぶ理由があると思います。
なので、僕らの家庭はこんな理由でした。と参考までに。

フォト婚を選んだ理由

  • 結婚式に呼ぶ友達が少ない
  • 大人数が集まるような場所が苦手
  • コロナなので大人数を呼びたくない
  • 結婚式は挙げたくないけど、何か形に残したかった
  • 結婚式は挙げたくないけど、親への建前が欲しかった

自分で書いていて思ったけど、陰キャな理由ですね(苦笑
この理由だけで僕の人間像が理解できたでしょう…w

きっと共感できてもらえないんだろうなー。と思ったけど、
陽キャの人は結婚式を挙げたいから、このページにはたどり着かないはず…?!
このページに辿り着く人はフォト婚を挙げたい人だから、僕と似たような人がページに集まるから大丈夫か?!

でも、フォト婚のメリットとして”金銭面が結婚式よりも安い”もあるので、
陽キャでも金銭面的に厳しい人もこのページにたどり着くか…?!

何はともあれ、
フォト婚を選んだ理由は、

フォト婚をやりたい!ではなく、結婚式をやりたくないから!とネガティブな理由からだった(苦笑

ざっくりだが詳細が書けるものは、書いていく。

結婚式に呼ぶ友達が少ない

言葉の通りです。

友達も少ないし、更に結婚式に呼びたい。と思う友達も少なかったです。

これはコロナも拍車をかけていたと思う。
昨今、コロナが始まって約2年が経った。
その間に「コロナに感染したら、感染させたら嫌だから」という理由で、親しい友達以外は会っていなかった。

そんな会ってない友達たちに、
結婚したから、コロナ感染のリスクを犯してでも、僕の結婚式に出てくれ。とは口が裂けても言えませんでした。

きっと友達なら「リスクを犯しても、お前のためなら参加するよ。」と言ってくれるでしょう。
僕の友達は、そんな風に言ってくれるかもしれないですが、僕がそんな言葉を言わせたくなかったので辞めました。

結婚の話が具体化した時に、
嫁も好都合に友達が少なかったので、
結婚式よりも、人数が少ないフォト婚にしよう。という意見は自然にまとまった。

まあ夫婦は似た者同士。と言う言葉もあるからね。

大人数が集まるような場所が苦手

これも夫婦ともになのだが、僕らはパーティーが苦手だった。陰キャ。

僕も昔は出会いのために、
40人以上が集まる飲み会や、バーベキューなどにも参加しました。
しかし、マルチ商用の誘いや、上辺だけの付き合いに辟易して疲れた経験談があります。
その当時は「彼女を作る」という目的のために、我慢して参加していましたが、結果は散々なものでした(苦笑)

毎回、本当に多人数の集まりに僕は向いてないな…。と疲労感やマイナスの感情を抱えながら参加していました。
今振り返ってみれば、そういう感情が女性にはバレていて、女性には魅力的に見えなかったんだと思う。

話はズレたけど、そういう過去もあって、大人数が集まる結婚式はやりたくなかった。

ただ、僕は親戚が多かったので、親戚に挨拶する必要はありました。
だから、嫁に「結婚式は挙げないから親戚(おじ、おば、いとこ)は呼ばないけど、ちゃんと個別に挨拶には行こう」と話し合って決めました。
いくら横のつながりが少ない世の中でも、ちゃんと小さい時からお世話になった人たちには挨拶したい気持ちはありました。
(あと御祝儀もほしかったw(ぁ)

コロナなので大人数を呼びたくない

何度も繰り返しているコロナ。
やっぱしいくら幸せな場所だから。という気持ちで招待したとしても、
それで人様の体調を崩すのは嫌だな。というのが本音だった。

あと自分は親戚がほぼ70代以上だったので、コロナに感染した時の重症化のリスクが多そうだったので嫌だった。

というのは、本音が少しと建前です。

ぶっちゃけ、上記の大人数が集まるのが嫌な理由から結婚式を挙げたくなかったので、
コロナを理由(言い訳)にして、フォト婚を選んだだけです。

世間でいろいろな方が苦労したり亡くなったりしているのに、こんなことを書くのは申し訳ないけど、
コロナのおかげでフォト婚をできた。と思っています。

もし、コロナじゃなかったら、
「絶対、結婚式を挙げたほうが良いよ!」と言う人が多かった。と思ってます。

実際、親戚などに電話連絡して結婚式を挙げない。と告げた時に、
コロナのことを言うと、
みんな口を揃えて「そういうご時世だからね、そのほうが良いね」と賛成してくれました。
誰もが「コロナだから結婚式を上げる必要はない」という思考になってくれていました。

結婚式は挙げたくないけど、何か形に残したかった

なんか駄々っ子みたいな理由だけど、
大人数は集めたくないけど、嫁のために何か思い出、形に残ることはしたかった。

離婚データの調査で、結婚式をあげた人と挙げてない人では、挙げてない人のほうが離婚率が高い。とか、そういうデータもあるからね。

嫁はウェディングドレスを着たがっていたし、愛する嫁の願いを叶えてあげたかった。
だから、大人数が嫌いな僕でも、その夢を叶えられるフォト婚を選びました。

結婚式は挙げたくないけど、親への建前が欲しかった

僕は結婚式を挙げたくないけど、母親は挙げたい派だった。

母親に「結婚式をしたら来てくれた人たちのテーブルに酒をつぎに行かないと行けないだぞ!!めんどくさいだろ!!」と言ったら、
「私はそれを楽しみにしている!」と言い返されて、頭が真っ白になった。

なんでこんな陽キャぽい返答する人の息子が陰キャなんだよw?!

あと年配者や友達と話すと、
「結婚式は挙げなくても良い。でも、自分を育ててくれた両親に何か形として何かしたほうが良い。」
「結婚式は自分たちのためにやるんじゃない。今まで育ててくれた両親のためにやるんだよ。」
と言われることが多々あった。

彼らの意見の詳細を聞くと納得できる内容だった。
しかし、僕は結婚式をあげたくなかった。

そんな挙げたくないけど、親に何かを形を残せるのがフォト婚だった。

大人数の写真はないけど、
両家が揃った写真くらいなら撮れる。

七五三や成人式の写真みたいな、
ちゃんとした本?!額縁?に入った形は残る。

僕だって親に何か形として残したい気持ちは少なからずあった。
フォト婚なら、写真は手に入ることができるので、フォト婚を選ぶことにした。

まあ、それでもフォト婚を上げる前は母親から「結婚式が良かった。」とチクチク言われたけどね。

フォト婚会場の探し方

僕ら夫婦は「ゼクシィ相談カウンター」に行った。
対応とかの詳細は割愛する。そういう評判について書いてる人は世の中にたくさんいるはず。

フォト婚を挙げたい。と相談しにいった。
場所は神奈川県のみでお願いした。

結果は 5~6件 だけで少ないことに驚いた。

コロナの影響で、結婚式場が減ったことは知っていたので、
選べる場所はコロナ前より減っているとは予想していた。

だけど、フォト婚の会場がこんなに少ないとは思ってもみなかった。
フォト婚はまだまだ少ないんだな。と思い知らされた。

見積もりの金額

約50万5千円だった。

ざっくりな結婚プランは下記の感じで見積もってもらった。

見積もり時の条件

  • 休日
  • 全員で10人
  • 会食付き

普通の結婚式を挙げたら、約300万円以上は必要になる。
ご祝儀は手に入らないけど、いろいろな準備の手間に比べれば1/6の値段で挙げれるなら良いかな。と思った。

しかし、これは大きな誤算だった…。
結果的には最初の見積もりとは異なって約120万ほどかかった(苦笑)

結婚式関係はお金がかかる。と言うことを思い知った。
これなら親戚とか読んでご祝儀で多少は回収したほうが良かったのでは?!と何度も考えてしまった。

プラス70万の誤算

下記が誤算な内容だった。
見積もり、これらの話が書いていないのが、
ブライダル業界が嫌われる理由だと思う。

一生に一度だから、みんな知らないのに教えてくれない。
後出しジャンケンだ。

見積もりの誤算

  • ドレス代
  • インナー代
  • 親の衣装代
  • 写真

衣装代でプラス30万円だった。
これは本当にやられた。
衣装合わせに行くと、安いのは本当にしょぼい。
結果、必然的に高くなる。

嫁のために良いものを着せてあげない。とか、そういう気持ちがあると絶対に高いお金を払うはめになる。
魔法の言葉「一生に一度」効果で大金を出したい気持ちになってしまう。
たった一度の3~4時間程度のために約50万くらい払った。
まじで原価率を知りたい。

もし、お金を抑えたい人は絶対に、出す金額を決めて、
高いドレスは手に取らないことをオススメする。

絶対に手にとってはいけない、素人の僕ですら全然違うな。と気づけてしまった。
まあ安いのでも良いのはあったけどね、荘厳(重々しさがあって立派なこと)ぽさが全然ない。

インナーも4万くらいかかって誤算だった。
メルカリとか探せば安く手に入るだろうけど、
その探す時間とリスクを考えると、この値段なら買ったほうが安く思えた。

親の衣装代はしょうがない。

写真はちゃんとした台紙のやつ。
僕ら夫婦とお互いの両親へ。合計3つ。
フォト婚なので、これくらい作らないと意味がない。
親も思い出の品として欲しがっていた。
6万円くらいした。

探せば、もっと安くなるんだろうけど、めんどくさいし、お金も困ってないからやらなかった。

打ち合わせの回数

1回 だった。
フォト婚の利点を挙げるなら、まさしくこれだろう。

周りの結婚式の話を聞くと、何度もやっていて大変そうだ。
しかも、だいたい、みんな夫婦で争っているしね。

僕らもたった1回だけど険悪なムードが流れることはあった。

挙げ終わっても思うけど、あんなたった半日のために、
いろいろと決めて超めんどくさかった。

フォト婚の内容(当日の流れ)

感想の前に当日の流れを書く。

フォト婚の流れ

  • チャペルで写真撮影
  • 親族の写真撮影
  • 会食

フォト婚の目的は、
チャペルでウェディングドレスの花嫁の写真を撮ることだった。
そのために両親と兄弟に参加してもらった。

せっかく集まってもらったので、
気持ちばかり2時間程度の会食を用意した。

フォト婚のパターンとしては、
親戚を呼ばないで二人だけの場合もあるらしい。
式の時に式場の係員さんに聞いたら、割合としては50対50くらいらしい。

個人的には、挙げた結果論だけど、
二人だけのほうが気楽で良かったかなあ。と思った。
その理由は後述する。

フォト婚で省いた内容

僕ら夫婦が省いた内容を書く。

結婚式ではないから、かなり結婚式でやる内容は省いた。
親戚しかいないのに、余興とかやる意味ないからね!

省いた内容

  • 偽神父様
  • バージンロードを新婦と新婦父が歩く
  • ウェディングケーキカット
  • 余興
  • 嫁からの両親への手紙
  • 代表者の乾杯の挨拶
  • 新郎父の締めの挨拶
  • 両親への贈り物
  • エンディングのビデオ
  • 引き出物

神父さんは省いた。
神父さんに誓いの言葉をやってもらうと、結婚式と料金が変わらなかった。
あと有名な話だけど神父さんは、大半の神父さんは神父さんではない。
ただのアルバイトである。外国人労働者にとって結婚式場は重要な市場なのである。
別に日本人なので、宗教に信仰心はないため、神父さんは省いた。

嫁は父親へ感謝の気持ちを表明するつもりはなかったらしいので、
バージンロードを歩くことも、手紙を送ることもなかった。
「お金ださないから?!^^;」と聞いたら、否定しなかった(苦笑)

世の中のパパへ。娘とバージンロードを歩きたかったらお金を少しだそう(苦笑)
結婚式のお金は常識範囲の金額なら非課税らしい。

冒頭の乾杯と、締めの挨拶は自分でやった。
理由は父親が職人さんなので喋れないのである。
今まで人前で喋ったことがあるが、目も当てられないし。
本人も辛そうなので、別に大勢の前じゃないし、そんな形式を気にして、父親に恥をかかす必要はないや。と思って、
自分でやることにした。

ウェディングケーキは3万円するので却下w
たった10人のために、美味しくもないケーキに3万は馬鹿げている。
コース料理代を挙げたほうがよっぽど良い。(上げないで一番安いコースにしたけどね)

エンディングのビデオ。
身内だけなのでやる意味なし。

引き出物もなし。
僕はカタログが大嫌いなので辞めた。
いつも結婚式で貰っても、はがきに記入するのがめんどくさいから、親に上げていた。

当日の感想

僕は申し訳ない気持ちが強かった。

なぜ申し訳ない。と感じたのか書くと、
結婚式でもないのに、両親や兄弟に半日を費やしてもらったからだ。

感じたことを書いていく。

感じたこと

  • 待たせて悪い
  • 嫁の親に気まずい
  • 写真はただの観客役
  • 盛り上がらない会食

待たせて悪い

フォト婚は夏だった。
当日は暑かった。
フォト婚の開始は夕方だったのだが、昼くらいに来て3時間ばかり待ってもらった。

そんなに待ってもらったのに、
フォト婚の内容はかなり省いたのでスカスカな内容だ。

あんなに待たせたのに、この内容じゃガッカリするのでは?!と
申し訳ない気持ちが芽生えてしまった。

嫁の親に気まずい

嫁が「別にお父さんなんか気にしなくて良いのよ!」と言っていたので、
良く言えば妻の意見を尊重して、下記を省いた。

  • バージンロードを新婦と新婦父が歩く
  • 嫁からの両親への手紙

しかし、当日になってみると、やっぱしちょっと気が引けた…。
せっかく育ててくれたんだから、
バージンロードくらい歩いてあげても良いのでは?と思った。
そんな薄情じゃなくても良いのでは?と思ってしまった。

自分の親にも「お父さんと歩かないんだねー。」とツッコまれた。
まあこの発言は嫌味ではなく、そういう風に決めたんだねー。程度の事柄に対する、ただのコメントだった。

当日、お父さんはあまり喋っていなくて、なんか申し訳なかった。

でも、冷静に考えると、
ここでお父さんだけバージンロードを歩かせると、ちょっと嫁の母親や、うちの両親と不公平になるから、
やらないことも正解の一つなのかもしれない。
神父さんもいないに歩くのも変かもしれない。

何が正解かはわからないけど、
嫁は全く気にしてなかったけど、ちょっと僕は気まずかった。

写真はただの観客役

神父さんがいないけど、式場で写真を撮るのがフォト婚だ。

親、兄弟には、家族写真を撮るために集まってもらった。

チャペルで撮影するため、
結婚式ぽい写真は撮影した。

撮影内容

  • バージンロードを入場
  • 指輪交換
  • 花嫁のベールを取る
  • 結婚証明書の記入
  • 花嫁のみの写真
  • バージンロードを退場

誓いのキスはやらないようにお願いしていた。
あとは神父さんを除けば、普通の結婚式と同じような流れである。

この時に 親、兄弟はどうしているのか? というと、

ただ見てるだけ である。

僕ら二人の写真撮影を観ているだけである。
入場時に拍手とか叩いてくれるけど、
人数が少ないせいで、
音が少なすぎて寂しい。
観客が少なく見えて写真も映えない。

てか、そもそも写真を撮るのが目的だから拍手時代に意味がないw

観客側の両親や、兄弟もそれを察しているのか、
拍手が更にぎこちなくなって悪循環(苦笑)

なんか二人の自己満足の写真のために、
エキストラになってもらっているような感じで大変申し訳なかった。

数時間待たせて、僕らのためにエキストラ(苦笑)

待ったわりには、荘厳な式ではなく、
キレイなチャペルに鳴り響くのは、みんなの盛大な祝福を表す拍手ではなく、
カシャカシャと一人だけ傲慢に鳴り響くカメラマンさんのシャッター音である。
カメラマンさんが「はい、もっと笑ってー!」「次はこのポーズいきましょう!」とか言っている間は、
両親や、兄弟は黙って傍観しているだけ、とても暇で手持ち無沙汰に見えてしまった。

僕が逆の立場だったら、なんだろうこれ…?!と疑問に思う気がしてしまった。

でも、冷静に考えると、
そもそも結婚式自体も、自己満である。
それが神父がいて形式張っているか、形式張っていないかの違いである。
誰が他人のキスシーンなど、好き好んでみたいか?!
あんなの見せつけるのだって、ただの自己満である。

普通の結婚式を上げたら、どんな気持ちかわからないけど、
ただの僕らの写真を撮るだけために、集まってもらったのが何か申し訳なかった。

ただ、あとで親に聞いたら、
フォト婚前までは結婚式をあげてほしい。とフォト婚に否定的な親だったけど、
「普段の式と違って、あれはあれで面白かったよ」と肯定的な意見で驚いた。

僕はネガティブな感情を抱いたけど、
意外と見てる側にとっては、結婚式もフォト婚も大差がないのかもしれない。

盛り上がらない会食

お互いの両家を含めて会食だった。
兄弟は初めての対面である。
両親同士も、両家の顔合わせを含めて、今回で2回目である。

陰キャな息子の親も陰キャである。はず?!

そんな陰キャたちが集まっても、会った回数が2回目なのに談笑できるはずがなかった。

むしろ職人気質でコミュニケーション能力が底辺な僕の父親は、
会話にならないわけわからないことを言って地獄だった…。

両家が交えて会話するようなことは、あまりなかった。
盛り上がった話題はひとつもなかった…。
まあ想定の範囲内ではあったけどね。

もうさっさと終わらせてほしかった。
コース料理が終わってから、スタッフさんに目線を送ったけど、
僕の願いがスタッフさんに通じることはなかった…。

「はやく終われ、はやく終われ」と心の中でつぶやいた。
この会食については、本当にただ形式的にやっただけだった。

これならやらないほうが良かったかもしれない。
ただ、集まってもらったのだから、僕としてはせめてこれくらいはやっておきたかった。
でも、今思えば、これも自己満足なのかもしれない。

フォト婚を挙げた結果、どんなフォト婚を挙げるべきだったのか?を考える

先程も書いたがフォト婚は、
親戚を呼ぶ人、呼ばない人の割合が50%らしい。

フォト婚を終えた僕としての感想だが、
親は呼ばないほうが良い気がした…。

あんな自己満足な写真で、盛り上がらない会食をするくらいだったら、
親戚は呼ばないで嫁と僕の二人だけでフォト婚をしたほうが気持ちが楽な気がした。

ただ、これは僕の意見である。
僕の両親は満足はしていた。
まあ結婚式のほうがもっと満足してくれたかもしれないが、
少なくともフォト婚を挙げないよりは、満足してくれていたとは思う。

どんなフォト婚が理想か?

フォト婚を挙げて、親戚を呼ばない方が良かった。とは思ったけど、
それは挙式の写真でエキストラになってもらったことと、
盛り上がらない会食のせいである。

だから、どんな内容だったら満足したのかな?と考えてみた。

まず第一に、
チャペルでの写真は、僕と妻だけで良かった。
本当に僕ら夫婦の写真を撮っている間は、
両親、兄弟がただの空気感が半端なかった…。

でも、その後にチャペルではない場所で、
親族と両親が揃った写真を撮った。
それは必要だった。と思う。
てか、親族が必要なのは絶対にこれだけで良かった!!

むしろ僕と嫁の両親に「フォト婚をやる」と言ったら、
両親たちは、この「親族写真を撮るだけ」だと思っていた。

いろいろな方に「フォト婚をやる」と言ったら、
両親と同じ考えの人たちばかりで困った。
これがフォト婚がまだまだ流行っていない証拠なのだと思う。

第二に会食も不要だった。
地獄の時間だった。

そんなわけでまとめると、
チャペルの写真は夫婦だけ撮って、
別の機会に親族の写真を撮る。
が一番の正解だった気がする…。

フォト婚のメリット

フォト婚のメリットを考えてみた。

フォト婚のメリット

  • 打ち合わせの回数が少ない
  • コロナの影響が低い
  • スタッフにイライラしにくい

打ち合わせの回数が少ない

これは本当に良い点だった。
フォト婚会社の人と1回打ち合わせ。衣装合わせを1回。の合計2回だけだった。

あんな結婚式のスタッフさんと何度もやりとりしていたら発狂していたと思う。
嫁とも何度も喧嘩していたと思う。
これは絶対にフォト婚のメリットだと思う。

ちゃっちゃと終わらせたい男性諸君!
僕はフォト婚をオススメする!

スタッフにイライラしにくい

結婚式は一般人的には、人生の中でも上位を占める金額を使う。

だから、フォト婚会社のスタッフにもイライラしやすいと思う。
「こんだけ払ったのだから、もっとちゃんとしたサービスしてくれよ!」と思うのが心情だと思う。

フォト婚にしたので、
結婚式に比べれば、かなり内容がスカスカだった。

結果、スタッフのミスも少なかった。
気になることは、そりゃあ1つや2つあった。
例えば当日に、フォト婚の打ち合わせをしたプロデューサー的な人が現れなかったw
まあ結婚式に比べて払う金額が安いから、ぞんざいな扱いをされただけかもしれないw

でも、僕はそれが気にならなかった。
「安いから、しょうがない」と割り切れた。
他の気になる点もそうだった。

でも、これが結婚式だったら、絶対にクレームを言ったと思う。
フォト婚で、1つや2つのミスだったけど、
これがもし結婚式だったら、もっとスタッフの行動を邪険に評価してしまった。と思う。
そして、そういう行動が蓄積されて、かなりのイライラになったような気がする。

安いから、しょぼいフォト婚だったかもしれないけど、
僕はイライラすることがなかったので、このフォト婚のサービス内容には満足している。

まとめ

フォト婚だから結婚式よりは楽だろう。
そんな考えが非常に甘かったと身に沁みた経験だった。

たしかに楽ではあったけど、それでも夫婦で揉めたりはした。
世の中の人達は半分くらいは結婚式を挙げているらしいから、僕は尊敬する。

何はともあれ、両親も喜んではくれたので良かった。
兄弟がどう思っているかは感想を聞いても聞き出せなかったのでわからない(苦笑)

何はともあれ、大金を払って嫁が喜んでくれたので良かった良かった。

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