ちはやふる 49巻 -感想- やっと1巻の伏線を回収!!

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どうも、オッサンなのに少女漫画を読む隣の鈴木(@next_suzuki)です。

ちはやふる 49巻 の感想。

ただの感想である。考察ではない!超ネタバレ込み!!

概要

物語の概要など。

あらすじ

ラスト2冊。名人戦・クイーン戦も5戦目の終盤!!

読んだ理由

「ちはやふる」を初めて知ったのは2012年に放送されたアニメだった。
少女漫画とは思えないスポ根青春マンガに心を動かされて、漫画も読み始めた。
やっと終りが見えてきた!!

感想

好き勝手に感想を書く。

ダークサイドに落ちた周防名人

前巻(48巻)の発売日が2月だった。
今月は7月なので約5ヶ月ぶりに読んだ。

久しぶりに読んだら、
周防名人が闇落ちしてるwwww

冒頭で新を曲げてやる!!とダークサイドに入ってるよ?!
なんでこんな展開になってるんだっけ?!と途中までサッパリ思い出せなかったw
やっぱし期間が開く漫画を読む時は前巻を読まないとダメだな…苦笑

最初はひねくれてたのに、
急にかるたを美しいとか語りはじめて、
悟りを開いたようでヤバすぎたww

細目と短髪だらけで誰がわからない

周防さんが短髪になった。
結果、細目&短髪になった。

そのせいで須藤さんと周防さんがどっちなのか、
ぱっと見で判断できなくなったwwww
加えて、太一も短髪になったのでマジで混乱。

更に、
あと村尾さんの双子の弟の片方が札係をやっていて、
このキャラが目がぱっちりの短髪になっている。
そのせいで太一と一瞬わからなくなる。

今までは顔でわかったのに、服装とか背景みたいと誰かわらなくなったw
そのせいでいつもより終始、読むのが疲れる巻だった…。

もめない主人公

もめないけど自分の札と訴える千早ちゃん。
最後まで主人公らしさを貫く。

その姿が詩暢ちゃんの心を開示させる。

みんなの圧

漫画は終盤。最終戦。
観客でいろいろなキャラたちが登場する。
そのキャラたちの表情からの圧が凄い。
これで名人・クイーンが決まるんだ!
物語が終わるんだ!!!
そういう凄みが伝わってきます。

まあ読者の僕自身がそういう思い込みで読んでるから、そう思うのかもしれませんけどね。
常に緊張感がありながら読んじゃいました。

うちの声

かるたとお話していた詩暢ちゃん。

千早ちゃんを受け入れたことにより、
かるたが喋っているのではなく、それは自分の声だった。
と受け入れます。

なんだこの痛い子満載な、メンヘラ気質は…

このコメントの後に「友達がいない」とか認めちゃうし…。

すげえ漫画に対して冷めた…。

僕はかるたが強くて友達がいないキャラ設定の詩暢ちゃんが好きだったので、
このキャラ設定は弱みではなく長所だと捉えてました。

それが物語の終盤で、
なんか詩暢ちゃんの弱点みたいに描かれたのが、
ちょっと残念だった。

「ボールは友達」って名言があるくらいだから、
「かるたが友達」でも良いと思うんだよなあ…。

痛い子ではあったけど、
それはかるたの強さを表現するための漫画のキャラ設定で必要な要素の一部。
そう捉えていただけに、
なんか夢から覚めて普通の高校生になってしまった。感じが、
漫画を読み終わって2時間くらい経ったけど、ちょっと未だに素直に受け入れられてないです。

伊勢先生の懺悔

素直になった詩暢ちゃんをみて、
急に伊勢先生が懺悔します。

年配者の頭の硬さを読者なりに伝えたかったシーンなのだろうけど、
なんか違う気がする…。悶々とする。
こんな言い方じゃなくて、詩暢ちゃんにちゃんと伊勢先生から伝えてほしかったなあ。

タスキがない千早ちゃん

なんで千早ちゃんはタスキがないんだっけ?!
新に渡したからだっけ?!
もう前巻から期間が空きすぎてマジで覚えてない。

クイーン戦の巻が発売されたのが2019年の12月なので約2年半続いている。
もはや覚えてない…w

疑問に思いながら読んでいたら、
詩暢ちゃんが千早ちゃんに前年?クイーン戦のタスキを返却。

長い伏線回収だなwと思ったけど、
良い演出だね、好きである。

詩暢ちゃんの「おおきに」の表情が良かったね。
京女キャラだっただけに、デレた時の効果が半端ないねw

1巻の回収

1巻の冒頭シーンで、
セリフがあります。

このシーンはいつ回収されるんだろう?!と思っていたけど、
やっとここまでたどりついたね。

でも、ぶっちゃけこのシーンは5戦目の最後の札で使われると思っていたから、
このシーンは意外だったよ。
(1巻が実家にあるのでわからないけど、そもそも1巻冒頭シーンは中盤だったのかもしれないからこれが正しいシーンの使われ方?)

なんか見開きページだったけど、なんか凄みとかも得になかった。
ちょっと地味だったな。

詩暢ちゃんの平安時代の宮廷みたいなシーンのほうが迫力あったわw

千早ちゃんの部屋

新の部屋はボロアパート。

千早ちゃんの部屋は?!で、どこだろう?!とおもったら、部室だった。
太一と作り上げた部室。
なんか太一が蚊帳の外だったけど、千早ちゃんがこの部屋を選んだことに泣けてきてしまった。
太一の恋が成就するのぞみは、まだちょっとくらいはあるのかな?!
いや、ないね。
太一が出るかと思ったら、新が部室に登場。

おいおい、部室でデートかよ?!みたいなイチャイチャ描写だったもんなあ。

99枚目

中指を怪我している新。
名人の心配に対して、気持ちを伝える。

この発言から、最初から5試合目まで望んでいたってこと?!感じだった。
まあ読者の僕としては、物語敵に絶対に5試合目までやるだろうな。と思っていたので、
なんとも思わない発言だった。

てか、むしろどうやって5試合目まで伸ばすんだろう?!のほうが気になってしょうがなかった。
その物語がやっと2年以上の時を経て終わる。

幼い時の自分

千早ちゃんは自分の部屋で、小学6年生の自分と対面する。

30歳を越えたおっさんの僕からすると、小6と高3じゃ、たったの6年じゃないか!?wと思うわけだが、
まあ子供の時の6年って重要だったよなあ…w

過去の自分と抱き合う千早ちゃん。

なんかこういう演出が何かの漫画とかアニメで観がちな気がするんだけど、
何の作品だったかわからない。思い出せない。もんもんとする。

まあ、千早ちゃんは常に全力で前に進んでいたわけで、過去を振り返ったこともないから、
わざわざ幼い頃の千早ちゃんと対面する描写は不要だと思う。

迎えに行く 必要性がサッパリわかってない…。

何を伝えたかったのだろう?!夢を描いていた少女が、夢のシーンを現実にしていることを伝えたかったのかな?!

演出の意図はさっぱり読み取れなかったけど、好きな演出です。
いかにも物語の終盤だな。って感じがプンプン伝わってきて好き!w

須藤さんの泣き顔

今までのキャラは何だったのか?!と思うくらい、
キャラを壊しながら必死に勝ちにくらいつく名人。

その姿が結果的に須藤さんを泣かせてしまう。
この演出に、きっと須藤さんファンは喜んでいることだろう。
全盲かるたは中途半端な描かれ方でよくわからんw

かるたバカ太一

やっと「ちはやふる」を取った新と千早ちゃん。

席を立つ太一。
僕もすみれちゃんの考えと同じ気持ちだと思ったけど、

素振りしている太一にドン引きwwww

最近、1巻から読み返しているわけだけど、
なんども千早ちゃんを「かるたバカ」と揶揄するシーンがあるけど、
ついに太一まで完璧なかるたバカになってしまったwwwwww

この太一の行動は何を見据えた行動なのかね?!
次を考えているのか、それとももっと何か別なのか?!

エピローグ

スミレちゃん、つくばくん、カナちゃんなど、
物語を形成する上で登場したキャラたちを交えながら、
1枚ずつ札が減っていく。

キャラとの思い出を思い出させながら、追い上げる千早ちゃんの姿は感動がこみ上げてくるね。
終盤らしさをプンプン感じる。

運命戦

最後は両者運命戦

ふざけんなwwwwww

競技かるたにおいて、
漫画の物語を盛り上げる要素として、
運命戦が大事なのはわかる。

でも、最後は運命線じゃないほうが良かったなあ…。
ちはやふるを抜いて終わったほうがまだ良かったんじゃ…?!

「ちはやふる」は運命線が多いので、最後の最後まで「ちはやふる」らしさも感じたけど、
ちょっと漫画の物語として最後は別の方法で終わらせてほしかったなあ…。

30年以上生きてひねくれたオッサンの僕には、
どっちかハッキリ決めれなかったから最後は運命戦にしちゃおう!w
みたいな作者が逃げているような印象を感じてしまった…(逃げても良いんだけどね)。

まあ、まだ最後まで読んでないので、次巻(50巻)で最高の運命戦を描いてくれるかもしれないけどね!!
読者が予想だにしない、大どんでん返しのクライマックスを!!

とりあげず、現状の気持ちをハッキリ書くと、
もう運命戦なら、どっちが勝っても負けても、どうでも良いよwww

まあ、物語的には、千早ちゃんと新が勝って終わりが丸く収まるのかな?!
それとも千早ちゃんは負けて終わりか?!

おまけ

かるたにお世話になった作者さまなりに、
必死にかるた会を良くしていこうと頑張っているメッセージ性あふれる内容だったね。

おわりに

もともと、終わらせる予定だった巻なので、
色々と終盤ぽいシーンが詰め込まれてましたね。

  • 1巻冒頭シーンの回収
  • 幼い主人公との対面

さあ運命戦の行方はどうなるのか?!
そして太一の恋はどうなるのか?!
結末が気になってしかたい50巻が待ち遠しい。
本誌は8月で終わるらしいので気になってしょうがない。

最終巻は12月13日に発売らしい。
最後は、あれ?なんでこうなってるんだっけ?!wとならないように、
復習をしっかりして読もうと思いますw

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