「Vue Fes Japan 2025」参加レビュー | 学び・セッション感想まとめ

Vue Fes Japan 2025, 2025, Vue.js, Nuxt.js, カンファレンス, 感想, 参加レポート ITエンジニア
この記事は約16分で読めます。
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  1. はじめに
  2. 会場の雰囲気・参加人数
      1. ■ 会場の様子(広さ・設備・雰囲気)
      2. ■ 弁当事情
      3. ■ 参加者層・印象
      4. ■ コミュニティの雰囲気
  3. セッションの感想
    1. オープニング
      1. ■ 内容の要点
      2. ■ 印象に残った点
    2. キーノート
      1. ■ 内容の要点
      2. ■ 印象に残った点
    3. VueはAIに弱い?そんなの都市伝説です
      1. ■ 内容の要点
      2. ■ 印象に残った点
    4. Storybook 駆動開発で実現する持続可能な Vue コンポーネント設計
      1. ■ 内容の要点
      2. ■ 印象に残った点
    5. 生成AI時代のWebアプリケーションアクセシビリティ改善
      1. ■ 内容の要点
      2. ■ 印象に残った点
    6. Inside Vitest: テストフレームワークアーキテクチャの詳細解説
      1. ■ 内容の要点
      2. ■ 印象に残った点
    7. 最高の DX - Nuxt Typed Router と Pinia Colada で実現する次世代 Vue/Nuxt 開発
      1. ■ 内容の要点
      2. ■ 印象に残った点
    8. Vue.jsでつくる実験映像
      1. ■ 内容の要点
      2. ■ 印象に残った点
    9. AI駆動で進める依存ライブラリ更新 ─ Vue プロジェクトの品質向上と開発スピード改善の実践録
      1. ■ 内容の要点
      2. ■ 印象に残った点
  4. ライトニングトーク(LT)セッション感想まとめ
      1. なんでRustの環境構築してないのにRust製のツールが動くの?
      2. Nuxt4のSingleton Data Fetching Layerで何が変わるのか
      3. アウトプットから始めるOSSコントリビューション 〜eslint-plugin-vueの場合〜
      4. 知覚とデザイン short version
      5. Nuxt 認証基盤作成における Cookie 状態管理のポイント
      6. 個人でデジタル庁のデザインシステムをVue.jsで作っている話
      7. React Nativeならぬ “Vue Native” が実現するかも? 新世代マルチプラットフォーム開発フレームワークのLynxとLynxのVue.js対応を追ってみよう
      8. chocoZAPサービス予約システムをNuxtで内製化した話
  5. Vue Fes 2025で出てきた「わからなかった用語」メモ
  6. ブース・展示エリア
  7. 参加して感じたこと・よかった点
  8. 来年への期待・次回への意気込み
  9. まとめ

はじめに

どうも、Vueを触れて数年経っても初心者な隣の鈴木(@next_suzuki)です。

Oasisのライブにも行きたかったけど、チケット抽選で外れたので、
心置きなく Vue Fes Japan 2025 に行ってきた!
(サムネイルはイメージ。実際は画像よりもずっとヒッソリしている)

今回は仲間と二人で参加。去年も行ったので、これで2回目になる。

👇️ 前回の「Vue Fes Japan 2024」はこちらの記事で紹介している。

Vue Fes Japan 2024 -感想レポ- パソコンはみんなMac
はじめて参加してみた。英語の講壇を聴いたり、アフターパーティーで知らない人と会話したり、知らない用語などもたくさん知れて、学びのある1日だった。

まったく他人の参考にならない感想を書く。

  • イベント名:Vue Fes Japan 2025
  • 開催日時・場所:2025年05月25日/大手町プレイス ホール&カンファレンス
  • 参加理由:Vue.jsの情報収集
  • どんな人向けの記事か:ただの感想を読みたい人向け

会場の雰囲気・参加人数

発表とは関係ないことについて感想を書く。

■ 会場の様子(広さ・設備・雰囲気)

  • 1階と2階の構成。2階が受付。
    移動範囲が少なくて快適だったが、階段がやや狭め。
  • 休憩コーナーも設置されていた。
    最初からお昼まではコーヒーがあったけど、途中で品切れ(?)。少し残念。

■ 弁当事情

  • 去年は配布があったが、今年はナシ。
    公式サイトに「近くの飲食店」が紹介されていたのは良い配慮だった。
  • 物価高騰の影響だろうか?
  • 去年は弁当を食べながら講演を聴けたが、今年はそれができず少し寂しい。
  • その代わり、昼休憩は1時間35分と長くなっていた。
    つまり、発表数が減ったので残念。

■ 参加者層・印象

  • 年齢層は主に20〜30代。
    PHPエンジニアの僕から見ると、全体的に若い。
  • 女性もちらほら。外国の参加者も見かけた。
  • 全体的にファッショナブルで、ITイベント特有の“オタクっぽさ”が少ないのも印象的だった。

■ コミュニティの雰囲気

  • 登壇者との交流は主に以下の場で可能:
    • 休憩コーナーでの質問タイム
    • 懇親会

セッションの感想

当日、聴講したセッションの中から印象に残ったものについて書いていく。
内容の要約や解釈は、あくまで僕個人の理解レベルでのもの。

※最初の方が文章が多いのはテンションが高かっただけ。
後半の文字数が減るのは、感動が薄れたからではなく“体力の問題”です。ご了承ください。

オープニング

■ 内容の要点

  • フェス全体の概要(スポンサー・スケジュール・セッション構成)の紹介。

■ 印象に残った点

  • オープニングムービーが流れて驚いた。
    まるで音楽フェスやライブの始まりみたいな演出でテンションが上がる。
  • 日本人の登壇者が登場したので日本語で進行するのかと思ったら、まさかの英語でびっくり。
    スクリーン右側には同時通訳で日本語と英語の字幕が表示されていた。
  • 個人的には「日本のイベントなら日本語で話せばいいのでは?」と思ったが、
    国際カンファレンス化を意識しての構成なのかもしれない。
  • 英語で一生懸命話す登壇者の姿が印象的で、
    内容よりも「頑張って!」という応援の気持ちが湧いてしまった(笑)

キーノート

■ 内容の要点

  • Evan You さんによる「Vite」などに関するセッション。

■ 印象に残った点

  • 冒頭のあいさつで日本語を話していて驚いた。しかもかなり上手だった。
  • ただし、技術的な話は英語。
  • スクリーンの翻訳が見づらかった。
    表示される文字数が少ないうえ、翻訳内容が途中で再変換されるようで、理解が追いつかない。
  • 正直、去年のようにヘッドホンで通訳を聞ける形式のほうがありがたかった。
    とはいえ、Vue.js特有の専門用語も多いし、ヘッドホンだと衛生面を気にする人もいるから、難しい判断なのかもしれない。
  • メモをスマホで取っていたけど、翻訳テキストを読んで→理解して→入力する…の流れが遅くて会話に追いつけなかった。
    「ノートPCを持ってくればよかったな」と少し後悔した。

VueはAIに弱い?そんなの都市伝説です

■ 内容の要点

  • Vue.jsでもAIを活用できるという内容。

■ 印象に残った点

  • この日の中で一番印象に残った講演だった。
    ただし、これは「ピークエンドの法則(※最初と最後の体験が強く記憶に残る心理現象)」の影響かもしれない。
    最初に聴いたセッションというだけで、印象が増幅されている可能性はある。
    それでも、内容そのものが心を動かす力を持っていたのは間違いない。
  • 登壇者に「Vue.jsが好きですか?」と聞かれたが、正直そこまで好きではないと思って手を挙げなかった。
    でもその瞬間、自分がVueに対してどんな感情を持っているのかを改めて認識できて、良い気づきになった。
  • 序盤はいろいろとツッコミたくなる箇所もあったけど、最後のまとめでその全てを登壇者自身が回収していた。
    自分の講演を客観視できていて、資料にも時間と想いをかけているのが伝わった。
  • ツッコミたかったのは、「AIって、結局手間をかけないと精度の高い回答を出せないんでしょ?」という点。
    いわば“学問に王道なし”で、暗黙知を形式知にして緻密なプロンプトを組めば、Vueでもちゃんとした結果が出るんでしょ?
    でも、その暗黙知を形式知にする作業こそが、ものすごく面倒で大変だから、みんな苦労しているんじゃないか――そう思っていた。
    しかし、まるで僕の心を読み取ったかのように、登壇者はその点をあっさりと認めたうえで、「その面倒なプロセスをこなすために必要なのは、最初の問いにあった“好き”という感情や情熱だ」と、はっきりと言い切っていた。
  • そして冒頭の「好きですか?」という問いが、ここで綺麗に伏線回収される構成。
    プレゼンとしても完成度が高く、聴き手の感情をしっかり動かす素晴らしい内容だった。

Storybook 駆動開発で実現する持続可能な Vue コンポーネント設計

■ 内容の要点

  • Storybookを活用して、コンポーネント設計を整理・共有しながら進める手法の紹介。

■ 印象に残った点

  • 「コンポーネントとPropsを明確化しておく」という考え方は、Vue.jsの経験が浅い自分にとって、開発をスムーズに進めるための良い指針だと感じた。
  • 要は、“設計に時間をかけることが大事”という王道の話。
    でも、10年以上現場にいるひねくれたおっさんエンジニアの僕としては、「それは理想論だとわかっているけど、実際の現場じゃ設計に時間なんてかけられないんだよ!」と思ってしまった。
    ……いかんいかん、老害発言だ。
    とはいえ、その理想論に本気で向き合ってプロジェクトを進めている姿勢は本当に立派だと思う。
  • こういう理想的な開発環境で働けるのは、決して偶然ではなく、登壇者自身が努力して築き上げてきた結果なのだと思う。もし本当にそうなら、その行動力と実現力は本当に尊敬に値する。

生成AI時代のWebアプリケーションアクセシビリティ改善

■ 内容の要点

  • アクセシビリティ基準「WCAG(ウィーキャグ)」に関する話。

■ 印象に残った点

  • 論文の内容を引用しながらの講義で、「これが学術的な発表というやつか…!」と圧倒された。
  • 全体的にお硬い雰囲気だったけど、それが逆に「研究者の真剣さ」を感じさせた。
    登壇者は終始プレゼン資料を見ながら丁寧に話していて、内容の正確さを重視している印象だった。
    (“お硬い”というのは雰囲気のことで、内容はむしろとても濃密で素晴らしかった!)
  • mcpサーバを自作しているとのことで、その探究心と実装力にただただ感服した。
    こういう「自分で手を動かして試す」タイプのエンジニア、ほんと尊敬する。

Inside Vitest: テストフレームワークアーキテクチャの詳細解説

■ 内容の要点

  • テストフレームワーク「Vitest」の内部構造に関する技術的解説。

■ 印象に残った点

  • 正直、ほとんど理解できなかった…。この日で一番「置いていかれた」感が強かった。
  • というのも、僕が期待していたのは「Vitestを使うと何が便利になるのか?」「どんなメリットがあるのか?」という内容だった。
    でも、実際の講演はそうした“使う側の視点”ではなく、“仕組みを理解する側の視点”にフォーカスしていたようだ。
    だから、僕が勝手に想定していた理想像とズレてしまい、理解が追いつかなかったのだと思う。
  • 途中で翻訳の画面が消えたのも印象的だった。スタッフも特にツッコまず、そのまま進行していたので「これも演出なのか?」と思ってしまった。
    (結局、途中で復活したので、単なる操作ミスだったのかもしれないけど…)
  • 登壇者が「Vite」を「ビテ」と発音していて、「ヴィート」派の僕は一瞬混乱した。
    登壇者は日本人っぽい見た目だったけど、話し方がネイティブ寄りで、不思議な感覚だった。
    ──まあ、発音なんて本質じゃない。
    機能に支障がないなら、どっちでもいいんだ。IT業界はそんな“発音カオス”の宝庫だから。

最高の DX – Nuxt Typed Router と Pinia Colada で実現する次世代 Vue/Nuxt 開発

■ 内容の要点

  • NuxtのTyped RouterやPinia Coladaを用いたDX(開発体験)向上の話。

■ 印象に残った点

  • この日いちばん“個性の強い”講演だった。語りが抜群に面白く、会場の笑いも多かった。
    真面目な技術トークが続く中で、こういうテンションの発表があると本当に助かる。
  • 語りが面白すぎて、肝心の内容があまり記憶に残っていない(苦笑)
    でも、「楽しませよう」という姿勢がしっかり伝わってきたので、それだけで好印象。
  • 一番前の席にいた人が「ウマ娘」をプレイしていて、ついそっちが気になってしまった(笑)
    ──まあ、他人が何をしていようが自由だけど、講演とウマ娘が同時進行している光景にはちょっと笑ってしまった。

Vue.jsでつくる実験映像

■ 内容の要点

  • Vue.jsを使った映像作品の紹介。

■ 印象に残った点

  • 冒頭で見せてもらった「物を少しずつ動かして1コマずつ撮影する」映像制作シーンに圧倒された。
    エンジニアも時に狂気的なまでに細部を詰める職業だが、映像クリエイターの“狂気”はまた別次元だな、と思った。
  • 語り口が軽快で面白い。
    自分の作品よりも、女子高生パロディ(オマージュ?模倣?)動画の方が再生数を稼いでいるという自虐ネタには、思わず笑ってしまった。
    手間をかけたものよりも、軽く作ったものがバズる──そんな現実に対する皮肉も含めて、妙に共感した。
  • Webエンジニアではなく、組み込み系エンジニアとしての視点よりの話だった。
    任天堂SwitchのJoy-Conを操作できるAPIが公開されていると知って驚いた。
  • ご本人は「エンジニアではない」と話していたが、内容は完全に職人レベル。
    GitHubを見たらフォロワー数が圧倒的で、正直そこらのエンジニアよりよっぽどエンジニアだった(笑)
  • 新しいデザインのカラーピッカーも印象的だった。
    「カラーピッカーなんてどのツールでも同じ」と思い込んでいたけど、“当たり前を疑うこと”の大切さを改めて教えられた。
  • 登壇者が「Gコード」と何の説明もなく話していたが、会場の多くの人は意味を理解していなかったと思う。
    Webエンジニアにとって、工作機械を動かすための制御コードなんて馴染みがないからだ。
  • 映像の上映中、隣の仲間が寝ていた(笑)
    僕は美大の文化祭を観に行ったり、海外で美術館を巡るほど映像やアートが好きなので、
    この講義は技術的というより“芸術的な刺激”として楽しめた。
    ただ、仲間はあまり興味がなかったようで、
    やっぱりアートって“刺さる人と刺さらない人”がいるんだな、と改めて感じた。
  • 上映された映像を大画面で見ると、圧倒的な迫力だった。
    でも家でYouTubeで見直したら、あの感動は再現されなかった。
    「映画館と家のテレビで感じる違いなんて、そんなにないだろ」と思っていたけど、全然違った。
    この体験を通じて、“体験の環境が感動を左右する”ことを身をもって実感した。

    🔽実際に会場で映されていた。と思うムービー

    AI駆動で進める依存ライブラリ更新 ─ Vue プロジェクトの品質向上と開発スピード改善の実践録

    • 印象に残った点
      • 新人教育も兼ねていて、3年目のエンジニアさんが1年目のエンジニアさんを指導していたらしい。15年くらいIT業界している私としては、3年目も初心者みたいなもんだろう…。と上から目線で観ていたのですが、ごめんなさい、僕が間違っていました。年数とか関係ないです…。とても濃ゆい内容だった。このVue Fes Japan 2025というVueの大イベントで、数ある講演で発表しているだけあります。
        そんじょそこらの3年目とは違います。僕がバカでした、考えが狭かったです。と圧倒されるような内容だった…。
      • スクリーンに映し出される資料もとてもまとまっていた。あとで資料が公開されているのをみつけたが、70ページ以上あってスゴイ!!語る時間が短すぎて、とばしているくらいだった。あと倍くらいの時間をとっても語れそうな感じだった。
        AIの良質なプロンプトを作るには「暗黙知を形式知にする」と言っていて、これがAIから良質な回答を得るために、AIを使いこなすための結論な気がした。

    ■ 内容の要点

    • AIを活用して、依存ライブラリを効率的に更新・改善したプロジェクト事例の紹介。

    ■ 印象に残った点

    • 新人教育も兼ねていて、3年目のエンジニアさんが1年目のエンジニアさんを指導していたという話。
      15年ほどIT業界にいる僕からすると、「3年目なんて、まだまだ初心者でしょ」と正直思っていた。
      ──が、ごめんなさい、完全に間違っていました。年数なんて関係ない。
      講演内容は圧倒的に濃く、構成も緻密で、僕の狭い視野を打ち砕かれた。
      Vue Fes Japanのような大舞台で発表できるだけあって、そんじょそこらの3年目とは訳が違う。
      「僕がバカでした」と素直に思わされた瞬間だった。
    • スクリーンに映し出された資料も、情報量・構成ともに完璧。
      あとで公開資料を見つけたら、なんと70ページ超。
      語る時間が短すぎて、かなり端折っていたのがわかる。
      倍の時間をとっても語り尽くせない内容だったのだろう。
    • 「AIの良質なプロンプトを作るには、“暗黙知を形式知にする”ことが大切」と語っていたのが印象的だった。
      この言葉が、AIを使いこなす上での核心なのだと思う。
      結局、AIを動かすのは人間の知識と経験の言語化──それを改めて実感した。

    ライトニングトーク(LT)セッション感想まとめ

    ⏬️ここからはLT(Lightning Talk)=短時間プレゼンの内容。


    なんでRustの環境構築してないのにRust製のツールが動くの?

    • 内容の要点:Rustで動く仕組みの解説。
    • 印象に残った点
      正直、考えたこともなかったテーマ。
      こういう“素朴な疑問”を深掘る姿勢は大事だなと改めて感じた。

    Nuxt4のSingleton Data Fetching Layerで何が変わるのか

    • 内容の要点:Nuxt4でのパフォーマンス改善に関する話。
    • 印象に残った点
      説明がシンプルで聞きやすかった。
      専門的な内容を、ちゃんとかみ砕いて伝えられる登壇者さんは本当にすごい。

    アウトプットから始めるOSSコントリビューション 〜eslint-plugin-vueの場合〜

    • 内容の要点:OSS(オープンソース)への貢献のはじめ方。
    • 印象に残った点
      正直、ハードルが下がるどころか上がった(笑)
      でも、それだけ真剣にOSS活動をしている熱量が伝わった。
      あと「V東京」ってイベントがあるのを初めて知った。気になる。

    知覚とデザイン short version

    • 内容の要点:デザインを“脳の認知”の観点から考える学問的アプローチ。
    • 印象に残った点
      まさかこのイベントで「シナプス」「ニューロン」という単語を聞くとは思わなかった。
      脳や認知の話が好きなので、個人的にはかなり刺さった。
      あとで「ブロードマンの脳地図」も調べてみようと思う。
      とはいえ、なぜVueフェスでこの内容を発表しようと思ったのか?
      その意図が少し気になった(良い意味で異色の発表だった)。

    Nuxt 認証基盤作成における Cookie 状態管理のポイント

    • 内容の要点:Cookieの状態管理と保存方法の解説。
    • 印象に残った点
      登壇者がフリーランスの方で珍しかった。
      現場紹介も交えていて、同じフリーランスとして参考になった。
      「こういうふうに自分の実績を発表すればいいのか」と勉強になった。

    個人でデジタル庁のデザインシステムをVue.jsで作っている話

    • 内容の要点:デジタル庁のデザインをVue.jsに変換しているという取り組み。
    • 印象に残った点
      最初は「政府のデザインを個人で?そんなことある?」と疑いながら聞いていたけど、正確にはそうではなかった。
      デジタル庁のデザインをVueに置き換えてみようという発想と着眼点がすごい。
      僕の身の回りにはこういう作業をしている人はいないけど、きっとどこかで誰かが救われているんだろうなと思った。

    React Nativeならぬ “Vue Native” が実現するかも? 新世代マルチプラットフォーム開発フレームワークのLynxとLynxのVue.js対応を追ってみよう

    • 内容の要点:Lynxという新世代マルチプラットフォームフレームワークのVue対応版について。
    • 印象に残った点
      現時点では、まだ実用レベルには届いていない印象。
      Flutterエンジニアとの会話で「Flutterの存在が怪しいかも?」という話題が出たそうで、それを聞いて「あ、これのことか!」とピンときた。

    chocoZAPサービス予約システムをNuxtで内製化した話

    • 内容の要点:chocoZAPのサービス予約システムをNuxtで構築・内製化した事例。
    • 印象に残った点
      WebViewの仕様による不具合にハマった、という話がとても共感できた。
      僕自身も同じようなトラブルに遭ったことがあり、「わかる!」と強くうなずきながら聞いていた。
      今日のセッションの中で、最も共感が湧いた内容だった。プレゼン資料があればぜひ手元で見返したい。

    Vue Fes 2025で出てきた「わからなかった用語」メモ

    初めて聞いた単語や、何度か耳にしたけど意味を覚えていなかった単語をまとめておく。
    今後のために自分なりに調べたメモ(※登壇者による説明ではないので、正確性は保証できません)。
    ※こういう疑問を解消するために質問ブースがあるのかもしれないね。

    用語意味
    Vitest
    oxlint
    Rolldown
    magic-string
    vite+
    アドホック
    Playwright
    ガードレール
    be my eyes
    ボイラープレート
    バンドルサイズ
    ブロードマンの脳地図
    lynx

    ブース・展示エリア

    ブース・展示エリアには、まったく立ち寄りませんでした。
    せっかくの機会だったのに…。


    参加して感じたこと・よかった点

    今回は「つまらない」「わからない」と感じる部分が多かった。
    でも、それは登壇者や内容が悪いのではなく、自分の知識の浅さを痛感した結果なんだと思う。
    ある意味では、今の自分の立ち位置を知る良い機会になった。

    最近「『好き』を言語化する技術(著者:三宅香帆さん)」という本を読んで、改めて認識したことがある。
    👇️「『好き』を言語化する技術(著者: 三宅香帆さん)」はこちら記事で紹介しています。

    「好き」を言語化する技術 読書レビュー|ヤバイしか言えない自分を変えるヒント
    三宅香帆さんの『好きを言語化する技術』を読んで、自分の文章コンプレックスや「ヤバイ」という言葉との向き合い方を振り返りました。気づきや共感したことを素直にまとめています。


    書き手(今回は発表者)は、「想定した読者(聴衆)」を決めて、講演で伝えたいことを伝わるように設計している。
    今回の感想で「つまらない」「わからない」と感じた講演は、単に自分が想定された読者になれなかっただけなのだと思う。

    その想定の範囲に入れなかった理由は、僕のVue.jsへの理解がまだ浅いせいだろう。
    もっと知識があれば、気づきや学びも増えたのかもしれない。

    だからこそ、これからも地道にVue.jsへの理解を深めていきたい。
    そうすれば、次に同じテーマを聞いたとき、まったく違う景色が見えるはずだ。


    来年への期待・次回への意気込み

    • 次回も可能なら参加したい。
    • 今年はトレンド的な話題は少なめに感じた。
      来年は、Vue 4 や Nuxt の次期アップデートなど、もう少し先を見据えたテーマを聞いてみたい。

    まとめ

    2回目の参加ということもあって、驚きや新鮮さは少し減った。
    でも、そういう状況でも自分なりに面白い部分を見つけて、知識を吸収していく姿勢が大事なのだと思う。

    他のエンジニアさんの会話を聞いて、学び続ける姿勢の大切さを改めて実感した。
    技術は日々変化する。だからこそ、こうしたイベントで刺激を受け続けることが、
    自分をアップデートし続ける一番の近道なのかもしれない。

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