トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」 の感想。
久しぶりに「投資・金融・会社経営」の本を読みました。
読んだ理由
知人に2人に勧められた。
2人とも起業を目指している人間。
起業家がおススメする本とは、
どれだけスゴイのだろう…?!
と夢と期待を膨らませて読んだ。
感想
ぶっちゃけ超ガッカリだった。
期待して損した。
恋愛風に言えば、
私のドキドキを返して!?(笑)
内容が短い。
遅読の私が6時間で読めた。
内容が浅い。
内容の7割は、5年以上前に知っていた情報だった。
初心者用
未読の方のために、冷静な感想を書く。
お金に関心を持つための入門書だ。
本当に何もお金の知識がない人におすすめ。
今まで何もお金に関心を持たずに暮らしてきましたー。
みたいな人にはオススメだ。
概要が多い
現在の日本について事実が書いてある。
正直、日頃から、新聞、雑誌、コラム等の経済ニュースに興味があれば、
多少なりとも知っている内容…。
どうして日本はこんな状況になっちゃった?とか、そういう根幹的な説明は皆無だ。
単純な脳みその人に対しての
「勇気さえあれば金儲けできる。」みたいな煽り文句ばかりで、
非常に浅い本に感じてしまった。
(勇気が必要なのは間違っていない、と思う。)
交流を広げる
批判ばかり書いているが、良かった点もある。
現状を変えたければ、会社とは違う人と飲む。みたいな内容。
非常に賛成だ。
金儲けは別として、他の世界があると知る事は重要。
一か所に依存するのは良くない。
この場所以外にも、他の場所があるんだ。
と思うだけで精神的にも余裕ができる。
大切なのは勇気
この手の知識本は、
結局は「行動する勇気の有無」に結論付けられる。
みんな勇気がないから困るわけだ。
そのフォローがこの本は皆無。
僕のセミナーに来れば何とかなりますよ?みたいな、
セミナーの参加を誘発するような文章ばっかしで幻滅する。
セミナーは未参加なのでわからない。
ただ言えるのは世間一般の99%の人は、参加する勇気がない。
その観点がこの読書は抜けている。
そんな99%の人間をフォローする気持ち、がこの本には皆無だ。
ESBI
知人に、この本の何がポイントだったのか聞いたら、
ESBIらしい。
非常に上から目線な感想を書く。
普通に生活してたら、BIの事に気付かない…?
と思ってしまった。
ただ、私は22歳くらいの時に金融系の本を色々読んだせいかもしれない…。
だから、私自身がズレている気もした。
その点を相手から聞き出したかった。
ただ、
私には悔しい事に、相手から聞き出す能力が足りなかった。
僕に足りないのは、
ESBIよりもコミュニケーション能力だ。
と気づけたよ!!!
この本にも学びがあったよ(苦笑
読み終わって
今の僕は「別にTOP1%じゃなくて良いや。」と思っている自分に気づけました。
ESBIとか、別にEでいいや。と思った。
金があれば幸せか?僕にはそれがわからない。
祖父はお金があったけど、死ぬ時にそうは見えなかった…。
ないよりあったほうがいいのはわかるけどね。
グーみたいな奴がいて、チョキみたいな奴もいて、パーみたいな奴もいる 誰が一番強いか答えを知ってる奴はいるか?
引用:宇宙兄弟5巻
僕はお金に関して言えば、強くなくていい。
EBがパーだとしたら、僕はグーでいい。
今は金よりも恋人がほしい。
バレンタインデーにチョコレートくれる人が欲しい。
おわりに
久しぶりにガッカリした本だった。
これなら「マーケットの魔術師」や「誰も知らないお金の話」を読むことをオススメする。
本はガッカリだったが、
知人2人の思想が少しだけ理解できた気がする。
今は金儲けに興味がない。
もし僕が愛する人を幸せにするために、
少しだけお金が必要になったら、この本を思い出すだろう。