FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 -感想- 世界は良くなり続けていることを知れる幸せ

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「FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」 の感想。

どうも、読書を習慣ずけるのが目標な隣の鈴木(@next_suzuki)です。

今月も1冊読めました。

あらすじ

「世界には貧しい人がたくさんいる」などの思い込みについて、データに基づきながら正しい世界の情報を発信。

読んだ理由

Amazonのランキングで上位。
話題のネタになったらラッキーだな。くらいの軽い気持ち。

この本を読む前の私は

世界には、いまだに貧しい人がたくさんいる。
特にアフリカは教育を受けられない人がたくさんいる。
男女の格差は大きいままだ。

この本を読んだ後の私は

僕の知識は大間違いだった。
著者は、世界が良くなっていることを周知したいから、この本を出版した。
僕は著者の狙い通り、世界に対する知識を正しくすることができた。

インフラ・教育

世界はよくなっているのだ。
それが実感できるデータたちだった。
読んでいて一番嬉しい情報だった。

人口は増え続けない

中国人が増えたように、今後はアフリカ人が増えてくる。
人間は増え続けて、自然や他の生物を侵略して、地球を破壊する。
そんな風に思っていた。

しかし、僕は間違っていることを知って安心できた。
女性の教育レベルが上がれば、出生数が減る。という理由も納得できた。
なぜなら日本がそうだからだ。その事実を今の日本が表している。

レベル2,3の国がレベル4の国に来る時代

アフリカの人々が欧州に旅行に来る未来が来る。
そんな風に書いてあった。

僕はこれが正しい。と思う。

2019年の5月にイギリス旅行に行った。
アジア人をたくさんみかけた。
その9割は中国人だった。

僕の認識では、ほんの20?30年前まではレベル2、3くらいだったはずの中国人が、
イギリスにたくさん来ているのだ。

そんな事実を見てしまった以上、
アフリカの人たちだって、
20年、30年後にはイギリスなどのレベル4の国に旅行に来ても、
何ら不思議じゃない気がした。

おわりに

「世界はよくなっている」
その事実を知れただけでも、この本を読んだ価値があった。

ニュースに惑わされている自分に気付いた。

ニュースに映し出される飛行機事故をみるたびに、
友達のパイロットは大丈夫だろうか?と不安になっている自分がいた。

しかし、飛行機事故の確率も減っているらしい。
僕の友人が死ぬ確率は低いんだ。
そう思えただけで気持ちが明るくなった。

そんな悲観的なニュースに惑わされないために、
いろいろな情報源を観ることを心掛けたい。
ニュースも日本だけじゃなく、世界のニュースをみて、
日本と世界の視点の違いを感じたい。

レベル1を救える活動に興味を持つ。
どんな活動があるか、それだけでも調べてみよう。

レベル1,2,3の国に興味を持つ。
レベル4の国ばかり気にしていた。
もっと視野を広く世界をみよう。

これからは中国のように、
レベル2,3の国が、
世界に進出してくる。

戦後の日本が、世界に勝ち上がったように、
ほかの国も勝ち上がってくる。

そんな国々に追い抜かれないように
危機感を持たないと。

年配と話すと、
「中国製はダメだ。中国人だって「日本の製品は質が良くてよい。」と思っている。」と、語る人は多い。

今は事実だと思う。
でも、人口が減り続けている日本は、
技術を継承する人も減っている。

技術を向上し続けること、維持することすら怪しいと思う。

正直、この本を読んだ後だと、
中国製品の品質について語るのは、
見下しているだけだし、現状に甘えているだけ に思えてきた。

日本がアメリカ製品を真似たように、
中国が日本の製品を真似たように、
どこかの国が真似て、模倣して、世界に進出してくるだろう。

今後はそういう危機感を持って、仕事に挑みたい。
そういう気持ちがなければ世界の国々に抜かされる。
グローバル社会では生き抜いていけない気がした。

そんなのニュースや雑誌で何度も言われてきたことだけど、
この本を読んで改めて考えさせられた。

この本は「知識を得る」という意味では、
本当にオススメな1冊。

もし何を読もうか悩んでいる人がいたら、
是非、読んでもらいたい。

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