このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法 -感想- 僕の悩みを解消してくれた最高の一冊

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どうも、転職を検討中な隣の鈴木(@next_suzuki)です。

「このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法」(著者: 北野 唯我さん) の感想。

ただの感想である。考察ではない!

あらすじ

転職に悩んだ時に読む1冊

読んだ理由

僕は仕事で失敗した。
僕は無力だと気づけた。
転職を考え中。

自分の転職理由は正しいのか?
この動機では転職に失敗しないか?
僕はただ現状から逃げたいだけなのか?
などの転職への不安を解消したい。

この本を読む前の私は

僕のやりたいことは今の仕事なのか?
今の仕事を辞めて後悔しないか?
今の会社で大丈夫か?
会社の人は優しい、僕はそれに甘えてるだけじゃない?
優しい環境のままでいいの?
僕の市場価値はあるのか?

そんな疑問を抱きながら、
転職活動への不安を抱えていた…。

感想

この本のおかげで、
読む前の不安は解消された。
素晴らしい一冊だ。

僕の言語化できなかった不安が、
この本によって文章になっている。
整理整頓された言葉が、
僕の気持ちを安心させてくれた。

転職を考えている知人がいたら、
僕はこの本を読むことをオススメする。

これからの転職活動を始める人への最高の一冊だ!!

今日は4月1日だ。
新社会人の人にも読むことをオススメしたい。
この本を読んで将来のビジョンを描いて欲しい。
今日から向き合う会社が人生の相棒に適切か考えて欲しい。

読みやすさ

読む前のイメージは、

どうせビジネス書だから下記みたいな本だと思っていた。

  • 見開き1ページに1項目
  • 転職に必要な50項目

しかし、実際は全然異なった。

小説みたいな内容。

  • 正義は勝つ!!
  • 人情を感じるストーリー

な部分もあって、
とても読みやすかった。

小説家されていて、
主人公の感情部分が描かれている。

その感情部分が、
僕の悩みと一致していた。

素直にアドバイスの言葉を受け入れられた。

5割が転職

5割の人は転職する時代らしい。
具体的な数字に驚いた。
同年代で考えれば、少ない数字な気がした。
友達、飲み会で初対面の人々。
7,8割の人は、転職を1回以上している。

ちなみに僕は1回転職経験がある。

最初に入った会社で、
生涯を終える人が5割もいることに驚きだ。

その人たちは、とても恵まれているのだろう。

会社と恋愛は一緒。と聞いたことがある。

恋愛に例えれば、
最初の彼女と付き合って、
そのまま死ぬまで生涯を共にするわけだ。

そんな気の合う恋人(会社)に出会えた事は、
とてもステキな事だと思う。

自分のレジェメ

レジェメを作る事!と書いてあった。

僕なりに、
マインドマップを作った。

遊びばっかしだった。
仕事の要素は空白に近かった…。

市場価値

市場価値を測る基準が書いてあった。

僕は無価値だった…。
ゼロだった…。
作中の主人公以下の価値…。

精神的に、ボコボコに殴られた気分だった。

技術力なし。
人脈なし。

専門性のないやつに打席は回ってこない

引用:このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

えぇ…、僕のことですよ…。
文章化されてスッキリもした。
しかし、自分の不安要素が事実であることも確定した。
それにより僕の胃はキリキリと傷んだ…。

しかし、それが現実。
仕事に失敗したからこそ、気づけた。
もし失敗しなかったら、
この本に書いてあるような40代になっていただろう。

僕の今回の失敗は、
仕事を選べなかったからだ…。

そして選べなかった理由は、
選べるだけの技術力がない。
技術力がないから信頼されるような人脈もなかった…。

飲み屋で自営業の人と話す機会が多々ある。
ある男性が、
「私はお歳暮とか送らない。たまに「送ってこい!うちの会社を何だと思っているんだ?!」と強要してくる人がいる。そういう人間とは関係を切ることにしている。」
と言っていた。

自分に合わない人間を切れるのは、
技術力と人脈に自信がある。

ことなのだと思う。

上司をみて働く人の発想

まさに自分
だから自由がない。

生産性が高い会社

僕が今いる会社は違う。
どちからと言えば重箱の隅をつつくような会社だ・・。

会社としていいか、と、転職先としていいか、は別

これは考えさせられた。
たしかに必ずイコールにはならない。

たしかに派遣じゃダメだ

転職先は色々なツールを使って探せ。

今は色々な転職方法があると知れて良かった。

すごい会社とは、いつでも転職できるような人がいる会社。

これは非常に納得だった。
できる人!は、だいたい別の場所に行っても仕事ができるイメージだ。

パートナー(恋人・妻)への理解を得る方法

ここまで書いてある事に脱帽だった。
私には無関係だ。
しかし、いる人の勇気を消す理由の一つであることは間違いない。
この本は、そんな人のためのフォローも惜しんでいない!

プロボノ

初めて知った。
こんな活動に参加できるような人になるんだ!!

to doとbegin型の人間

一番、不安がなくなった内容はこれだ。

・to do(コト)に重きをおく人間・・・何をするのか、で物事を考える。明確な夢や目標を持っている。
・being(状態)に重きをおく人間・・・どんな人でありたいか、どんな状態でありたいかを重視する

引用:このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

僕は”to do型”になることが当たり前なのだ。と思っていた。
しかし、この本いわく違うらしい。
ほとんどの人が”being型”らしい。

どうやら僕は普通の人だったらしい。
サクセス野郎ではない。と安心できた。
こういうスタイルでもいいんだ。と安心できた。

だから、
今度は無理に”to do型”を目指すのではなく、
僕にあった”being型”を目指す。

環境を変更する基準

僕は昔の環境が嫌で今の環境に移動した。

どちらの環境もこの本に当てはまる、
あまりよろしくない環境だった。

今は悪い緊張が。
昔は良い緊張がなかった。

僕が成長していない。と感じる理由、
それは良い緊張が少ないからなのかもしれない。
だから、僕は焦りを感じていたのだろう。
悩みの一つの答えが見つかった。

小さなやりたいこと

なんだろう・・・?と考えて、
いくつかあった。

僕はもっと小さなことで感謝されたい。
聞こえや見栄えが良いような事でなくていい。
たくさんの人を幸せにできなくていい。
だけど、身近な人たちを幸せにしたい。
それで少しだけ感謝してもらえたら、
僕はそれだけで幸せだ。

そういう思いから、小さなやりたいこと。
を見つける事が出来そうな気が下。

ラベル

僕のラベルは何だろう…?

今のところ
「マニュアル作成人間」が妥当だ。

もっと別のラベルを探そうと思う。

おわりに

本当に良い本だ。
転職前に読んで正解だった。

物語の最後に、
主人公が「仕事を楽しい」と言っていた。

サラリーマンになったときに、
おじが僕に言った。
「仕事は楽しくないけど、面白い。そういうもんだ。」

僕はおじの言葉を正しいと思って過ごしてきた。
あっ、こんな人がいるんだ。
あっ、こんな事が起きるんだ。

そうやって何度も「面白い」を経験してみた。

今度は、
おじに歯向かってよう。(笑)
おじが見つける事が出来なかったことを
僕が「楽しい」を見つけるんだ。

まずは自分を変えてみよう。
次に進む。
市場価値のある人間になってみせる。

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