どうも、ITエンジニアの隣の鈴木(@next_suzuki)です。
応用情報技術者試験の勉強方法 を振り返る。
ただの振り返りである。
僕は他人様に『優秀』と言われる事は滅多にないので、
あまり合格を目指す人には参考にならないと思う。
はじめに
「応用情報技術者試験 令和5年秋」を合格した。
次は高度情報処理技術者試験も目指したいと少しは思っている。
その前に合格した際の勉強方法を振り返りたいと思う。
僕のこと
ITプログラマ・エンジニアとして現役で働いている。
仕事の経験は約13年ほどである。
最近、ChatGPTにソースのことを尋ねてばかりだが、自称「中堅エンジニア」である。
職務経歴は下記のような感じである。
業種 | 年数 |
---|---|
Web系 | 約3年 |
インフラ | 約3年 |
組込み系 | 約7年 |
応用情報技術者試験の受験回数
書いてて情けないし、恥ずかしいんだけど、7回目の受験で合格した。
学生時代に2回落ちた。
新入社員時代に、仕事の目標に書くことが何も無かったから『資格取得』と書いて、試験を受験して3回落ちた。
業務経験を積んで約10年が経ち、1回落ちて、2回目でやっと合格した。
合計の勉強時間
直近2回の合計の勉強時間は150時間だった。
質は低かったと思う。
勉強方法
本題の勉強方法について振り返る。
完全に我流の内容である。
ここまでの文章を読んで察していただけたと思うが、僕は効率が良く勉強できるタイプではない。
学生時代も先生や友達に『真面目』とは言われるが、『頭が良い』『要領が良い』と言われたことは0回である。
授業中にノートは綺麗にとるけど、テストの点数は全然ダメな人間とは、僕のことだ。
そんな人間が書いている内容なので、反面教師として参考にしたほうが役に立つかもしれない。
午前対策
ありがちな文章を書きます。
- 応用情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集
- 応用情報技術者過去問道場
- youtube
まとまった時間があれば『過去問題集』を解く。
少ない時間しかなければWebサイト『応用情報技術者過去問道場』をひたすら解いてください(はい、ありがちな内容すぎて、このサイトから離脱しますね…)。
応用情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集
Webサイト『応用情報技術者過去問道場』でも十分だったかもしれないけど、紙での勉強が好きな人にはオススメだと思う。
嘘か本当か謎だけどアナログのほうが記憶に残る。とか言うからね。
恐竜みたいなデザインの表紙が好きだったんだけど、今調べたら何か味気ない表紙に変わっていて、ちょっぴり残念である。
問題が2ページ(左のページに問題、右のページに回答)にまとまっている。
問題はだいたい3~4問である。
平日はまとまった時間が取れなかったので、今日は20問やろう!と決めて、
だいたい8~10ページをチマチマ解いていた。
『過去問題集』の回答で不明点があった時は、『応用情報技術者過去問道場』の解説を読むと理解できることがあった。
もちろん、逆の場合(Webサイト『応用情報技術者過去問道場』の不明点が、『過去問題集』の回答で理解できる)もあった。
午後の問題もそうだが、『過去問題集』『応用情報技術者過去問道場』で補填し合うことができた。
『過去問題集』は、直近の物ではなく2年以上古い試験の問題集を購入した。
このページにたどり着いた人ならご存知な可能性が高いだろうが、応用情報技術者試験は直近2年の問題はあまり出題されない。と言われている。
そんなわけで2年前くらいで十分である。
さらに言えば古い本なので中古でも十分である。
僕は問題集を2冊買った。1冊目は新品を購入したが、2冊目から中古で十分だと気づいたので中古で購入した。
応用情報技術者試験は合格率が1割だったり、会社命令で消極的・受動的な受験者が多いせいか、新品の問題集を購入して挫折した人が多いのかもしれない。
中古の問題集もチラホラ出回っている、挫折しているせいか、中古でも本は綺麗である。
この本は4回分の問題が収録されているわけだが、僕が買った中古の本は、1回分だけ解いたような痕跡があった。
たぶん燃え尽きたのか挫折したのか、残り3回分は解いた形跡がなかった(苦笑)
応用情報技術者過去問道場
言わずと知れたWebサイトである。
電車の移動時間、お昼休みなど、10分以下のスキマ時間に使用していた。
途中で気づいたけど、自分の過去の正答率なども表示される。
気づいていない人は、一度サイトの機能を見直してみても良いかも?!
youtube
詳細は後述するけど、どうしても問題集だけでは理解できない部分は、
youtubeで動画を探して、わかりやすい動画で理解を補填した。
不要だと感じた勉強方法
テキストは買ったけど不要だった。
正直、テストを解くくらいなら問題集を解いたほうが効率が良かった。
ただ、自分は学生時代に2進数とかソートなどは勉強していた。
ネットワークもIPアドレスなどは、ちゃんとネットワークの本を読んで勉強していた。
セキュリティ運用などは実際の業務で指導されていた。
もしかしたら、独学や業務経験があったから、テキストは不要だったのかもしれない。
午後対策
下記の勉強をしたので、それぞれの勉強法を記述する。
- 1.情報セキュリティ
- 4.システムアーキテクチャ
- 5.ネットワーク
- 6.データベース
- 7.組込みシステム開発
- 11.システム監査
情報セキュリティ、システムアーキテクチャ、ネットワーク
勉強しても最後の最後まで自信がつかなかった。
正直、テキストだけでは不明な部分が多かった。
不明な点はyoutubeで詳しく説明している動画あったので、その動画を何度もみて勉強していた。
後述するが「まさるの勉強部屋」「情報処理技術者試験・高校情報教科対策の突破口ドットコム」が無ければ、勉強法がわからずに自力ではどうしようもなかったと思う。
こうやってネットで動画とかある時代だから助かったけど、動画なかった10年前だったら仕事後にITスクールなどの通う必要があったかもしれない。
そう考えると、本当に便利な時代である。
データベース
ChatGPTのおかげである。
SQL文で不明な点などあったときに、何度も質問すれば良い返答を生成してくれた。
回答の精度が良い。不明点も解決してくれる。
他の例も作成してほしい。とお願いすれば、どんどん作成してくれた。
自分がわかりやすい言葉やシステムに置き換えて、問題を作ったりした。
ChatGTPはDB以外の分野はイマイチだった。
ひょっとしたらプログラミングはできたかもしれないけど、僕はプログラミングを選択肢から除外したので試していないため不明である。
回答の精度に関しては、流石はLLMである。
おそらくSQLは世界で共通だから回答の情報例がたくさんあるのだろう。
組込みシステム開発
これは勉強というよりは実務経験でなんとかなった。
とくに勉強していないけど最初から7~8割は解けていた。
組込み系の仕事を約7年経験したのだが、それが活かされたのである。
組み込み系から離れたので、あの7年は無駄だったのかな。と少し考えてしまったこともあったけど、
この勉強のおかげで無駄ではなかったし、自分なりに実力が付いていたんだな。と客観視することができた。
システム監査
これはよく勉強サイトで書かれているが、ITというよりも日本語の問題。我流で勉強。
回答率に偏りはあったし、最後まで怪しかったね。
知識というより、問題文の癖や形式を覚える方が重要な気がした。
まあ例に出てくるようなことを職場経験があったから解けたのかもしれない。
youtube
youtubeでチマチマ勉強していたが、参考になったと思うチャンネルを勝手に紹介する。
- まさるの勉強部屋
- 情報処理技術者試験・高校情報教科対策の突破口ドットコム
- 余暇ったちゃんねる
まさるの勉強部屋
情報セキュリティ、ネットワークの勉強に良い。
短い動画が良い。
通勤中に5分や10分の隙間時間に倍速でみていた。
情報処理技術者試験・高校情報教科対策の突破口ドットコム
情報セキュリティ、ネットワークの勉強に良い。
動画は長いけど、図はわかりやすい。
試験勉強とは関係なく、ITの基本的な知識が身につく。
情報セキュリティとネットワークは、この動画を見なければ、まったく理解できなかったと思う。
余暇ったちゃんねる
AM問題の復習に良い。
音声がアングラ感があって好き(笑)
投稿主様も自分で言っているけど、邪道な学習方法
正しい学習方法とは言えないけど、最後との詰めとしてはオススメ。
こちらも通勤中の隙間時間に聞いていた。
僕は勉強方法が下手な効率が悪いタイプなので、この動画の思考法はとても刺激的だった。
自分とは違う覚え方だから、頭の気分転換にもなった。おかげでこの動画を観た後は、普段の勉強も集中して取り組むことができた。
おわりに
こんな勉強方法だった!!本当に合格できてよかった。