「PHPカンファレンス 2026」参加レビュー | 学び・セッション感想まとめ

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この記事は約15分で読めます。
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  1. はじめに
  2. 会場の雰囲気・参加人数
    1. 会場の様子(広さ・設備・雰囲気)
    2. 参加者の年齢層・印象
    3. コミュニティの雰囲気
  3. セッションの感想
    1. オープニング
    2. PHPの今とこれから2026
    3. PHPアプリケーションにおける Kubernetes 内 gRPC 通信
    4. Laravelで学ぶ Webアプリケーションチューニング入門
    5. PHPで作られた大規模ECサイトから学ぶ負荷対策入門
    6. ファミコンでPHPを動かす
    7. AI時代のPHPer生存戦略 〜「言語、もうなんでもよくない?」に本気で向き合う
    8. テストは書くより消すのが難しい — 3ヶ月で60,000行のテストを削除した判断軸
    9. 30年価値を出し続けているPHPプロダクト ─ レガシーコードと向き合う
    10. 2年前に削除したPHPクラスが、ある日突然決済をエラーにした
    11. 最初の70人同時接続は、結婚式当日でした
    12. 5分で問診!Composer セキュリティ健康診断
    13. PHP に部分適用が来るぞ!……ところで何それ?おいしいの?
    14. emptyの歴史をディグる
    15. AI時代のYAGNI:「爆速で無駄になった機能」からの学び
    16. php-fpmのプロセスが枯渇した日
    17. PHPで作って学ぶリアルタイム音声対話AIとWebSocket入門
    18. そのドキュメント、自動化しませんか?
    19. セレンディピティ ~AIで答えが出る時代に、なぜコミュニティへ行くのか?
    20. closing
    21. 懇親会
  4. PHPカンファレンス 2026で出てきた「わからなかった用語」メモ
  5. まとめ

はじめに

どうも、PHPエンジニアな隣の鈴木(@next_suzuki)です。

PHPカンファレンス 2026に行ってきた!
(サムネイルはイメージです、実際は画像よりもヒッソリしている)

去年も行ったので、これで2回目になる。
👇️ 前回の「PHPカンファレンス 2025」はこちらの記事で紹介している。

「PHPカンファレンス 2025」参加レビュー | 学び・セッション感想まとめ
PHP Conference 2025に参加した感想をエンジニア目線でレポート。セッション内容、会場の雰囲気、懇親会の交流などを個人の視点でざっくばらんに綴ります。

まったく他人の参考にならない感想を書く

  • PHPカンファレンス 2026に参加
  • 開催日時・場所:2026年07月20日 大田区産業プラザPiO
  • 参加理由:PHPの情報収集
  • どんな人向けの記事か:ただの感想を読みたい人

会場の雰囲気・参加人数

昨年も同じ会場のPHPカンファレンスに参加しているが、会場全体の印象は大きく変わらなかった。

会場の様子(広さ・設備・雰囲気)

会場は全体的にきれいで、古さや、うらぶれた雰囲気は感じない。

ただし、冷房はかなり効いていた。

2階は半袖で行ったら超寒かった。4階は2階ほどではなかったものの、それでも寒い。夏のカンファレンスだからと油断せず、羽織るものを持っていった方がよいと思う。

また、2階の会場では、前方側に座っていてもスライドがかなり見づらかった。

文字が小さいというより、画面全体が見えづらいような感覚だったのだが、僕には原因を解析できなかった。後ろの席に座っていた人は、スライドの文字を読めていたのだろうか。

他のイベントがやっていて、そちらが大きいホールを使用していて大変賑わっていた。

参加者の年齢層・印象

  • 30代後半以上が多い印象だった

コミュニティの雰囲気

  • 交流のための工夫はしっかり用意されている
    • スピーカーと会話でき最後の質疑応答
    • 懇親会

セッションの感想

当日、聴講したセッションの中から印象に残ったものについて書いていく。
内容の要約や解釈は、あくまで僕個人の理解レベルです。
(登壇者が伝えたかったことと異なる可能性は大いにあります)

※最初の方が文章が多いのはテンションが高かっただけ。
後半の文字数が減るのは、感動が薄れたからではなく“体力の問題”です。ご了承ください。

オープニング

■ 内容の要点

本日の概要の説明。

■ 印象に残った点

開始は5分ほど押していた。
PHPカンファレンスは、今年で開催27年目らしい。27年も続いている技術イベントというだけで、かなりすごい。
オープニングを担当していた方の話し方も上手で、説明がとても聞きやすかった。

PHPの今とこれから2026

■ 内容の要点

PHP8.6について

■ 印象に残った点

開始時にモニターへスライドが映らず、少し遅延が発生した。

最近、技術イベントへ行くと機材トラブルを目にすることが多い。僕には映像機器の知識がほとんどないので原因は分からないが、さまざまな会場で起きるということは、登壇用PCと会場設備を確実につなぐのは、思っている以上に難しいのかもしれない。

そして、登壇者の方が本業ではPHPを扱っていないと知ってショックを受けた。
本業ではないのに、PHPについてここまで詳しいのか……。

僕は今後もPHPを専門として頑張っていこうと思っているのに、全然知識が足りていない。勝手に自信を失った。登壇者は何も悪くない。僕が勝手にダメージを受けただけである。

PHP 8.6には「部分関数適用(Partial Function Application:PFA)」という機能が追加されるらしい。

PHPアプリケーションにおける Kubernetes 内 gRPC 通信

■ 内容の要点

gRPCを使用した環境について。

■ 印象に残った点

題材となっていたのが、NHKの『新プロジェクトX』でも取り上げられた有名フリマアプリだった。
そのため、聴く前から「一体どんなシステムになっているのだろうか?!」と、かなり期待していた。

しかし、その期待に反比例するかのように、僕には内容が難しかった。

スライドには細かい情報が多く、文字もよく見えない。さらに知らない用語が次々と出てきて、話を聞いていてもまったく理解できなかった。

この日、一番分からなかったセッションである。

公開されたスライドも後から軽く読んでみたが、それでも理解できなかった。大規模サービスの構成を理解するには、僕の基礎知識がまだ足りないらしい。

Laravelで学ぶ Webアプリケーションチューニング入門

■ 内容の要点

  • パフォーマンス改善について

■ 印象に残った点

個人的には、この日で一番良かったセッションだった。

話す言葉が分かりやすく、ところどころ面白い。スライドの内容も理解しやすく、今回の参加目的だったパフォーマンス改善について、かなり勉強になった。

僕はこれまで、パフォーマンス改善には高度な知識が必要で、経験豊富なベテランだけが対応するものだと思っていた。
しかし実際には、計測できる情報を集め、一つずつ原因を切り分けていく地道な作業でもあるという。

もちろん簡単ではない。それでも「自分には手を出せない特殊技能」という心理的な超ハードルは、かなり下がった。

特に印象に残ったのは、改善点が見つからない場合、原因が存在しないのではなく、取得している情報源が不足している可能性があるという話だった。
分からないなら、推測する前に観測できる情報を増やす。

書いてみると当たり前に見えるが、僕は早く直さなければならない状況に追い込まれると、十分な情報がないまま推測で作業してしまうことがある。今まで何度あったことか……。

また、ボトルネック自体は把握できていたのに、そこを直すには仕様変更などが必要で作業難易度が高かったため、関係の薄い箇所から手を付けて失敗したという話も印象に残った。

正しい場所が分かっていても、難しそうだから別の場所を触ってしまう。

とても人間味があって良かった。

AIに相談すると、正論や理想的な進め方を返されることが多い。だからこそ、実際の人間が迷い、回り道をし、失敗した話を本人の言葉で聞けることに、カンファレンスへ参加する価値があるのだと思った。

PHPで作られた大規模ECサイトから学ぶ負荷対策入門

■ 内容の要点

負荷対策

■ 印象に残った点

僕も知っている大手サービスが題材だったので、興味を持って聞けた。

実際に負荷が高まるタイミングについても紹介されており、「たしかに、このタイミングはアクセスが集中しそうだ」と納得できる内容だった。

普段の開発では、負荷対策という言葉だけを抽象的に考えがちである。しかし、実際のサービスで「この瞬間に大量のアクセスが来る」という話を聞くと、負荷というものが急に現実味を持つ。

今回の参加目的にも合った、とても勉強になるセッションだった。今後パフォーマンスや負荷対策で困ったときには、スライドを読み返したい。

ファミコンでPHPを動かす

■ 内容の要点

PHPでファミコンを動かすよ

■ 印象に残った点

数十年ぶりに、ファミリーコンピュータの実機を見た気がする。

そして、久しぶりにバイナリコードを見た。

限られたメモリの中でPHPを動かすための創意工夫が、とにかくすごかった。普段のWeb開発では、メモリが足りなければ設定やサーバー構成を見直す発想になりやすい。

しかし、ファミコンでは、そもそも使える資源が圧倒的に少ない。

その制約の中でどうにか動かす工夫が、もはやエグかった。「なぜPHPをファミコンで動かすのか」ではなく、「動かしたかったから動かした」という技術者の執念を感じる発表だった。

AI時代のPHPer生存戦略 〜「言語、もうなんでもよくない?」に本気で向き合う

■ 内容の要点

PHPにこだわる意味

■ 印象に残った点

タイトルから、PHPerとして今後どのように生き残るかに、もっと重きを置いた内容を想像していたが、僕の予想とは少し違っていた。

特に印象に残ったのは、感動のような人間の感情はAIには理解できないため、AIにはないものを大切にしていくという話だった。

AIがコードを書けるようになっても、人が何に驚き、何に心を動かされ、何を作りたいと思うのかまで、すべて同じになるわけではない。

PHPを使う意味を、機能や性能だけではなく、人間側の感情から考える内容だったのだと思う。

テストは書くより消すのが難しい — 3ヶ月で60,000行のテストを削除した判断軸

■ 内容の要点

テストコードを消す上でやったこと

■ 印象に残った点

「ハッピーパス」など、僕が知らなかった用語がいくつも登場して勉強になった。

こうした用語を知らなくても仕事自体は進められる場合がある。しかし、概念に名前が付いていることを知ると、自分が説明するときにも言語化しやすくなる。

「あの正常に進むパターンのこと」ではなく、「ハッピーパス」と一言で表現できる。用語を知るだけでも、会話の解像度は上がるのだと思う。

また、テストを削除した活動そのものだけでなく、その過程でAIをどのように使っていたかも参考になった。

30年価値を出し続けているPHPプロダクト ─ レガシーコードと向き合う

■ 内容の要点

レガシーコードをどのように保守しているか

■ 印象に残った点

Mojaviという古いフレームワークを、現在も独自に保守しているらしい。
凄すぎる……。

新しいフレームワークへ乗り換えるという単純な話ではなく、長年稼働してきたサービスを止めずに維持するため、必要な技術を自分たちで支え続けている。その歴史の重さを感じた。

特に面白かったのが、「削除する」とコメントされているコードが、18年間も残っているという話だった。

思わず笑ってしまったが、それだけ長く続いてきたサービスだということでもある。自分が書いた一時的なコメントも、場合によっては将来のエンジニアに発掘されるのかもしれない。少し怖い。

質疑応答では、文字コードに関する質問も出ていた。

僕は普段、WebシステムではUTF-8やutf8mb4を使うことをほぼ前提としており、文字コードそのものを意識する機会が少ない。

しかし、長い歴史を持つシステムでは、Shift_JISやEUC-JPなど、現在とは異なる文字コードも考慮しなければならない場合がある。

30年続くサービスを保守するということは、コードだけではなく、その時代の技術的な前提とも付き合い続けることなのだと知った。

2年前に削除したPHPクラスが、ある日突然決済をエラーにした

ここからライトニングトーク。
短い時間の中でテーマが次々と変わるため、理解が追いつかない発表もあったが、その分、通常のセッションとは違った勢いと面白さがあった。

■ 内容の要点

2年前に消したコードでエラーが発生した

■ 印象に残った点

原因は、データベースのレコードにクラス名を保存していたことだった。

DBにクラス名を保存するという方法があること自体、僕には驚きだった。

最初の70人同時接続は、結婚式当日でした

■ 内容の要点

結婚式の余興用にアプリを作った話

■ 印象に残った点

ライトニングトークの中では、この発表が一番面白かった。たくさん笑わせてもらった。

何より、本番の7日前から開発を始めたというのが猛者すぎる。

結婚式の準備だけでも大変なはずなのに、なぜそのタイミングで、70人が同時接続するアプリを作ろうと思ったのか。エンジニアの行動力は、ときどき理解を超えてくる。

最後の奥さんのコメントも、オチとしてきれいに決まっていた。発表全体が一つの話として完成しており、技術発表なのに普通にエンターテインメントとして面白かった。

5分で問診!Composer セキュリティ健康診断

■ 内容の要点

Composerのアップデートについて

■ 印象に残った点

普通の技術講演とは少し違う語り口で、聞いていて面白かった。

発表方法のユニークさでは、この日の中でNo.1だったと思う。

内容としても、今後Composerのアップデートや依存パッケージの確認が必要になった際には、改めて読み返したいと思った。

PHP に部分適用が来るぞ!……ところで何それ?おいしいの?

■ 内容の要点

部分適応について

■ 印象に残った点

部分適用もカリー化も分からず、僕にはさっぱり理解できなかった。

午前中の「PHPの今とこれから2026」でも登場した言葉だったため、ここで理解できるかと思ったのだが、そう簡単にはいかなかった。

同じイベント内で繰り返し耳にしたことで、少なくとも「今後PHPに関わるなら知っておいた方がよさそうな概念」という認識だけは残った。まずは、そこからである。

emptyの歴史をディグる

■ 内容の要点

empty()について

■ 印象に残った点

`empty()`という、普段何気なく使う機能一つに対して、ここまで歴史を掘り下げるのかと驚いた。

マニアックさでは、この日の発表の中でNo.1だったと思う。

普段使っている言語仕様にも、現在の形になるまでの経緯や議論がある。いつもは「そういう仕様だから」で済ませてしまう部分にも、掘れば歴史があるのだと感じた。

AI時代のYAGNI:「爆速で無駄になった機能」からの学び

■ 内容の要点

YAGNIについて

■ 印象に残った点

AIをバリバリ使いこなしながら開発している様子が、率直にかっこよかった。

AIによって実装速度が上がると、これまでならコストの高さによって止まっていた不要な機能まで、簡単に作れてしまう。

「すぐ作れること」と「作る必要があること」は別だという点は、AI時代だからこそ以前より重要になるのかもしれない。

php-fpmのプロセスが枯渇した日

■ 内容の要点

php-fpmについて

■ 印象に残った点

パフォーマンスやサーバー負荷で悩んだときに、読み返したい内容だった。

そして新しい疑問も増えた。

スローログとは、なんだ?!

カンファレンスでは、疑問が解決すると同時に、知らない言葉がまた増える。勉強になっているはずなのに、分からないことの総数が減っている気がしない。

PHPで作って学ぶリアルタイム音声対話AIとWebSocket入門

■ 内容の要点

音声について

■ 印象に残った点

AIでは、音声トークンと通常のテキストトークンで使用量や扱いが異なることを知らなかった。

AIというとチャット形式のテキスト利用ばかり考えていたが、音声をリアルタイムに扱う場合は、コストや通信方法も含めて別の視点が必要になるらしい。

そのドキュメント、自動化しませんか?

■ 内容の要点

ドキュメント化する方法

■ 印象に残った点

日々の開発・運用に取り入れられそうな内容で、参考になりそうだった。
短い発表だったこともあり、もう一度スライドを見ながら整理したい。スライドが欲しい。

セレンディピティ ~AIで答えが出る時代に、なぜコミュニティへ行くのか?

■ 内容の要点

なぜコミュニティに行くのか

■ 印象に残った点

最後にふさわしい内容で、とても良かった。

今回のカンファレンス全体を振り返るようなテーマでもあり、僕自身がなぜ会場まで来たのかを考えるきっかけにもなった。

知りたいことが明確なら、AIに質問すれば答えを得られる。しかし、自分がまだ疑問として認識していないことや、偶然耳にした言葉、登壇者の失敗談、会場で再会した人との会話は、検索欄に入力できない。

そうした偶然の出会いが「セレンディピティ」なのだと思う。

言葉の元ネタも気になったので、本を読むか、YouTubeで解説を探してみたい。

closing

■ 内容の要点

今回のカンファレンスと他のカンファレンスについて

■ 印象に残った点

トラック数が減っていたため、来場者数も減っているのだろうとは思っていたが、参加者は約400人だったらしい。
昨年の半分以下とのことで、体感として会場が小さくなっていたことにも納得した。

小田原で開催されるイベントの宣伝も面白かった。
本来の担当者が不在で、代わりの方が紹介していたのだが、「担当者が憑依しているのでは?!」と思うくらい雰囲気が似ていた。本人がいないのに、本人らしさだけが会場へ来ていた。

懇親会

懇親会の部屋は、昨年と比べて半分ほどの規模になっていた。

ただし、人が密集していたこともあり、会場は盛り上がっているように見えた。広い会場に人がまばらにいるより、結果的には交流イベントらしい雰囲気が出ていたのかもしれない。

昨年のPHPカンファレンスで会話した人や、別のカンファレンスで知り合った人とも再会できて良かった。


PHPカンファレンス 2026で出てきた「わからなかった用語」メモ

初めて聞いた単語や、何度か耳にしたけど意味を覚えていなかった単語をまとめておく。
今後のために自分なりに調べたメモ(※登壇者による説明ではないので、正確性は保証できません)。
※こういう疑問を解消するために質問ブースがあるのかもしれないね。

用語メモ
php-fpmnginxなどからPHPの実行依頼を受け、PHPプロセスを管理する仕組み。
RELI/reli-prof実行中のPHPプロセスを外部から観測し、処理時間やメモリ使用状況を調べるプロファイラー。
RFCPHPの新機能や仕様変更を提案し、議論・投票するための文書や手続き。
バックポート新しいバージョンで行われた修正を、古いバージョンにも移植すること。
部分適用関数の一部の引数をあらかじめ固定し、引数の少ない新しい関数を作ること。
カリー化複数の引数を取る関数を、引数を一つずつ受け取る関数の連鎖へ変換すること。
ScalaJVM上で動く静的型付け言語。オブジェクト指向と関数型プログラミングを取り入れている。
gRPCクライアントgRPCサーバーが公開している処理を呼び出す側のプログラム。
RPSRequests Per Secondの略。1秒間に処理するリクエスト数。
フォワードプロキシクライアントの代理として、インターネットなどへ接続するサーバー。
サービスメッシュマイクロサービス間の通信、認証、リトライ、負荷分散、監視などを一元管理する仕組み。
CDN画像や動画などを利用者に近いサーバーから配信し、表示速度や耐障害性を高める仕組み。
TiDBMySQLとの互換性を意識して作られた分散SQLデータベース。
utf8mb4MySQLで最大4バイトのUnicode文字を扱える文字コード。絵文字などにも対応する。
SupabasePostgreSQL、認証、API、ストレージ、リアルタイム通信などを提供するサービス。
マイクロサービス一つのシステムを、業務ごとの小さな独立サービスに分割する設計方式。
YAGNI原則将来必要になるという予想だけで、現時点で不要な機能を作らないという考え方。
ADR重要な設計判断について、決定内容、理由、影響を記録する文書。
SSOT同じ情報を複数管理せず、信頼できる唯一の正本を決める考え方。
TypeSpecAPIの型やエンドポイントを定義し、OpenAPIなどを生成するための言語・ツール。
RPS1秒間に処理するリクエスト数を表す性能指標。
レイテンシーリクエストを送ってから結果が返るまでに発生する待ち時間。
「遅い」の定義主観ではなく、レスポンス時間、発生条件、目標値などを数値で明確にすること。
スローログ一定時間以上かかったPHP処理やSQLを記録し、遅延原因の調査に使用するログ。
Datadogサーバー、アプリ、DB、ログ、エラー、処理時間などを統合的に監視するサービス。
GA4Webサイトやアプリのアクセス数、流入経路、閲覧、コンバージョンなどを分析するサービス。
Clarityヒートマップや操作録画により、利用者のクリックや迷い方を可視化するサービス。
QAテストだけでなく、仕様確認や工程改善を含めて製品の品質を保証する活動。
CIグリーンCI上のテスト、静的解析、ビルドなどがすべて成功している状態。
ハッピーパスエラーや例外がなく、操作が想定どおり成功する基本的な処理ルート。
トリアージ不具合やテストなどを分類し、重要度や対応の優先順位を決めること。
エンハンス運用中の既存システムに対して、機能追加や性能改善などを行うこと。
タスクフォース特定の問題を解決するため、一時的に編成される専門チーム。
徳政令古い互換性やルール、技術的負債などを一度リセットすることを表す比喩。
セレンディピティ予想していなかった価値ある情報や人、アイデアに偶然出会い、その価値に気づくこと。

まとめ

昨年よりトラック数や会場の規模は小さくなっていたが、一つひとつのセッションは濃く、とても良い刺激になった。

カンファレンスの翌日には、面談があった。

登壇者の方々が使っていた言葉を聞き、自分の中のボキャブラリーが少し増えたからなのか、面談ではかなり良い返答ができたと自分では思っている。
人が自分の経験をどのように言語化しているのかを一日中聞いたことで、僕自身も考えを言葉にしやすくなっていたのかもしれない。

最近は、分からないことがあるとAIへ質問し、AIが返したテキストを読む時間が増えた。
便利だし、これからも使うと思う。

しかし、AIが生成した正しい文章ばかりを読んでいるからこそ、人の言葉から得られる情報が、以前より強く脳を刺激するようになっているのかもしれない。

そんなことを感じた「PHPカンファレンス 2026」だった。

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