生涯投資家 / 村上ファンド事件なんて関係ない!いま語られた熱血投資家の熱い想い

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「生涯投資家」(著者:村上 世彰さん) の感想。

どうも、株が好きな隣の鈴木(@next_suzuki)です。

ただの投資に関する本かと思いきや、全然違いました。
投資にかける思いが熱い本でした。

あらすじ

村上ファンドで有名な村上世彰さんが投資した内容についての投資理念が記された本。

読んだ理由

Amazonのレビューがスゴイ!
(現在:2019年07月06日で レビュー数:416件 評価★:4.5)

久しぶりに投資の本が読みたい。
そういえば昔「村上ファンド」ってニュースで取り上げられていた。
まだ僕が中学生くらいだったはず…。
あの当時はニュースをみていても、よくわからなかった汗

村上ファンド事件 は、いったいどんな事件だったのだろうか…?

読む前の僕は

てっきり「金儲けの話し」が書いてある。

そう思っていた。

著者、どんなことをして大金を手に入れて、
村上ファンドを作り上げたのか?!

そんなサクセスストーリーが書いてある!と夢を膨らませて、
この本を手に取った。

読み終わった後の僕は

とても著者に対して、恥ずかしい気持ちになった。

僕が想像している内容と、まったく異なった!!

僕が描かれていると想像していた

出生したい!金儲けをしたい!偉くなりたい!

そんな野心はこれぽっちも書かれていなかった。

「投資」のレベルが違った。
著者は最初から雲の上で戦っているレベルだった。
僕みたいに日経平均の上げ下げで一喜一憂している人間とは、
世界が違いすぎた。

著者が読者に伝えたい思いは一つ。

投資で世の中をもっと良くしていきたい。

そんな熱意が伝わってくる本だった。

投資

村上さんは投資のサラブレッドだった。
小さい時から父親の影響で投資をしていた。

過去に行った投資の心情や、
ナポレオンの歴史を例にした投資の歴史など、

読んでいて、とてもわかりやすかった。

村上さんのファンダメンタル分析について読んでいると、

途中から、
自分の投資スタイルが恥ずかしく思えてきた。

村上さんの簡単に書かれた投資理論を読むたびに、
僕の投資は浅はかすぎる。
こんなの投機だ。ギャンブルだ。
と感じて、恥ずかしい気持ちになった。

投資家と経営者

この本を読んでいて、
投資以外に印象を受けた内容があった。

「投資家」と「経営者」は異なる。
著者は「経営者」に向いていない。と述べられていた。

こういう本は新鮮だった。
どのビジネス書籍を読んでいても、
社長ばかりだった。(不格好経営、地道力など)

みんな「経営者」目線の内容だった。

ワンピースでいったら「覇王色」のような王の資質がある人ばかりだった。

成功者はみんな王様みたいな気質があるんだ。
本を読みながら、いつもそんな気持ちを抱いた。

それはある意味では間違ってはいないと思うけど、

「経営者」だけが全てではない。

そういうスタイルの人がいることを知って、
少しだけ安心した。

自分に合った生き方をすれば良いんだ。
「経営者」だけが輝かしいわけではない。

日本の現状

日本人はお金を貯めるのが好き。
それは知っていた。

資産の6割を60歳以上が持っている。
ほとんどが現金の貯蓄。
必要以上に加入する保険。

とても保守的なスタイル。

ただ、この本を読むまでの僕は、
保守的なスタイルは個人レベルの話だと思い込んでいた。

しかし、この本を読むと、
家庭のみならず企業も同じらしい…。

著者の言う通り、これでは世の中に金が回らない。

この前、投資の話をする機会が六本木であった。

海外の投資家は、
日本の成長は期待できない。
日本に投資するくらいなら、他国に投資したほうがよっぽどマシだと思っている。

と言っていたけど、
この本を読んで、その意味が理解できた。

最近、
未来の年表:日本の人口減少に関する本を読んだり、
ファクトフルネス:世界の経済発展

を読んだおかげで、
それら3つがつながった。

日本の成長は伸び悩み、その間に
海外の国は日本との差を確実に縮める成長を続けている。

有名人のオンパレード

人脈の広さにも圧倒された。
成功する人は、人脈が広い。
その事を改めて思い知らされた。

色々な有名人が登場する。
小池百合子さん、秋元康さん、小泉純一郎さん、星野仙一さん、堀江貴文さん、堤義明さん
他にも色々な人が登場する。

そんな人々のメディアの印象からは伺えない、
一面が描かれていて楽しめた。

書いた理由

最後に著者が本を書いた理由が書いてあった。
家族にかかわる事だった。

地道力で人はだれかのためにしか動けない
みたいに書いてあったけど、
そういう部分を感じる内容だった。

家族を守るために、
長年座り込んでいた重い腰を上げたように思えた。

おわりに

村上ファンド事件については、よくわからなかった。
著者の文章だけを読むと、
著者は間違っていないように思えた。

ただ、それは投資家の言い分であり。
国や法律にも、国側や法律側の言い分があるのだろう。
どっちが正しいかは、また改めて調べたいと思う。

そんな事件の有無は抜きにして、
著者の投資家目線による、
日本を変える熱意はとても伝わる本だった。

著者が「あとがき」で書いた巻末の目的は、
果たせている本な気がした。

この本を読んでいるとき、
ちょうど世間では

「老後2000万円」

の問題が流行っていた。

今、世間では投資の話が盛り上がっている。
この流れで、
少しでも著者が求めている世の中に近づくのではないか?と思う。

欧米のすべてが正しいとは思わない、
しかし、日本も変わっていく必要がある。
変わっていく段階になっているのだ。

そんな世の中で生き残るために、
僕も投資の勉強を続けて行かなければ。

と改めて考えさせられた本だった。

投資の熱意を分け与えてくれる、すてきな一冊だった。

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