「Vue Fes Japan 2025」参加レビュー | 学び・セッション感想まとめ

Vue Fes Japan 2025, 2025, Vue.js, Nuxt.js, カンファレンス, 感想, 参加レポート ITエンジニア
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はじめに

どうも、Vueを触れて数年経っても初心者な隣の鈴木(@next_suzuki)です。

Vue Fes Japan 2025に行ってきた!
(サムネイルはイメージです、実際は画像よりもヒッソリしている)
今回は仲間と二人で参加してきた。

まったく他人の参考にならない感想を書く

  • Vue Fes Japan 2025に参加
  • 開催日時・場所:2025年05月25日 大手町プレイス ホール&カンファレンス
  • 参加理由:Vue.jsの情報収集
  • どんな人向けの記事か:ただの感想を読みたい人

会場の雰囲気・参加人数

  • 会場の様子(広さ・設備・雰囲気)
    • 広さ
      • 1階と2階
        • 2階が受付
        • 移動範囲は少なくて良い。
        • 階段が少し狭い
      • 休憩コーナー
        • あり
          • 最初からお昼まではコーヒーがあったけど、品切れなのか途中から無くなって残念
  • 弁当
    • 去年はあったけど、今年は無くなった。
      • 公式サイトに最寄りのお店が紹介されていた配慮はグッド
      • 物価が高騰した影響か?
      • 去年は弁当を食べながら聴けたけど、今年は聴けなくて残念
      • お昼の時間が1時間35分と長くなった。つまり聞けるが発表が減ってザインねん
  • 参加者の年齢層・層の印象
    • 主に20代、30代
      • PHPエンジニアの僕としては、
        • 年齢層が若い。
        • 女性もちらほらいる
        • 外人もちらほらいる
        • ファッショナブル
  • コミュニティの雰囲気(交流しやすい?フランク?)
    • 登壇者との交流の機会は以下
      • 休憩コーナーなどで質問
      • 懇親会

セッションの感想

傾聴したセッションについて感想を書く。

内容の要点は、言語化能力が乏しい僕なりの解釈です。

最初のほうが文言が多いかもしれなけど、書き始めでテンションが高いだけです。後半ほど疲れてくるので文字数が減りますが、別に感動しなかった。とかそういうわけではないので、誤解しないでいただきたいです。

オープニング

  • 内容の要点
    • フェスの概要(スポンサーやセッション)を説明
  • 印象に残った点
    • オープニングムービーがあってビックリ。音楽フェスやライブみたいだね!
    • 日本人の人が登場したので、日本語で会話するのかと思ったら英語で驚き…。画面には同時通訳機能で、日本語と英語がスクリーンの右側に映し出されている。
      了見が狭いかもしれないが、日本のイベントなので、日本語で喋れば良くないか?と思った。
    • 喋っている方が、頑張って英語を喋っている感じがひしひしと感じて、頑張って!と応援したい気持ちが沸いた。

キーノート

  • 内容の要点
    • Evan YouさんによるViteなどについて会話
  • 印象に残った点
    • 最初の簡単な挨拶で日本語を喋っておりましたが、とてもお上手でした。
    • 技術的な話は英語。
      • スクリーンの翻訳がわかりづらい。表示される文字数が少ない。
        翻訳も、一度表示された回答が再試算?されているのか、文字の内容がちょいちょい変換されるので、脳内の理解が追いつかない。
        正直、去年はヘッドホン?で通訳の言葉を聴けたので、そっちのほうがありがたかった。
        まあ、Vue.js独特の専門用語とかあるから難しいのかもしれないし、ヘッドホンだと衛生面でも嫌な人がいるかもしれないけどね。。。
      • メモをスマホでとっていたけど、スクリーンに映る日本語を理解して、スマホにメモすると、いろいろと遅くて、会話を理解できなかった。パソコンがあればモニターだけみて入力できるからPC持ってくればよかった。と少し後悔した。

VueはAIに弱い?そんなの都市伝説です

  • 内容の要点
    • Vue.jsもAIを使えるよ
  • 印象に残った点
    • 一番最初のセッションだから印象が強いせいかもしれないけど、この日に一番好きになれた講演だった。
    • 最初に「Vue.js」が好きか?と登壇者様に問われて、そんなことは無いな。と思って手を挙げなかった。自分のVue.jsに対する気持ちを認識できて良かった。
    • 序盤はいろいろとツッコミたい気持ちがあったけど、最後のまとめで、登壇者様がツッコミたかった内容の回答をすべて書いていた。
      メタ認知している。ちゃんと資料に時間と想いをかけた証拠だと思う。
    • ツッコミたかったのは、結局AIは手間暇をかけないとダメなんでしょ?「学問に王道なし」のように、コツコツと暗黙知を形式知にした精巧なプロンプトを作らないとダメなんでしょ?と思っていたけど、登壇者様はそれをあっさり認めていて、その手間隙をかけるのは情熱や好きという感情だ。と堂々と言っていたのが良かったね。
      ITって論理な世界だと思う。それなのに真逆の「感情論」をぶつけてきたのが良いのね。その結論のために最初に「好きですか?」と問うていて、ちゃんと冒頭の伏線回収をしているだな。と、プレゼンとしての完成度も僕の中では好印象だった。

Storybook 駆動開発で実現する持続可能な Vue コンポーネント設計

  • 内容の要点
    • ストーリー作成に時間をかけたら、プロジェクトがうまくいきました。
  • 印象に残った点
    • コンポーネントとPropsを明確化しておく。というのは、Vue.jsの経験が浅い自分にとっては、開発の進める手法の一つとして勉強になった。
    • 要はITあるある。だけど、設計に時間をかけるのが大切だよ!って内容だった。
      でも、10年以上の経験を積んだひねくれたおっさんの僕は、それは理想論ではわかっているけど、実際の現場は設計に時間がかけれないから困ってるんだぜ!っと思ってしまった。いかんいかん、老害エンジニアだ…。でも、それでも理想論に立ち向かいプロジェクトを進めていくのが立派なエンジニアなのだ。
    • こういう理想的な開発をできる環境にいれることが素晴らしいな。と思った(登壇者様が自分の力で頑張って変えたのかも知れないけどね!)

生成AI時代のWebアプリケーションアクセシビリティ改善

  • 内容の要点
    • WCAG(ウィーキャブ)
  • 印象に残った点
    • 論文の内容とか紹介していて、すごい!!と思った。これが講義とあるべき姿なのか?!
    • お硬い講義だった。登壇者様は、ずっとプレゼン資料をみていた。資料の内容もそれが反映されているかのごとくお硬い感じだった。
      • お硬いは雰囲気のことで、資料の内容は充実していて素晴らしかったよ!

Inside Vitest: テストフレームワークアーキテクチャの詳細解説

  • 内容の要点
    • vitestの内部構造
  • 印象に残った点
    • 本当にわからなかった…。この日で一番理解できない内容だった。
      • vitestの魅力がわからなかった。。。これ使えば何が良くなるの?何のメリットあるの?
        でも、たぶん私が求めているメリットを掲示する講演内容ではなかった。だんと思う。私が勝手に理想像を求めていて、それとまったく違う内容だからガッカリしただけだと思う。
      • 途中で翻訳の画面が消えていた。スタッフとかもツッコまないので、そのスタイルもありなの?!と思った。
        • でも、途中で復活したから、緊張していて間違って消しちゃったのかな?

最高の DX – Nuxt Typed Router と Pinia Colada で実現する次世代 Vue/Nuxt 開発

  • 内容の要点
    • パイナップルの話
  • 印象に残った点
    • 個性No.1。語りは面白かった。一番笑いが溢れている内容だった。
      • 語りが面白すぎて、内容を忘れてしまった(ォィ
    • 一番前で聞いている人が「ウマ娘」プレイしていて僕は気になってしまった(他人様が何していようがその人の自由です。)

Vue.jsでつくる実験映像

  • 内容の要点
    • Vueを使った映像作品の紹介
  • 印象に残った点
    • Webエンジニアではなくて、組み込みエンジニアの話だった。
    • Joyコンを操作するAPIが公開されているの?!
    • エンジニアではないらしいけど、エンジニアよりやっていることがエグくてすごい。
      • GitHubみたらフォロワー数がすごい、そこらへんの素人エンジニアより、よっぽどエンジニアですが…。
    • GコードはWebエンジニアはわからないだろうなー。
    • 映像のムービーで、一緒に参加した仲間が寝ていた(笑
      僕は映像が好きだ。友達の美大の文化祭に作品をみたり、海外旅行も美術館に行って作品をみるのが好きである。そんなわけで、この講義は技術よりな内容ではないけど、芸術的な意味で、楽しめて気分転換になっていた。
      しかし、技術が大好きな僕の仲間は寝ていた。
      どうして、この良さがわからないんだ?!とか野暮なことを思うような若気の年齢は等に越えていて、美術に感謝がないサッパリわからない人種もいる。と認知しているので、
      やっぱし美術作品や映像って、刺さるタイプと刺さらないタイプがいるんだな。と改めて実感した。

⏬️からライトニングトークの内容

AI駆動で進める依存ライブラリ更新 ─ Vue プロジェクトの品質向上と開発スピード改善の実践録

  • 内容の要点
    • AIを駆使してライブラリを更新したぜ
  • 印象に残った点
    • 新人教育も兼ねていて、3年目のエンジニアさんが1年目のエンジニアさんを指導していたらしい。15年くらいIT業界している私としては、3年目も初心者みたいなもんだろう…。と上から目線で観ていたのですが、ごめんなさい、僕が間違っていました。年数とか関係ないです…。とても濃ゆい内容だった。このVue Fes Japan 2025というVueの大イベントで、数ある講演で発表しているだけあります。
      そんじょそこらの3年目とは違います。僕がバカでした、考えが狭かったです。と圧倒されるような内容だった…。
      スクリーンに映し出される資料もとてもまとまっていた。語る時間が短すぎて、とばしているくらいだった。あと倍くらいの時間をとっても語れそうな感じだった。
      AIの良質なプロンプトを作るには「暗黙知を形式知にする」と言っていて、これがAIから良質な回答を得るために、AIを使いこなすための結論な気がした。

なんでRustの環境構築してないのにRust製のツールが動くの?

  • 内容の要点
    • Rustで動く理由
  • 印象に残った点
    • 考えたこともなかった。こうやって疑問を抱く癖をつけなければ。

Nuxt4のSingleton Data Fetching Layerで何が変わるのか

  • 内容の要点
    • nuxt4でパフォーマンスが上がっているらしい
  • 印象に残った点
    • 聞きやすかった

アウトプットから始めるOSSコントリビューション 〜eslint-plugin-vueの場合〜

  • 内容の要点
    • OSSのコントリビューションしましょう
  • 印象に残った点
    • OSSのコントリビューションに対して、ハードルが下がるどころか上がった。
    • V東京ってイベントもあるの?

知覚とデザイン short version

  • 内容の要点
    • デザインの学問
  • 印象に残った点
    • 脳みそがどうやって理解しているのが理解になりました。
    • 内容としては好き
    • でも、どうしてこの場で発表しようと思ったのかが、とても気になった

Nuxt 認証基盤作成における Cookie 状態管理のポイント

  • 内容の要点
    • 保存方法
  • 印象に残った点
    • フリーランスの人が登壇していて珍しいな。と思った。
    • 現場紹介していて、なるほど。フリーランスの人はこうやって紹介するのか、と同じフリーランスな僕として勉強になった。

個人でデジタル庁のデザインシステムをVue.jsで作っている話

  • 内容の要点
    • デジタル庁のデザインをVueに変換しているらしい
  • 印象に残った点
    • 政府のデザインを個人で作っているの?そんなことある?と疑いながら聞いていたけど、正確には違った。
    • デジタル庁の内容をVueに変換しようという着眼点がすごい

React Nativeならぬ”Vue Native”が実現するかも? 新世代マルチプラットフォーム開発フレームワークのLynxとLynxのVue.js対応を追ってみよう

  • 内容の要点
    • LynxのVue版
  • 印象に残った点
    • フラッターエンジニアと会話していたら、Flutterの存在が怪しいかも?みたいな話題があった。と語っていたけど、これのことか?!と思い出した。

chocoZAPサービス予約システムをNuxtで内製化した話

  • 内容の要点
    • chocoZAPをNuxtで作った
  • 印象に残った点
    • WebViewの仕様で不具合にハマった。と言っていて、僕も同じようにハマっていたので、とても共感が沸いた。今日で一番共感が沸いた内容だった。プレゼンの資料が欲しい。と思った。

わからなかった用語

初めて聞いた単語、何度か耳にしたけど覚えていない単語。

今後のために自分なりに調べて意味を書いておく(本当に正しい意味かは登壇者ではないので不明。こういうのを確認するために質問ブースがあるのかもね)。

用語意味
Vitest
oxlint
Rolldown
magic-string
vite+
アドホック
ランドマーク
Playwright
ガードレール
be my eyes
ボイラープレート
バンドルサイズ


ブース・展示エリア

まったく参加しませんでした。ごめんなさい。


参加して感じたこと・よかった点

今回は、つまらない。わからない。ことが多かった。
その理由を考えてみる。

僕のVue.jsへの知識が低い。これが一番の原因だと思う。

最近「『好き』を言語化する技術(著者: 三宅香帆さん)」という本を読んで改めて認識したことがある。
👇️「『好き』を言語化する技術(著者: 三宅香帆さん)」はこちら記事で紹介しています。

https://let-bygones-be-bygones.com/2025/08/23/suki-gengoka-gijutsu-review/


書き手(今回は発表者)は、「想定した読者(聴衆)」を決めて、講演で伝えたいことを伝わるように書いている。

今回の感想で「つまらない」「わからない」と書いた講演に対して、私は想定した読者になれなかったのだ。と思う。

その想定の範囲内に入れなかった理由は、僕のVue.jsへの知識が低いせいだろう。
もっと知識があれば色々の気づきがあったのかな。と思ったので、将来はもっと気づきが増えるように、これからも地道にVue.jsへの理解を深めていきたい。


来年への期待・次回への意気込み

  • 次回も可能なら参加したい
  • あまりトレンド的な内容を感じることはなかった。

まとめ

2回目なので驚きなどが減ったせいか面白さは減った。でも、そういう状況でも、自分なりに面白い部分をみつけて、知識を吸収していくのが大切なのかな。と思った。

他のエンジニアさんの会話を聞いて、学び続けることへの姿勢を維持するための刺激をもらえた。とは思う。

その刺激を得るために、こういうカンファレンスに参加するのは重要だな。と思った。

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