どうも、オッサンなのに少女漫画を読む隣の鈴木(@next_suzuki)です。
ちはやふる 26巻 の感想。
ただの感想である。考察ではない!超ネタバレ込み!!
概要
物語の概要など。
あらすじ
原田先生の名人戦の決着がつくよ。
読んだ理由
「ちはやふる」を初めて知ったのは2012年に放送されたアニメだった。
少女漫画とは思えないスポ根青春マンガに心を動かされて、漫画も読み始めた。
そこから10年以上の時が立ち、2022年2月に48巻が発売された。
残すは1冊。2022年には完結されるぽい…?!
完結を記念して、最後の1冊を存分に楽しむために1巻から読み直すことにした。
※49巻で完結かと想いきや、完結は2022年12月13日発売予定の50巻となっております。
この記事の注意点
この記事の感想は49巻までも含めて書いています。
よって、49巻の物語までを含めたネタバレを書いたりします。
もし、1巻から順番にネタバレなしで読みたい人がいたら、この記事はオススメしません。
ネタバレが嫌いな人はこの記事から離脱をしてください。
感想
好き勝手に感想を書く。
最高の巻
読み返しているわけだけど、
この巻の表紙を見て、
あぁ…やっとここまで来たのか。と思った。
僕は49巻まで読んだけど、この26巻が一番大好きだ。
発売が2014年らしいけど、この当時もかなり興奮したことを覚えている。
この太一の表紙がとても巻の内容とマッチしていて素晴らしい。
明るい感じではなく、太一に添えられた花が曼珠沙華(ヒガンバナ)なのも非常に良い。
久しぶりに読み直しても最高の内容だった。
遠征の大会
理音ちゃんがいて驚き。
いつからそんな真剣になっていたの?!w
でも、そういえばクイーン戦のときに祖母が読むから参加すると言ってたな。
太一と新
もっとバチバチとした戦いが描かれるのかと思ったら、
お互いの緊張が描かれていたくらいだったね。
新の渡り手潰し!という新たな技が描かれて笑った。
新に千早ちゃんに何か言ったか?と問う太一。
急に心理的な攻撃か?!と思ったら、そこで描写が終わったww
慌てる新の表情が可愛らしく描かれてたね。
結果は、慰めの名人の甘いお菓子が表していたね。
太一が泣いている理由が最初はわからなかったけど、
坪口さんとの飲みで理由が悔しかったからだ。とわかったね。
落ち込むヒョロ君
いつ読んでもヒョロヒョロで気持ち悪い。
そんな気持ち悪いキャラだけど、めげずに北央のために強気でいるキャラ!!みたいなイメージだったけど、
珍しく弱気だったね。
支える姉ちゃんけなげだねえ。
試合の結果
須藤さんに伸びている。と褒められた千早ちゃんが優勝していることに驚き。
全然覚えて中田著ww
チョコ大作戦
かなちゃんが菫ちゃんを褒めたと思ったら、
褒め方が「計算的」と、少しけなしてる?!ディスっている?!ような言葉選びで笑ったw
まあ、でもバカにした感じの心情ではなかったね。
そこまで恋のためなら悪?よりにもなれることを尊敬している感じだったね。
チョコは父ちゃんが食べちゃって衝撃。
いくらなんでも酷すぎる。
全員が落ち込むシーンが、もはやギャグすぎる。
このシーンは、ちはやふる49巻までの中でも最大の落ち込みギャグシーンだと思う。
千早ちゃんの心情
太一に対して「笑ってほしい」と願う千早ちゃん。
どうして、きつそうで、つらそうなのか、と悩みます。
いや、原因は千早ちゃん君自身だよw?!と思うのだけど、
そこはかるたバカなキャラなので気づきませんw
でも、この千早ちゃんの葛藤が、
読者に千早ちゃんは太一も意識している。と思わせたし、
菫ちゃんの心も動かしたシーンだったね。
菫ちゃんの告白
かなちゃんの的確なアドバイスにより、告白するスレミちゃん。
まじでカナちゃんの助言で菫ちゃんは動きまくっているね。
カナちゃんは菫ちゃんを応援しているわけじゃないけど、アドバイスが凄い。
応援していなから、的確なアドバイスがでてきているのかもね?
もう気持ちはバレている。と自分の状況を客観視しながらも、
千早ちゃんのアドバイスを聞いて、告白する菫ちゃん。
このあとの太一も良いんですけど、
それはダークな意味で良かった。
でも、この菫ちゃんの告白もとっても良かった。
あぁ少女漫画らしい部分が描けるんだな。この作者様も!と安心した瞬間だった。
おそらくちはやふるの作中で、女性が告白するシーンとしては、純粋に一番「少女漫画」ぽいシーンはこれですw
菫ちゃんのセリフが良いよね。
自分の気持ちを素直に相手に伝えたと思ったら、
太一の気持ちを考えて、太一にアドバイスしているんだもん。
でも、そのアドバイスは自分の願いとは正反対なんだよね。
自分の思いよりも、好きな人が思いを叶えてほしい。と願うセリフ。
うーん、愛だね。
この後にお返し貰って、地味に泣くシーンも良かったね。
太一さん、サラッと言ったけど、こういう部分は性格が「太く」ないと、相手に気遣って言えないよねw
太一杯
まだガラケーで連絡をとっているね。
そうか、まだ2014年はガラケーの時代だったんだなあ…。
4/2は太一の誕生日。
そんな設定は忘れてたよ!!
なんでTシャツに18って書いてあるんだろう?!と思ったんだけど、
18歳になったからなんだね。
菫ちゃんもお返しをもらった喜びも忘れて、太一を止めちゃうくらいの大切な企画。
地味に36人も集まって笑った。
優勝賞品が「太一のキス」にも爆笑wwww
しかも、理由が予算がないし。
太一が好きで参加しているから、嫌がるわけない。とか、
もう天然キャラの千早ちゃんの思考が怖すぎるwww
同点一位が千早ちゃんと知った時の太一のえっ…って表情と、ドキドキハラハラしている心情が面白かったw
太一の告白
千早ちゃんに告白する太一。
目をつぶっている寝っ転がりながら言う太一には、ちょっと残念。
だけど、最初に太一と千早ちゃんの二人で築き上げた青春の部室で告白。っていうのが良いね。
今思えば、49巻でもこの部屋が描かれるし、かなりこの部屋って作中で重要だよね。
太一がなぜかるたを頑張っていたのか?!が、わかったね。
「卑怯じゃない人間になりたい」
これどこかの巻でも言ってたような気もする?!?!
千早ちゃんの脳裏に映る「新」が切ないね。
もう答えを表している。
千早ちゃんの返事に対する太一のセリフが最高すぎる。
感じ悪いから聞こえない。とか、まじ自分の短所を皮肉った返事で笑える。
僕はこういう返事は嫌いじゃないwwむしろ好きwww
新人勧誘
つくば君はいないのはなぜ?!
太一の退部
辞める部長。
太一はどうなる?!と思ったら退部。
流石にこれは当時もビックリした。
昔、ネットの酷評で、
好きな女の子に振られたから部活を辞めるとか、
部長として責任なさすぎだろwwwww
って意見を読んだ記憶がいまだに強い。
まあ、たしかに一理あるよな…。
でも、人間なんてそんなもんなのかもな。。。
色恋沙汰で組織を抜けるのは、子供の部活に限った世界だけじゃないよな。
会社に勤めててもそういうのあるもんなあ。
でも、部長だから無責任だとは思うけどw
そういうの考慮して、みんな3年とかの引退後に告白するんだろうなー。
太一のキスの理由
追いかけて太一を止めようとする千早ちゃんに、
キスをする太一。
うーん、少女漫画チックで最高すぎる。
なんて強引なキスなんだ!
「石でできてるとでも思ってるのか?」って千早ちゃんにいうセリフもしびれるカッコよさwww
俺のことをフリやがって、いくらかるた天然バカでもいい加減にしろよ?!って感じで良いね。
その後の千早ちゃんを追い立てるセリフ
「百枚全部真っ黒に見えんだよ」もカッコよすぎます。
かるた一筋なTHEかるた馬鹿な千早ちゃんが大好きな競技かるたを全否定するセリフですね。
好きな千早ちゃんにフラれたから、そんな太一が愛した千早ちゃんが大好きなかるただから、
かるたが真っ黒に見えてしまう。かるたを視界から否定したい!!
そんなダークな太一の心情を表現した皮肉混じったセリフで良い!!
ここから太一の闇落ちが始まるんだよなーw
3,4年ぶりに読み返したけど、久しぶりに読んでも痺れるシーンだった。最高だね。
僕としては、ちはやふる49巻中で最高のシーンだよ!!
てか、今まで太一がキスした理由が、
無理やりキスして、千早ちゃんが太一を嫌いになって、太一がかるた部に残ることを諦めさせるため。と思ってた。
だけど、改めて読み直して気づいたけど、
太一が千早ちゃんにキスしたのは太一杯の優勝賞品だったのかな?!w
おわりに
ぶっちゃけ、僕の中では「ちはやふる」はここが最高潮です。
そんな大好きな部分が終わって、ちょっと残念だけど、これからも50巻のために読み勧めます。
このあとは26巻が最高すぎたせいか、ちょっと低迷期な印象なんだよなー。
ともかく27巻へGO-!w