ちはやふる 31巻 -感想- 太一は不運の象徴?!

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どうも、オッサンなのに少女漫画を読む隣の鈴木(@next_suzuki)です。

ちはやふる 31巻 の感想。

ただの感想である。考察ではない!超ネタバレ込み!!

概要

物語の概要など。

あらすじ

高校3年生最後の高校選手権。
全国大会の続きだよ。

読んだ理由

「ちはやふる」を初めて知ったのは2012年に放送されたアニメだった。
少女漫画とは思えないスポ根青春マンガに心を動かされて、漫画も読み始めた。
そこから10年以上の時が立ち、2022年2月に48巻が発売された。
残すは1冊。2022年には完結されるぽい…?!
完結を記念して、最後の1冊を存分に楽しむために1巻から読み直すことにした。

※49巻で完結かと想いきや、完結は2022年12月13日発売予定の50巻となっております。

この記事の注意点

この記事の感想は49巻までも含めて書いています。
よって、49巻の物語までを含めたネタバレを書いたりします。
もし、1巻から順番にネタバレなしで読みたい人がいたら、この記事はオススメしません。
ネタバレが嫌いな人はこの記事から離脱をしてください。

感想

好き勝手に感想を書く。

肉まんくん

田丸さんを真似て取りがコンパクトになり姉に心配される肉まんくん。
体型だけでなくカルタの取り方まで丸くなってしまった肉まんくん。
その結果、姉に心配される始末。

しかし、理音ちゃんとの戦いで自分らしさを思い出したのか、大胆な取りになる。
この肉弾戦車みたいな大胆な取りこそが、肉まんくんらしいキャラだよね!!

千早ちゃんへの評価

太一が千早ちゃんを好き。と気づいていない肉まんくん。
鈍感さんに驚きwww

しかし、千早ちゃんに対する評価がくっそ面白すぎるwww
小6男子とか的を得た解説すぎる。
小6ですら馬鹿にしているのに、しかも、女子ではなく、男子ってところが良いよねww

語彙力がかるた。も的を得ているwwww
肉まんくんの3年生になってからの解析力が爆発的に伸びてるよね。

太一の思い

肉まんくんや机君にかるた部に戻ることをススメられた太一。

その回答が狂ってるね。
千早ちゃんに自分のことで傷ついてほしい。というのは、
太一が大好きな千早ちゃんに、どんな理由であれ自分(太一)のことを考えてほしい。
って意味だね。

愛は恐ろしい。人を滅ぼす。
でも、太一はそんな自分の愚行に気づいていて、自分を最低と評しているね。

ハチマキ

冒頭で間違えたハチマキを握っていた千早ちゃん。
太一のだったね。

千早ちゃんたち3年生の気持ちを汲むとわかるけど、新入生からすると微妙だね。
演出としては好きだし、太一にいてほしかったけどさ。
なんか自分の都合で退部した部員分まで用意するのは、素直に好きになれない。

しかも、千早ちゃんやカナちゃん、菫ちゃんが、
「出札が悪いと思った。」とか言ってて、太一が疫病神なキャラに扱いになっていてクソ笑った。
作者様もネタとして太一を利用してるでしょwww?!

もはや太一が不運の象徴と化しているww

富士崎高校との対戦結果

なんか肉まんくんの回想や心理描写が描かれていたら、いつの間にか終わってたねw
何にも盛り上がりがなかった(苦笑)

2勝3敗で瑞沢高校が負けたわけだけど、誰が負けたのかもわからない。
結局、肉まんくんは、好きだ!好きだ!と色々と考えていたけど勝ったの?!w

あまりにもあっさりした負け方で、
作者様も太一が抜けた瑞沢高校を勝たせる気がまったくないんだな。
あまり瑞沢高校が勝ち抜くことに重点を置いてないんだな。と感じた。

村尾さんの解説

負けた新がゴー!っとなる。と解説する村尾さん。
作者さまがゴー!を完全にネタにしているww

村尾さんはかるた選手としては活躍してないけど、
新の解説役としては最重要なキャラを確立しているよね。

千早ちゃんと新の以心伝心

お互いにオーダーがわかる。と自信がある千早ちゃんと新。

なんで急に心が繋がっているようなイチャイチャな感じになるんだww?!
太一が置いてけぼりで寂しいよー。

わかるのは太一だけ

新と千早ちゃんの戦いの場をみて、カナちゃんが太一が必要。と嘆く。
今思えば、これがフラグだったね。

そんなカナちゃんの気持ちも知らずに、太一は名人とテレビ番組の撮影に勤しんでいる。
名人の色が見える。発言は、理音ちゃん猪熊さん系の発言の派生だね。

詩暢ちゃんにとっての小さな神様

一方で詩暢ちゃんは、札が神様みたいに見える。
これはカルタ最強のクイーンである詩暢ちゃんが言わなかったら、絶対に痛い子であるwwww
まあテレビの演出?盛り上げるためのコメント?と考えれば、エンターテイナーだけどね。

でも、これがクイーン・若宮詩暢というキャラなんだよね。
かるたしかできない詩暢ちゃんにとって、かるたは何なのか?!を表した回答だよね。
太一は愛と評していたね。
詩暢ちゃんのかるたに対する「核」なんだと思った。
僕はこの答えが好きだし、気に入っていた。

でも、最新巻の49巻でこの発言が否定?されるような発言があったので、
読み返して、この発言をみると、ちょっとガッカリだったなあ…。

名人の警告

このシーンは結構印象的だったから、記憶に残っていた。

贅沢な暮らしをしている太一。
今までスゲーみたいに周りは羨むばかりで、
それを当たり前に過ごしている太一を警告する人は誰もいなかったけど、
この31巻にして、やっと太一が名人からアドバイスのような形で言ってもらったね。

まあ、別に贅沢な暮らしが当たり前でも良いんだけどさ、
あまりにも太一は高校生らしくない自由さがあったからねw
そこをやっと名人が指摘して、太一は普通の高校生であることが表現されたよね。

太一の名人への返答も、なんか思春期の高校生らしくて、18歳ぽくて良かった。

この返答にも、名人は「ありがとう」って太一に感謝して流しているのも良いね。
太一をダークサイドへ引き込んだ名人は、名人なりに太一を育てていることが伝わってくる。

太一は近江神宮へ

応援には絶対に行かないだろう。と思っていた太一のお母さんが、
近江神宮にいた?!wwww

この設定は僕は1回読んだはずなのにスッカリ忘れていた。
てか、太一が近江神宮に行くことすらスッカリ忘れていたww

さっきのカナちゃんがここに太一にいてほしい。と願ったのが、フラグだったんだね。

しかも、太一が近江神宮へ向かうのは青春ぽくて良いね。
でも、僕は近江神宮の場所を知らないんだけど、
こんなに京都駅から行けるような場所なのww?!と疑問に思いながら読んでいた。
かるたの試合は1試合1時間半くらいらしいけど、もう試合も始まってるし、間に合わないのでは?!
と思った。

読み終わってから、ググったら、京都駅から近いんだね…。
電車で30分くらいでビックリ。40分あれば会場までは到着できそうなんだね。
数年前に京都に旅行へ行ったけど、こんなに近いなら観に行けばよかった!と後悔したww

「ちは」がない

「ちはやふる」がないネタは、49巻まで呪いのように、ずーっと続く。
この31巻から始まったんだね…。

キャプテン千早ちゃん

いつもと違う千早ちゃんを新は、
違う千早ちゃんだ。と評していますね。

たしかに千早ちゃんは、瑞沢高校をかるたの競合にするために、
個を捨てて、キャプテンとして3年生の夏は頑張ってきてたんだね。

新の表現は的を得ている。

競技かるたの受難

ママトークを利用して、競技かるたの苦難を語っている。
たしかに正座で観戦は今どきじゃないんだよね。

高齢化社会となった日本で暮らしていると本当にそう思う。

僕は30代になったので周りの親戚は60代、70代になったけど、
外食をすると、みんな「膝が痛いから座敷は嫌だ。椅子が良い」と言っている。

作者さまも、このあとに選手以外もフォーカスしていくが、
競技の人気を高めるためには、観客の観覧方法も考えないといけないんだよね。

それにしても男女で正座のルールが違うとは知らなかったよ…。
一度読んでるはずなのに忘れていたよ..。

物忘れ田丸さん

太田さんをまったく覚えようとしない田丸さんに爆笑。
まあいじめた人なんて覚える必要ないよな。
ストレスを下げるために忘れるのが人間です!!

「せ」の逆襲

「せ」の札で自分アピールをする新さん良いですね。
僕はすっかりそんな設定は忘れていたww

好きな女性に自分を見てくれ!って態度がゴリゴリで良いです。
昔に取られた札を取り返す根性は、ゴー!な新らしいよね。

太一の登場

間に合うのか?とおもったら、余裕で間に合ったね。

千早ちゃん以外は気づいているけど、キャプテン千早ちゃんは気づいていない。
途中で気づくのが良いね。

千早ちゃんが、
過去に新に自分の仲間をみせたように、
今度は太一に見せようとする姿が、
過去と重なる演出で良いね。

おまけ

31巻のときに映画になったんだね。
時代がわかる。

おわりに

優勝校の勝敗は覚えているんだけど、この後の太一や千早ちゃんたちの展開がサッパリ思い出せないw
太一は個人戦に参加するんだっけ?!w

記憶を呼び覚ますために、引き続き来週も読んでいく。

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