お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください! -感想- 仕事とは関係ないけど必要な知識の入門書

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どうも、お金が好きな隣の鈴木(@next_suzuki)です。

「お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!」(著者: 大河内薫さん) の感想。

ただの感想である。考察ではない!

概要

本の概要など。

あらすじ

フリーランス向けの確定申告に関する本。
フリーランスになったけど、税金なにそれ?おいしいの?みたいな、
本当に税金について何も知らない人向けの本。

読んだ理由

2024年に親の青色申告を提出することになった。
自分の所得に関する確定申告は何度もやったことあるけど、青色申告はやったことないぞ?
その時に2020年にこの本を買ったことを思い出した。
転職を考えていた時期に、フリーランスも視野に入れた方が良いかな。と思って、購入した。
しかし、結局は会社員になりフリーランスの知識は不要なので読まなかった。
フリーランスも視野にいれているので、いつか読もう。と思って、読まないまま約3年の月日が経過した。

読む前の僕は

きっと青色申告に関する何か書いてあるはず!と期待していた。

完読までの時間

2時間40分かかった。
(Studyplusで計測した)

感想

好き勝手に感想を書く。

読み終わって感じたこと

フリーランスになって、仕事の知識はあるけど、お金の知識がゼロな人にオススメな本。
少し古いけど要点はまとまっている。

この本の対象者

個人事業主(フリーランス)向けの入門書。
もし、フリーランスを始めようとしている知人がいたら、この本をプレゼントしたい。

会社経営の税金に関することは書かれていない。
よって法人化している人はこの本を読まないほうが良いと思う。

入門書

入門書としては非常に読みやすい。

ざっくりな解説。
ラフなイラストの漫画で書かれているので、「堅苦しいお金の知識」に対する抵抗感が薄らぐ。

グラフやチェックリスト

ところどころにチェックリストやグラフが載っていた。
自分が何をすれば良いのかリスト化できるので、とても助かった。
所得税・住民税などの税額もグラフで可視化されていて、わかりやすかった。
こういう点がこの本の読みやすさなのだと思う。

内容が少し古い

僕が放置していたのが悪いんだけど、
出版が2018年だったので、内容が少し古い。

例え去年の2023年に導入された「インボイス制度」については記述されていない。
「e-Tax」についても、まだ主流ではなかったので記載がない。

僕は特に「e-Tax」の入力方法について知りたかったので、
この内容の記載が欲しかった!!

まあ、概要を述べている本だったので、
例え「e-Tax」について書かれていたとしても、
僕が望んでいる「e-Tax」の詳細な入力方法は記載されていなかっただろう。

所得の少ない人

節税やりすぎのデメリットについても書かれていた。

稼ぎが少ない=信頼が少ない人 は、とても身に染みる言葉だった。

僕は中小企業に勤めていて稼ぎが少ないので、
住宅ローンなどは折りにくい。
中小企業の信頼が少ないことを日頃から感じているので、この言葉はとても身にしみた。

累進課税を勘違い

10年以上前にFP3級を取得しているので、累進課税については知っていた。
しかし、月日が経ち、低所得の僕が累進課税を気にすることなど、社会人になってから約10年間でなかった(書いていて悲しい…)。

最近の僕は、累進課税は超えたら全ての所得が65%になると思っていた。
超えた部分から、部分的に税率が変わると知って驚いた。
本当に税金の計算って面倒くさいな。と思った。
そりゃあ税理士を雇うよね。と納得だった。

税理士の探し方

最近の悩みで、実は税理士を探さないといけない状況だった。
どうすれば良いのだろう?!と思っていたんだけど、その方法が書いていたのはありがたかった。

10人に一人

真面目に税金を支払う人は10人に一人と書いてあって、納得だった。
現在、中小企業に勤めているが、社長は節税に勤しむ行動を色々やっている。
前の社長はあまり節税をしないタイプだったので、すごい違和感を感じている日々である。

しかし、周りの中小企業の偉い人をみていると、節税に勤しむ人がほとんどである。
youtubeをみても、節税について「やったもん勝ち」みたいな発言をする動画がチラホラある。

前の社長が珍しいだけなのかな?!と思っていたが、この本を読んで納得である。
僕はバカ正直に税金を収めるのが、自分の精神的に向いている。と、投資で色々と失敗して気付いたので、真面目に払うことにしている。
あぁ僕は10人の一人なんだな。と気づけた。
10人に一人とは一般的に「変わりもの」なのだと思う。

約20年くらい前に、血液型占いが流行った。
その時に「AB型は変わり者が多い」と言われた。
彼らの行動は普通とは違うからである。
AB型の日本における人口比率は10人に1人である。
だから、僕も変わり者なのだろう。この本のおかげでそれがわかった。

税務署が来る人

税務署が来る基準が書いてあったのも良かった。

のちにyoutubeの動画を調べたりもしたが、同じようなことが紹介されていたりした。

マルサは約1億円くらいが目安でくる。と書いてあって納得だった。
10万~100万ちょろまかしている人たち全員を税務署の人がチェックするわけないよね?!
税務署の職員だって、そんなにいないし。
税金を回収するより人件費のほうが高く付きそう(脱税は収益うんぬんの問題ではないけど)だから、
チェックするわけないよな?!とは思っていた。

じゃあ、いったい何万円くらいから来るの?!と思っていたら、書いてあったので納得だった。

おわりに

入門書としては最適だった。
お金に関してFP3級程度の知識がある僕でも楽しめた。

金融リテラシー(知識ゼロ)が低い人が読んだら、もっと感動?できるのではないかと思う。
自分が個人事業主になるか、お金の知識を忘れてしまった時に、また読み返したいと思う。

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