「名探偵コナン隻眼の残像」映画レビュー｜銃撃戦もおっちゃんの動揺も…予想外に面白かった！

映画

2025.06.08

この記事は約6分で読めます。

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はじめに

鑑賞日：2025年6月
場所：イオンシネマ

劇場版『名探偵コナン隻眼の残像』を観てきました。
きっかけは、妻が毎年楽しみにしているためで、付き合い始めてからは毎年一緒に劇場で観るのが恒例行事になっている。

公開から1ヶ月ほど経過しているが、今年も歴代トップレベルの興行収入を記録しているらしい。途中から映像の一部が追加されたという話もあり、少し気になっていた。

なお、今作に関係する「風林火山」編などの予習は一切せずに観ています。

感想・レビュー

アラフォーのおじさんが好き勝手に感想を述べる。
ただの感想である。考察ではない！
ネタバレ込み!!

🗯️ 見終わった直後の感想

ここ最近の4作を観た中では、総合的に一番面白かった。

ド派手な破壊シーンは控えめだけど、拳銃やライフルの銃撃戦が多め。 → コナン映画にしては、ちょっと現実寄りな展開（…と言ってもまだまだツッコミどころ満載だけど）
昔の同僚を殺されて感情的になる毛利小五郎が印象的。いつもと違う“おっちゃん”がよかった。
博士のクイズに愛ちゃんがうっかり答えちゃうなど、ギャグ要素も多めでバランスが良かった。
犯人がまさかの公安。コナン初心者の自分としては完全にノーマークだったので、最後まで犯人が誰かわからなかった。
テーマが「司法取引」。カルロス・ゴーンのニュースで聞いたことはあるけど、よくわからないまま進む感じが逆にリアルで面白かった。
大和敢助警部は本当に死んだと思ってた…w
最後、安室さんが“公安に公安のやり方を見せつける”という皮肉めいた演出も良かった。ブラックジョーク？社会の闇？

🎞️ 印象に残ったシーン・演出

ワニの死亡
- 僕の好きな声優、平田広明さんが登場したときは「やったー！」ってテンション上がった。
- 「これは最後まで声が聞けるぞ！」とワクワクしてたのに……まさかの、速攻で撃たれて退場！？
- あまりにも早すぎた…。推しの声をもっと聞きたかった…無念…。

毛利小五郎が事件解決後に空を見上げて、ワニに語りかけるシーン
- 今回は泣きそうになるシーンが多かったけど、一番ウルっときたのはこの場面。
  - おっちゃんの“やり遂げた感”があった。復讐というか、リベンジが終わった感じ。友情が沁みた。
諸伏警部が水中で発砲し、コナンたちに溺れている場所を知らせるシーン
- 弟との会話演出が幻想的だったので感情が先行して観ていたけど… 「水中で拳銃って発砲できるの？！」と素で疑問が。
  - AIに聞いたら「数十センチしか弾が飛ばないし壊れる可能性もある」とか（真偽は知らんけどｗ）
雪の上をコナンくんがスケボーで犯人を追うシーン
- スケボーって雪の上でも走れるのか？さすがコナン…重力の制約を超える男…
銃撃戦シーン全般
- 警察っぽいアクションは良かったけど、リアルに考えたら警察官って1発でも撃ったら報告書めっちゃ書くんだよな…。今回、何ページ分書くことになるんだろうｗ

フィクションに現実的に考えるのは大人の悪い癖だね！

🎭 キャラクターの魅力・活躍

長野県警のキャラたちはそこまで出番が多くないけど、みんなキャラ立ちしてて好印象だった。

💭 共感したテーマ・考えさせられたこと

「公安ってなに？」
- コナン映画を観るたびに思うけど、公安って本当にああいう存在なのか？
- 味方にも正体を伏せるとか…現実でもあるの？
- きっと警察関係者じゃないと一生わからない世界なんだろうな。
- でも、わからないからこそ面白いのかも。

🌀 理解が追いつかなかった場面

ニュースで流れた「司法取引」
- さらっと流れた内容が、まさか物語の核心に繋がってるとは思わなかった…。
事件解決のきっかけになった新一のメール
- かなりサラッと流れてしまって、正直ちゃんと読めなかった。
- でも、そのメールの文面が“決め手”になるって流れだったから、
- 「結局、何て書いてあったの？」って気になってしまった。
- あの一通がカギだったなら、もう少しじっくり見せてくれてもよかったかも。
病院のシーンでの上原由衣のセリフ、あれどういう意味だったの？！
- 嫁に教えてもらってようやく理解できたんだけど、上原由衣って未亡人だったのね。
  - 自分は「風林火山編」を観てなかったから、ずっと“人妻”だと思ってて、
    映画を観ている間じゅう「大和敢助とは結ばれないんだろうな」って思ってた。
来年の予告
- 全然わからなかったぜ…。妻に聞いたら神奈川県警ネタらしい。また安室さんの亡くなった同期ネタですか？

🧩 話の流れに乗りきれなかった場面

コナンくんを強引に“小五郎ルート”に混ぜようとしてた感じ
- 今回の物語は、毛利小五郎の復讐（というか決着）がテーマだったのは伝わったし、おっちゃんが“自分で解決したい”って気持ちもわかる。
  - でも、そんな気持ちを汲んで一度は距離を置いたコナンくんが、あの手この手で結局ついてきちゃう。
  - シーンがあちこち切り替わって、ちょっと混乱した。
  - 「おっちゃんが主役のはずなのに、やっぱりコナン…」ってなった。
  - 新一のメール小五郎が解決した感はゼロだたよね。

まとめ

長野県警の予習もゼロで、正直まったく期待してなかったけど…めっちゃ楽しめた！
映画が終わってすぐ、興奮気味に「今まで一緒に観た中で一番おもしろかった！」って嫁に言ってた。
来年の作品も、たぶんまた観ると思う。

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