📝 はじめに
どうも、名探偵コナンがアニメ化された当時はまだ小学生だった隣の鈴木(@next_suzuki)です。
映画『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』を観てきたので、その感想を書き残します。
ただの感想である。考察ではない!ネタバレ込み!!
🎞️ 作品概要
- 作品名:名探偵コナン ハイウェイの堕天使
- 公開:2026年4月
- ジャンル:サスペンス・アクション
💡 観に行った理由
『名探偵コナン 緋色の弾丸』から、毎年、夫婦で映画を観ているからである。
もはや「面白そうだから観てみるか?!」という興味の問題ではなく、「毎年観ているから今年も観るか」という夫婦の年間行事に近い。
夫婦関係を築くうえで、同じ映画を観るのは良いことらしい。
同じ作品を観ると、脳みその中身が少し近づいて共感が生まれるんだとか。
本当かどうかは知らないけど、同じ作品について話せるのは良いことだと思う。
コナンの知識
近年の映画は観ているが、本編はまったく観ていない。
よって、黒の組織とのイザコザがどのくらい進展しているのかも知りません(苦笑)
観る前のイメージ
神奈川が舞台らしい。
生まれも育ちも神奈川県民の僕としては、見慣れた景色の描写があるかもしれないので、楽しめそうかも?!と思った。
一方で、もともと千速役の担当声優さんが亡くなっていることもあり、少し寂しさもあった。
もうアニメ化して30年以上も経っているから、しょうがないよね……。
阿笠博士の声優さんとか大丈夫……?と心配だったけど、まさか先に蘭姉ちゃんの声優さんが亡くなるとは思わなかったよ……。
アニメが長く続くことは嬉しい。
でも、アニメ初期から観ている層としては、声優さんが亡くなると、キャラも亡くなってしまったように感じて少し悲しい。
とはいえ、30年もやっていたら、人間の寿命としては普通のことでもある。
毎年こうやって、キャラの声が少しずつ変わっていくのだろうなと思った。
💭 全体の感想(率直な気持ち)
公開から約2か月が経過した。
「前作に比べると売上が伸びない=評判は良くない」という印象があったので、正直あまり期待していなかった。
ただ、実際に観てみると、前評判ほど酷いとは思わなかった。
去年の方が面白かったとは思う。
今年はストーリーも分かりづらいし、本編が進んだ感じもまったくない。
だから、批判したくなる気持ちもわからなくはない。
けど、そこまで「酷い?!」と思うほどではなかった。
🐺⚔️ ストーリー・テーマで印象に残った点
ここからは、観ていて特に気になったストーリーや設定について、率直に書いていく。
神奈川県警
今回の舞台は神奈川県警。
どうもネット民寄りな僕からすると、神奈川県警のイメージはあまり良くない。
しょっちゅうネタにされているイメージである。実際にネットの評判どおりなのかは知らない。
ただ、映画の中でも、最初から萩原千速が白バイをかっ飛ばしている。
街中で平然とカーレースをやったり、警察の勧誘で白バイに乗って横溝警部を轢き殺しそうになったりする。
こんなのを見たら、神奈川県警に入りたくなくなるだろwwww
湘南のイメージが強いから、神奈川県警にはバイクで走るイメージがあるのだろうか……。
主要キャラ以外は全員悪役
悪役が2つあるので、感情移入もしづらいのだと思う。
バイクで街中を走り、シーンがコロコロ変わる。
それと同じように、犯人役もコロコロ変わっていく。
もう何が何やら、という感じで追いつけなかった。
謎の組織。
警察の先輩。
研究者。
別の組織。
悪役が変わりすぎて混乱する。
コナン映画も何作もあるので、裏の裏をかくような展開やストーリーにする必要があることは理解できる。
ただ、今回は「意外!」という驚きよりも、ただただ複雑に感じてしまった。
そこが、少しもったいなかった気がする。
電話のやりとり
萩原千速が気にしていた、弟が亡くなる前に言っていたセリフの続き
横溝警部が知っている感じで、まあ予想どおり最後に種明かしがあった。
無敵のバイク乗り、みたいな感じだったね。
この映画では、弟の萩原研二と松田刑事をネタに宣伝していた。
でも、2人が使われたのって、ほぼここくらいだったよね……。
わざわざ映画で使わなくても良くない?!笑
なんか「知られざる真実」というほどの秘密でもないし……。
最後のウェディングドレスのシーンも、少し無理やり感があった。
ドレスを着ているわけでもないし、ライトで照らされているのも、こじつけ感がある。
妻にその話をしたら、「そもそも松田刑事は佐藤刑事が好きだったから、変でしょ?!」と言っていた。
そういえば、そんな設定もあったな。
そういう後出しジャンケンもあるから、こういうことになっているのだろうか……と思った。
ルシファー
裏切った警察官の先輩が、裏切ってバイクを運転する。
取調室のところで説明していたけど、バイクがエンジェルで、そのエンジェルの裏切り版だからルシファー、つまり堕天使なのね、と納得した。
ただ、これって「裏切った天使がルシファー」という知識がないと分からないよね。
タイトルの意味としては綺麗だけど、観ている側がそこまで拾えるかは少し難しい気もする。
自動操作は犯罪には便利
自動操縦の車たちが、進路妨害などをして警察官たちを邪魔する。
人が被害に遭っているはずなのだが、自動運転の車のせいだからか、あまり感情移入しなかった。
「自動運転を操作しているやつが悪い」という感情も、あまり湧いてこなかった。
いつものコナン映画でカーレースを観ていると、「犯人が悪い!」みたいな感情が湧くのに不思議である。
そういえば、去年だかに読んだ本で「近年の戦争は、ドローンなどの遠隔操作ばかりになったせいで、人を殺している感じが減っているから、すぐに戦争が始まる」みたいな話が書いてあったことを思い出した。
映画の描写でもそう思ってしまうのだから、実際にもそういう風に感じてしまうのかもしれない。
人が直接ハンドルを握っていないだけで、受け取る感情が変わってしまう。
これは少し怖いことだなと思った。
🎭 キャラ別の感想
気になったキャラを中心に、観て感じたことを書いていく。
萩原千速
田中敦子さんの声で、このキャラの声を聞いたことはなかった。
でも、大塚明夫さんが声優をしている横溝警部との掛け合いが多かったので、田中敦子さんの声でも聞いてみたかったなと思った。
もちろん、沢城みゆきさんも十分良かった。
『宇宙兄弟』や『ルパン三世』で観ていて好きな声優さんなので、違和感はなかった。
ただ、どうしても「もし田中敦子さんだったら、どんな雰囲気だったのだろう」と考えてしまった。
🌳 世界観・演出・映像表現
気になった映像・設定を中心に。
神奈川の町並み
僕は神奈川県民であり、今月もマリンタワー付近に行ったりした。
映画の中で描かれる横浜の風景は、かなり忠実だったと思う。カーレース中の街並みも似ている。
ただ、土地を知っているからこそ、こんなの難しいだろ!!と思った。
横浜は基本的に山坂が多い土地である。
あと、3車線あっても、両端にはだいたい車が路上駐車していたり、市バスが停まっていたりする。
こんな風に車がスムーズに流れていないだろ!!とツッコんでしまった。
神奈川県民だからこそ楽しめる部分でもあり、神奈川県民だからこそツッコミたくなる部分でもあった。
2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)
ところどころ、花博「2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)」のポスターなどの描写が挟まれていた。
1回ならまだしも、数回出てきた。
下世話な大人なので、「花博からお金をもらって宣伝しているのかな?」とか思ってしまった。
こんなアニメ映画の世界でまで利用して売り込みたいの?!と感じて、花博への印象が少し萎えた。
いや、宣伝としては正しいのかもしれない。
でも、作品を観ている側としては、少し現実に引き戻される感じがあった。
バイクシーン
冒頭から箱根の山道を走ったり、埠頭のような場所を走るシーンがある。
最近、たまたま出会った人で、若かりし頃に、映画に映ったような山道や埠頭を走っていた人と会話する機会があった。
あぁやって山道や埠頭で集まっていると、ヤクザや警察が来るらしい。
安全運転派の僕には想像できない世界すぎて、本当なのか?!と今でも思っている。
その人の話では、映画に映ったような走りを山道や埠頭でしていると、しばらくすると道路の真ん中に反射板のような道路鋲が増えていくらしい。そうすると映画のように素早く走るのは難しくなるらしい。
そういう話を最近聞いたばかりだったので、映画のバイクシーンが自分の中で妙にハマって面白かった。
ああ、こういう走り方をしているから、道路に道路鋲が増えていくのか。
映画のシーンで、知人の話の答え合わせができたような気がした。
🔚 まとめ
思ったより悪くなかったのは、僕が神奈川県民で、景色を楽しめたからかもしれない。
神奈川の映画館がコナンの映画を推していた理由も、よく理解できた。
ストーリーは少し分かりづらかった。悪役の構造も複雑だった。
本編が大きく進んだ感じもあまりなかった。
でも、神奈川の街並みやバイクシーン、声優さんの変化も含めて、長く続く作品ならではの味わいはあったと思う。
来年の予告も観た。
来年こそ蘭姉ちゃんが必要だったね……。
舞台は海外っぽいので少し楽しみではある。
ただ、必要そうな声優さんがいなくなってしまったので、素直に喜べない。
ちょっと複雑な気持ちだった。
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