コウノドリ 29巻 -感想- 医療が進歩したことから生まれる苦悩

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どうも、独身アラサー男こと隣の鈴木(@next_suzuki)です。

コウノドリ 29巻 の感想。

ただの感想である。考察ではない!

あらすじ

2話収録されている。

収録話

  • ソーシャルワーカー
  • 新しいNICU<前編>

読んだ理由

1巻の発売当初から読み続けているから

1巻のときは、将来のときに役に経てばいいな。と思っていたけど、
どうやら結婚の縁すらなさそう。
あっという間に29巻だね!!

ソーシャルワーカー

ちょいちょい登場したキャラだけど、
今まで具体的に語られなかったソーシャルワーカーさんのお話。

旦那さんのDVネタを紹介していた。
時事ネタだね。
連載当時は、この話題が流行ってたのかな…。

とても胸が痛くなるニュースだよね。
どうして子供を守るべき親が、子供を傷つけるのかな。

嘘の保証書を持ってくる。ってのが紹介されていて、
そんなのいるのか?!と思ったけど、案外、いそうな気もする。
同じ日本人だったらバレないのかな?!

首を閉めるのは旦那DVのせいは、
予想外なオチだった。

たしかに親がやった手段を子供も真似するよな。

新しいNICU

久しぶりにクソババアな旦那の親が登場した。

母親にとっては、自分の子供が一番カワイイ。
だから、その可愛い息子をとった嫁さんは敵なのだろう。

最近、歳をとった母親のママ友ばなしを聞くと、
「たとえ息子を生んで嫁がなかったとしても、結局は嫁さんに取られちゃう。」
みたいなセリフをよく聞く。

介護疲れで子供を殺してしまうお母さん。
こんな風に周りに助けてもらえなくて、苦しんでいるお母さんはたくさんいるんだろうな。

嫁さんが子供に付きっきりになって、寂しいと思って浮気や離婚する旦那さんは、
それなりにいるらしい。

僕も同じ立ち場になったら、そうなるのかな?
そうなりたくないから、この漫画を読んでいる。

まあ、そもそも結婚できるのかが怪しくなってきた(泣)

医療が進歩したおかげで、
生かされた命。

だけど、そのせいで苦しんだ人がいる。
こういう人は介護疲れの人は、たくさんいるような気がする。

これは赤ちゃんだけど、
老人だって同じだよ。

ニュースを観ていると、介護に疲れて殺してしまうニュースが度々流れる。
これが高齢者社会の日本らしいニュースだ。

医療が進歩したおかげで、
病院で寝たきりで生きている人が多い。

僕は祖父が入院している病院で、
そういう人たちをみていて、
これが幸せなのか?と考えさせられてしまった。
こんな状態で生きることが善なのか?と考えてしまった。
その答えは、未だに僕の中で見つからない。

老人は自然な老化の結果だけど、
生まれたての赤ちゃんは違う。

明るくない未来に暗い気持ちになるだろう。
それを一人で背負わなければいけなくなってしまったら…。

医療の進歩は責めれない。素晴らしいことだと思う。
だけど、進んだ結果、新しい苦悩が生まれていることも考えさせられた。

放課後デイサービスが紹介されていた。
最近、友達のお父さんに教えてもらったばかりで、
僕には旬な話題だった。

おわりに

クリスマスに読んだ。
クリスマスは新しい生命が一番誕生する日らしいけど(笑
そんなことをスッカリ忘れるくらい重い内容だった。

まだ続きがあるようなので来年のオチに期待しよう。

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