ただの感想である。考察ではない!ネタバレ込み!!
📝 はじめに
どうも、ファンタジーといえば『ラグナロクオンライン』を思い出す隣の鈴木(@next_suzuki)です。
『葬送のフリーレン 2巻』の感想を書き残す。
📘 この巻について(概要)
物語の概要と、読むきっかけを簡単にまとめる。
📖 あらすじ
エルフのフリーレンと人間のフェルンが、魂の眠る地(オレオール)があるとされるエンデを目指して旅を続ける。
その道中で、戦士シュタルクが新たな仲間として加わる。
💡 読んだ理由
アニメが面白かったからである。
シーズン2まで一気に観てしまった。続きが気になったので漫画を読むことにした。
💭 感想まとめ
シーン単位やキャラごとに感想を語る。
感想・批評はすべて僕自身の主観である。
🌀読後の感想
- 戦士シュタルクが加わり、パーティーの会話が賑やかになった
- 物語の敵となる「魔族」が、どのような存在なのか明確に描かれた
- 最後は『葬送のフリーレン』というタイトルを綺麗に回収した
前巻では旅の目的が定まり、2巻では新たな仲間と、これから戦う敵が描かれた。
物語の土台が、少しずつ整ってきた巻だったと思う。
📖 各話ごとの感想
各話について語るよ。
以下で引用する章タイトルは『葬送のフリーレン 2巻』(山田鐘人, アベツカサ)から引用。
📘 第8話
魔王を倒した後のフリーレンの発言が、あまりにも淡白すぎる。
フリーレンにとって、勇者一行と過ごした10年間は、自分の長い人生の百分の一にも満たない時間だったらしい。
言っていることは事実なのだろう。
でも、人間からすれば、10年もかけて魔王を倒した旅である。
命を預け合った仲間たちとの冒険を、まるで人生の中の小さな出来事のように扱われたら、さすがにショックだろう。
この時間に対する感覚の違いが、フリーレンと人間たちの間にある大きな隔たりなのだと思う。
そんなフリーレンを、アイゼンはしっかりと嗜める。
10年間一緒に旅をした仲間だからこそ、悪いと思ったことを曖昧に流さず、はっきり伝えられるのだろう。
そういうところを見ると、アイゼンは本当に良い仲間だったのだと思う。
フリーレンから「10年なんて大したことないでしょ?」という感じで同意を求められた時、アイゼンは「自分は……」と言いかけて、少し微妙な反応を見せる。
あれは何と言いたかったのだろうか。
それにしても、フリーレンが昔の「10年」の会話を、ちゃんと覚えているのはすごい。
……と思ったけど、長寿だから記憶力も良い、ということで成立するのだろうか。
いや、そもそもこの物語は、過去の記憶を懐古しながら進んでいく話である。
フリーレンの記憶力が悪かったら、物語そのものが成り立たないか。
そう考えると、フリーレンの長寿設定だけでなく、過去の出来事を細かく覚えていることも、この作品の根幹にある設定なのだと思う。
エンデまでは、かつて10年かかったらしい。
ということは、この漫画も、ここからさらに10年分の旅を描くのだろうか。
ただ、一度エンデまで行っているので、道は知っている。
前回よりは短くなるのかもしれない。
それでも、あと10年分の旅を描くとなると、いったいこの漫画は何巻まで続くのだろうか。
そして最後のページ。
フェルンが、自分の人生の半分はフリーレンと一緒に過ごしている、というようなことを言う。
それに対して、
フリーレン「これからもっと多くなるよ。」
引用:「葬送のフリーレン」 2巻 第8話
この言葉が良かった。
物語の冒頭では、アイゼンとの10年の旅を「無駄」のように扱っていたフリーレン。
そんなフリーレンが今では、誰かと一緒に過ごす時間を無駄だとは思っていない。
それどころか、これからもまだまだ一緒にいるつもりでいる。
最初の発言とは、ほとんど真逆である。
この一言だけで、フリーレンが少しずつ変わっていることが伝わる。
同じ「長い時間」を扱っているのに、冒頭と最後で意味がまったく違う。
本当に、よく作り込まれている物語だと思った。
📕 第9話
今回は魔物狩りの話。
ここまで読んで、短編で終わる話は、魔物退治か、過去の冒険を振り返る回が多いのだなと、少しずつ物語の構成が分かってきた。
魔物の正体と魔術の仕組みが判明して、攻略できそうな雰囲気になるフェルン。
しかし、フリーレンはそこで「本当に撃てるのか」というように、改めてフェルンへ問いかける。
仕組みが分かったからといって、実際に倒せるとは限らない。
甘く考えていないか。
師匠として、そこをきちんと確認している感じが良かった。
そして、フリーレンの「師匠の命乞いは見飽きた」というようなことを言っていて笑ってしまった。
いったいフランメは、どんな命乞いを何度もしていたのだろうか。
ちょっと見てみたいw
敵の魔術によって、フリーレンの前にはヒンメルの幻影が現れる。
この魔術は、相手の記憶を読み取り、大切な人の姿や言葉まで再現するらしい。
とはいえ、フリーレンの記憶まで読み取った結果、ヒンメルの幻影に攻撃を促すようなことを言わせてしまったのは、魔術として完全に失敗だよなw
以前、同じ魔術を受けたときに現れたのは師匠のフランメだった。
しかし今回はヒンメルだったことで、フリーレンは、自分の心の中で大切な存在が変わっていることに気づく。
敵の術を受けながら、自分の心の変化まで冷静に分析している。
この余裕があるからこそ、惑わされずに対処できたのだろう。
一方、敵の魔術に惑わされてしまったフェルンは、かなり落ち込んでいた。
そんなフェルンに対して、フリーレンは、エンデで本物に会えばよ。というような前向きな言葉をかける。
この言葉が良かった。
フリーレン個人として慰めているというより、失敗した弟子を前に進ませる師匠として、的確な言葉を選んでいるように感じた。
前話でアイゼンがフリーレンを「良い師匠」と評価していた意味が、ここで少し分かった気がする。
第9話は、フリーレンの師匠らしさがよく表れていた話だった。
📗 第10話, 第11話
フェルンがドラゴンを前に絶望していて笑ってしまった。
まじで嫌そう。
表情だけで「絶対に戦いたくない」という気持ちが伝わってくる。
フリーレンが集めている「服が透ける魔法」は、最初は本当にくだらないと思った。
でも、初対面の相手が隠し持っている武器を確認できると説明されると、たしかに実用性はある。
見た目はくだらないのに、使い方次第では役に立つ。
こういう少年誌らしい理屈の付け方は上手いと思った。
シュタルクが、あっさり仲間入りを了承したのは少し拍子抜けだった。
ここも、普通のファンタジーものとは少し違う。
ありがちな作品なら、
「嫌だね」とか、「○○に協力してくれたら仲間になってやる」みたいに、一度は条件を出してきそうな場面である。
でも、シュタルクはかなり素直に仲間になる。
変に引っ張らないところが、この作品らしい。
フリーレンはアイゼンからシュタルクの話を聞いていたからか、最初からシュタルクの強さをある程度把握している。
アイゼンが、自分のすべてを叩き込んだ弟子だと語る場面も良かった。
人生をかけて育てた弟子だからこそ出る言葉だと思う。
シュタルクが、いかにアイゼンの傑作なのかが伝わってくる。
そして、フリーレンを通して師匠の気持ちを知り、覚悟を決めるシュタルク。
アイゼンがシュタルクを殴ったのは、未熟な弟子を叱るためではなく、その力を恐れたからだった。
弟子が自分を怖がらせるほどの力を持っていた。
それを知って喜ぶアイゼンも良い。
シュタルクの大きな伸びしろが伝わってくる。
シュタルクを通して、アイゼンが勇者一行との旅をどう思っていたのかが分かるのも良かった。
アイゼンにとって、あの旅は「くだらなくて、とても楽しい旅」だったらしい。
この言葉が、フリーレンがくだらない魔法を集める理由にもつながっている。
「かき氷を作る魔法」なんて、本当にくだらない。
しかも、シロップがないというオチまで付いている。
たしかに、かき氷はシロップとセットでかき氷だよな!
くだらない魔法。
くだらないやり取り。
でも、そういうものが積み重なって、楽しい旅になる。
本当にストーリーが上手にできていると思った。
それと、ここで「南の勇者」について少しだけ語られている。アニメを観ていなかったら、たぶん見落としていた。
フェルンがシュタルクを見て、小さいというような反応をする場面も面白い。
こういう微妙な下ネタは、少年誌らしさがある。
少年はこういうの好きだよね。
そもそも、「服が透ける魔法」という発想自体が、少年のロマンというか、むっつりスケベ心をくすぐる。
でも、ただの下ネタで終わらせず、ちゃんと実用性まで持たせている。
こういう魔法の選び方も、『葬送のフリーレン』は上手だと思う。
📙 第12話
シュタルクが思い出す、アイゼンとの記憶が良い。
一緒にパフェを食べるとか、ものすごくほっこりする。
しかも、店のマスターの合いの手まで入って、さらに空気が和む。
そこへフェルンが登場して、泣く泣くというか、仕方なさそうにパフェを分ける提案をする。
このちょっとしたコミカルな流れが面白かったw
シュタルクは、アイゼンが勇者一行との10年間を大切にしていたことを語る。
そして、フリーレンも同じ気持ちなのだろうと、フェルンに尋ねる。
この質問がちょっと面白い。
フェルンは肯定も否定もせず、それとなく同調する。
ただ、物語の冒頭を見る限り、フリーレンは最初から同じ気持ちだったわけではなさそうだけどw
この話で、シュタルクがフリーレンたちと一緒に旅をする理由が、かなりはっきりした。
フリーレンは、かつて歩いた旅路をもう一度たどりながら、過去の出来事を思い返し、その意味を少しずつ確かめている。
それに対してシュタルクは、師匠であるアイゼンが、勇者一行との旅をどう感じていたのかを知ろうとしている。
同時に、自分自身も新しい旅をして、新しい思い出を作ろうとしている。
同じ道を進んでいても、フリーレンとシュタルクでは、旅に求めているものが少し違う。
その違いがあるからこそ、二人が同じ旅をする意味も生まれているのだと思う。
📘 第13話
早起きしたフリーレンを褒めるフェルン。
もはや、お母さんである。
そこへシュタルクがツッコミを入れる。
この反応は、完全に読者の代弁だよね。
シュタルクが加わったことで、パーティーの会話のバランスがかなり良くなったと思う。
フリーレンとフェルンだけだと、どうしても師弟関係の会話が中心になる。
そこにシュタルクが入ることで、二人の少し変わった関係性に、読者目線からツッコミを入れてくれるようになった。
シュタルクが、フェルンに「様」を付けなくてもいいと言う場面も、同じく読者の代弁だった。
同じ年齢なのに、どうして「様」なんだ?!
という疑問は、やっぱりある。
そこから始まる、なんと呼ぶかのやり取りもコミカルで面白かった。
さて、この「様」が取れる未来は来るのだろうか。
二人が結ばれたときへの伏線だったりするのか?!
フリーレンが、エルフについて語る場面も印象に残った。
エルフという種族に対して、自分たちは何かが欠落しているという認識を持っていたことに驚いた。
ここで、この物語に登場する種族の一つである「エルフ」が、どういう存在なのか少しずつ定義されていく。
長寿であることだけではなく、人間とは感情や時間の捉え方が違う。
フリーレン自身も、その違いを自覚しているのだと思う。
そして、物語の中でヒンメルの銅像がたくさん登場する理由も語られる。
まさか、フリーレンのためだったとは……。
ヒンメル、仲間思いすぎるだろ。
形のあるものを残しておけば、たとえ長い時間が過ぎても、それを見た誰かが思い出してくれる。
そして、長寿のフリーレンも、銅像を見るたびにヒンメルたちとの旅を思い出すことができる。
ヒンメルは、自分たちがいなくなった後のことまで考えていたのだろう。
この話は、2巻の中で一番心にじんと染みた。
ただ、一つだけ気になる。
銅像って、1000年くらいは朽ちずに残るものなのだろうか。
……残るはず。たぶん。
最後に、シュタルクが旅のゴールを今さら聞いていて笑ってしまった。
そこをまだ知らなかったのかよ。
しかも、周りの反応も妙にゆるい。
この、重大な話をしているのに空気だけはのんびりしている感じが最高だね。
📕 第14話、第15話、第16話、第17話
ここから、魔族との本格的な争いが始まる。
まず印象に残ったのは、魔物と魔族の違いが、かなりはっきりと定義されたことだった。
しかも、その定義を残したのが大魔法使いフランメだという。
さすがというか、どこまで後世に影響を残しているんだ、この人。
人間と魔族では、「言葉」を使う目的そのものが違うらしい。
人間は、基本的には相手を理解し、意思を通わせるために言葉を使う。
一方で魔族は、人間を欺くために言葉を使う。
同じ言葉を話しているのに、その目的はまったく違う。
見た目も話し方も人間に近いのに、根本的な価値観は別物である。
「話せば分かり合えそう」に見せながら、決して分かり合えない存在として描いているのが怖い。
改めて、言葉とは何なのだろうと考えさせられた。
魔族には家族という概念がない、という設定も分かりやすい。
人間は家族を大切にする。
だからこそ、魔族は家族に関する言葉を使えば、人間の感情を揺さぶれる。
人間と正反対だからこそ、人間の弱点も理解しやすいのだろう。
それにしても、魔族の「父親って何?」という反応には笑ってしまった。
いや、そこから分かっていなかったのかよ。
そんな相手に都合よく言いくるめられている人間側も、かなり危うい。
ただ、魔族に家族という概念がないことは、人間側の共通認識ではないのだろうか。
長く争っているなら、もう少し知識が広まっていても良さそうだけどな……とは思った。
ドラートと対峙するフリーレンは、かなりカッコいい。
相手の親玉より自分の方が強い、という趣旨のことを平然と言っていて笑ってしまった。
どれだけ自信があるんだ。
……と思ったら、そのまま簡単に圧勝する。
主人公が物語の中で成長するのではなく、最初から完成された強さを持っている。
ここも、普通のファンタジー漫画とは違うところだと思う。
一方で、シュタルクが緊張して飲み物をこぼし、まるでおしっこを漏らしたように見える場面には笑ってしまった。
いかにも少年誌の読者が好きそうな、くだらない下ネタである。
こういう絶妙に低年齢っぽい笑いを、物語の流れに自然に差し込めるのはすごい。
読者層の少年心をよく分かっているよな……と、原作者の山田鐘人さんを尊敬した。
フリーレンは、フェルンとシュタルクに「二人なら勝てる」という趣旨の助言を残して、街の外へ向かう。
最初は、まさか逃げるのか?と思った。
でも、向かった先は七崩賢の一人、断頭台のアウラ。
逃げるどころか、自分から一番強そうな相手のところへ向かっている。
フリーレンが珍しく、かなりやる気になっている。
普段が淡々としているだけに、こういう時の頼もしさがすごい。
リュグナーにまともに相手をされず、怒ったように見えるシュタルクもカッコ良かった。
フェルンと共闘して、リュグナーに一発食らわせる展開は気持ちが良い。
フェルンとシュタルクは、普段の会話では少し噛み合っていない。
でも、戦闘になると意外と息が合っている。
魔法使いと戦士という役割の違いもあって、コンビとしてのバランスが良いと思う。
そして、リュグナーの口からフリーレンの通り名が明かされる。
それにしてもリュグナーは、昔、自分を殺しかけた相手を忘れていたのか。おいおい。
フリーレンは、多くの魔族を葬ってきたことから、「葬送のフリーレン」と呼ばれていたらしい。
アニメで初めて聞いた時は驚いた。
僕はてっきり、物語の冒頭でヒンメルを葬儀で見送ったから「葬送」なのだと思っていた。
でも、実際には「数多くの魔族を葬ってきた者」という意味だった。
そんな意味もあったのか。めちゃくちゃカッコいいじゃないか。
少年の中二病心を、かなり刺激する通り名である。
物語のしんみりした雰囲気に合うタイトルだと思っていたら、実は戦闘面でも恐ろしい意味を持っていた。
この二重の意味が良い。
さらに、現在使われているゾルトラークは、魔族の魔法を人間側が解析し、改良したものだと明かされる。
1巻では魔法使いたちが長い時間をかけて解析したように語られていたけど、フリーレンもかなり大きく貢献していたらしい。
おいおい、そこでも活躍していたのか。
長く滞在できれば魔法の研究ができると喜んでいた時は、単に休めるから嬉しいのかと思っていた。
でも、実際には真面目に研究し、人間の魔法の発展にまで貢献していた。
普段のだらしない姿との落差もあって、少し驚いた。
🧑🤝🧑 キャラ別の感想
各キャラの感想をざっくり語る
シュタルク
シュタルクが加入したことで、フリーレンとフェルンの会話のバランスがかなり良くなった。
それまでは師弟二人の会話が中心で、旅というよりも、どこか修行の延長のような雰囲気があった。
そこにシュタルクが加わったことで、会話が少し賑やかになり、パーティー全体にのほほんとした空気が増えた気がする。
そして、シュタルクは読者の気持ちを代弁する役でもあるのだと思った。
フリーレンとフェルンの少し変わった師弟関係を見て、「なんで早起きしただけで褒められるんだ?」とツッコむ。
こういう反応は、まさに読者が感じている疑問そのものである。
シュタルクがいることで、読者もフリーレンたちと一緒に旅をしている感覚を持ちやすくなった。
シュタルクは、師匠であるアイゼンが歩んだ旅路をたどりながら、アイゼンが勇者一行との旅をどう感じていたのかを知ろうとしている。
アイゼンは勇者一行の一員だった。
そしてフリーレンも、その旅の当事者である。
一方で、シュタルクは勇者一行の旅を直接経験していない第三者だ。
その点で、シュタルクはフリーレンよりも読者に近い。
過去の旅を知らないシュタルクが、その足跡をたどりながら一つずつ意味を知っていく。
その姿を通して、読者も勇者一行が歩んできた旅を、改めて追体験できるのだと思う。
つまりシュタルクは、フリーレンたちと一緒に旅をする仲間でありながら、読者の代理でもある。
シュタルクを介することで、読者がこの旅に入り込みやすくなり、フリーレンたちへの共感も増しているのだと思った。
また、『葬送のフリーレン』が少年誌に掲載されていることを考えると、シュタルクが男性キャラなのも意図的なのかもしれない。
少年読者が感情移入しやすい、読者に近い立場のキャラとして作られているようにも見えた。
もちろん単なる読者役ではなく、臆病さや優しさ、戦士としての強さも持っている。
だからこそ、説明役やツッコミ役だけで終わらず、一人のキャラクターとしても魅力があるのだと思う。
🔮 おわりに・次巻への期待
物語は、これからボスである断頭台のアウラと対峙するという、かなり良いところで終わった。
まさに「続きは次巻で!」という終わり方である。
戦いの決着はついていない。
それでも、最後のコマで「葬送のフリーレン」というタイトルの意味を明かし、2巻を綺麗に締めているのはお見事だった。
次巻への期待を高めながら、この巻で描かれてきたフリーレンの強さや、魔族との因縁まで一気に回収している。
途中で終わった感よりも、「ここまでが2巻だったのだ」というまとまりの方を強く感じた。
アニメを観ているので、この後の展開や戦いの結末はすでに知っている。
それでも、漫画で読み直すと、セリフの置き方や伏線、キャラクターの細かい表情など、新しく気づく部分がある。
結末を知っていても、改めて読んで面白い。
そこが、この漫画のすごいところだと思う。
次巻では、断頭台のアウラとの戦いがどのように描かれているのか、漫画でもじっくり読みたい。
📚 関連リンク
⬅️ 前巻(1巻)の感想はこちら
➡️ 次巻(3巻)の感想はこちら



