3月のライオン 16巻 -感想- 脱憂鬱な主人公

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どうも、独身アラサー男こと隣の鈴木(@next_suzuki)です。

3月のライオン 16巻 の感想。

ただの感想である。考察ではない!

読んだ理由

今月末(2023年8月)に17巻が発売されるらしい。
16巻はいつの間にか発売していて、気づかなかったから、そのまま読まないでいた(苦笑
新刊も発売するし読むことにした。

受験と就職

クラスメイトに受験と就職について語られる。
どうやって決めれば良いんだ。と思春期の問題である。
かなり現実的な問題。

桐山くんは、選んだというよりも、両親を亡くしたあとに自分が生きるために、選ぶしかなかった。ってほうが正しいよな。

名人の日常

新キャラのタマちゃんが登場。
孕んで帰国してきた訳ありの女性という重めな設定?。
子どももハーフってことなのかな?

とくに名人と関わりがあったわけじゃないけど、今後の展開で関わってくるのだろうか?

パズル

1/1の昼はげっそりしていて驚き。
いったいなんなんだ?!パズルはどうした?と思ったら、仕事だったのね。

ひなちゃんの家族は忙しいのか、暇なのかよくわからない(苦笑

急にキスして驚きである。あまり語られてないけどキスしてた認識でいいんだよねw?

パズルをやりたいのではなく、本当にただお菓子を食べたいだけにみえてきたw
てか、作者様がお菓子について書きたいから、パズルを題材にしただけのように思えてきたw

結果的には桐山くんも、お菓子が食べたくなる理由にされてるもんねw

てか、後半で家を買う話しがでてきて、それを高校生に追わせようと冗談でも考える、このマンガが恐ろしいww
たしかに言ったら、桐山くんはすごい頑張って稼ぎそう。

向いている

16巻の名言な気がする。
さすがは商売をして生きようとしているひなちゃん。
達観するのが早いです。

「向いてる」って本当にそうなのかもな。
あきらめられないことなのかもしれない。

将棋モード

後半は将棋の話しだったね。
主人公の桐山くんがひなちゃんと付き合った?おかげで、精神的に安定してきて、
おかげで将棋の研究も安定してきている?!
前と違ってクリーンになっている。

15巻の第三の理由がひなちゃんだと語られたけど、
お互いに工夫して乗り越えているのが感動的。

おかげで、巻末では、二海堂が桐山くんの変化に気づくね。
純粋な好奇心の勝負なんて、今までの桐山くんらしくないもんね。

甘酸っぱい

今まで憂鬱なマンガだったのに、急に青春ぽいほっこりした話しになった。
「会いたい」とか「顔が見たい」とか、30歳を超えたオッサンが読むとムズムズしてくるわww

ひなちゃんが桐山くんに気を使って、桐山くんもひなちゃんに気を使っているのが良いね。
お互いにいろいろ考えて、気を使いすぎないように、二人で乗り越えよう。といろいろと考えているのが良い。
こういうのを心理学でいうアサーションというのだろう。

桐山くんが幸田さんのお母さんの話しとか、今まですることはほとんどなかったと思うんだよね。
そういうのを会話で言っていたことも、主人公の気持ちの変化を表している気がした。

おわりに

憂鬱マンガかと思ったら、キュンキュンするマンガになっていて驚いた。
しかし、物語は起承転結。上がれば、下がる。
そもそもハチミツとクローバーを書いていた作者さまが、こんなキュンキュンする感じでマンガが終わるはずがない!
次巻でどんな変化が起こるのか楽しみである。

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