どうも、オッサンなのに少女漫画を読む隣の鈴木(@next_suzuki)です。
ちはやふる 6巻 の感想。
ただの感想である。考察ではない!超ネタバレ込み!!
概要
物語の概要など。
あらすじ
クイーンの圧倒的な強さに、強くなることを意識する千早ちゃんは、
部員たちからヒントを得る。
一方部員たちはお互いに切磋琢磨し成長していく。
読んだ理由
「ちはやふる」を初めて知ったのは2012年に放送されたアニメだった。
少女漫画とは思えないスポ根青春マンガに心を動かされて、漫画も読み始めた。
そこから10年以上の時が立ち、2022年2月に48巻が発売された。
残すは1冊。2022年には完結されるぽい…?!
完結を記念して、最後の1冊を存分に楽しむために1巻から読み直すことにした。
この記事の注意点
この記事の感想は48巻までも含めて書いています。
よって、48巻の物語までを含めたネタバレを書いたりします。
もし、1巻から順番にネタバレなしで読みたい人がいたら、この記事はオススメしません。
ネタバレが嫌いな人はこの記事から離脱をしてください。
感想
好き勝手に感想を書く。
速く取ること
原田先生のガチアドバイス。
最初は長所を失ったような感覚で落ち込む千早ちゃんだが、
A級の対戦相手や、
部員の机くんのアドバイスで前向きに改善していく。
競技線を下げる設定なんて、すっかり忘れてたぜ!!
かわいい対戦相手
かわいいを自覚している対戦相手のおばちゃん。
嫌なやつだけど千早ちゃんにアドバイスしていて成長を促している。
ちはやふるってヤバい(天然的な)女性キャラが多いけど、
だいたいそれは突出した人(かるたに強い人)は少し変わってる。みたいな設定で納得できる。
だけど、今物語全体を振り返ってみると、
このおばちゃんは強くない(A級だから強いんだろうけどw)のにヤバいキャラだったので、
珍しいキャラな気がした。
机くんのデータベース
机くんが蓄積したデータがフル活用される6巻だった。
千早ちゃんへのアドバイスも素晴らしい。
しかし、カナちゃん戦では、データ不足で負けてたね。
データの信憑性が薄れたときに、データ戦は弱くなるのが短所だよね。
データの長所と短所が描かれた巻だったね。
でも、強くなるにはデータ分析というのは大切だと思う。
この机くんデータベースが今後も瑞沢高校かるた部の勝利に活かされていくのである…。
かなちゃん覚醒
かるたは意味。
札の情景などを気にする点が、「ちはやふる」の物語後半に熱く描かれるクイーンと似ているw
机くんとの対決も、
着物補正で120%!!!
たしかにちゃんと着物を着てる人ってかっこいいよね。
スーツもピシッとしてればかっこいいじゃん。
そういうのに似てるんだと思う。
服は着こなしてこそかっこよく綺麗なのだ。
最大のライバルへおめでとう
D級の決勝戦で勝利したかなちゃんへ机くんが言う「おめでとう」。
この描写はとても良かったね。
作中でも結構印象的なシーン。
かなちゃんが机くんだから120%出せた。と言うように、
お互い最初から切磋琢磨した最大のライバルだから、
すごい映えたシーンな気がした。
こういう積み重ねがのちのちに机くんが肉まんくんに勝った理由なのだろ(笑
人生最大の苦悩
千早ちゃん16歳にして人生最大を経験する。
あまり太一と肉まんくんをみてなくて笑った。
千早ちゃんが自分よりも格下だけど、
机くんとかなちゃんから、自分が持っていない長所からなにか得ようとする姿勢はとても良いよね。
部活じゃなくて、大人になって社会にでて、
あぁこいつ僕とは違うな。って人にはたくさんある。
自分より仕事ができない人もいるけど、それでも相手の長所を探して、
何かを得ようとする姿勢は大人になっても、とても大切な気がする。
大人になるとプライドが邪魔して、余計にそういうものを認めなくなる。
だから、この16歳の少女のような素直さが、おっさんの僕にはとても重要なものに見えた。
勘違いのヒョロくん
なんだかんだで登場するヒョロくん。
勘違いしている点もヒョロくて気持ち悪いんだけど、
戦いへの姿勢はとても良い。
負けた相手から何か得ようとする、貪欲な姿勢はとても好きだ。
でも、太一を情熱的にライバルとして追う姿は、
もはや呪いにしか見えない(笑
運命戦伝説
太一 =(イコール) 運命戦
太一の運命戦といけば、
作中の鉄板行事である笑
ちはやふるを読み通した読者からすれば、
当たり前の常識!!
この運命戦の伝説は6巻から始まったのか!と気づいた。
意外だったのは、
太一は最初の運命線でちくしょー、運じゃしょうがねえよな!みたいな妥協した?あきらめた?感じかと思ったら、
最初から運命なんて関係ない、吹き飛ばしてやる!みたいな前向きな気持ちであることに驚いた。
しかし、この運命戦の螺旋は、太一の気持ちとは反対に長く続くのである…苦笑
太一と肉まんくん
太一が負けて、肉まんくんが勝つ。
珍しく人に当たる太一。
あたったことに自己嫌悪を抱く太一。
一生懸命って…言い訳がきかねえよ
引用:ちはやふる 6巻 第34首
は6巻でおっさんの僕に一番心に響いたセリフだった。
最近、僕は仕事を頑張っている。
だから太一の気持ちはなんかすごい響いた。
最後の運命戦に持ち込んだのが悪い、もっと速くそういう状況にしなければよかっただけ。
運命戦になる前の甘い自分が、敗北という結果を生み出した。
そういうのはとても響いた。
僕も仕事でやばくなると、あのときに家に帰らないで残業して早めに終わらせておけば、今間に合ったのにな…。とか思う。
だけど、言い訳は効かないのだ。
肉まんくんに謝る太一。
肉まんくんがそんなことは気にせずあっさり流して、
太一と一緒に頑張ろう。と激励した姿は、
男の青春同士って感じで良かった。
肩まくら
おつかれの太一を肩枕で癒やしてあげる千早ちゃん。
おっさんの僕はキュンキュンしてもうたよ。
前は肩枕の立場が逆だったもんね。
普段は少年漫画ぽいのに、こういうちょっとした少女漫画らしさがギャップがあって良いよね。
新の妄想
店長が新をおちょくるw
信頼関係がなかったら、ただのパワハラである(笑
写真集で千早ちゃんを妄想していて笑った。高校生らしいね。
てか、携帯電話を持ってなかったのね…。
相変わらず貧乏…。
前に店のPC借りてメールを送っていた理由がやっとわかったw
しかし、このときでもまだガラケーなんだなあ。
村尾さんがダークモードだった。そういえばそんな時期もあったねえ。あとで覚醒するわけだが..。
おまけ
机くんの瞳が気なる。
描かれてたっけ…?!
全然思い出せない。
読み返しのチェックポイントだwww
もしかしたら最終巻で明かされるかもしれない?!
おまけ2
太一の悩みは何だったのだろう?!
A級になれないこと?!
続きが気になる。次巻で描かれるかな??
おわりに
太一の運命戦伝説は始まった!
5巻からA級に上がれないずっとB級の太一。
上がるのは何巻だったか思い出すために、これからも読み続ける!笑