ちはやふる 47巻 -感想- 真のラスボスが現る

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どうも、オッサンなのに少女漫画を読む隣の鈴木(@next_suzuki)です。

ちはやふる 47巻 の感想。

ただの感想である。考察ではない!

概要

物語の概要など。

あらすじ

クイーン・名人戦の4戦目。
太一が登場!!
周防名人のキョコタン愛が止まらない!!
詩暢ちゃんに異変が?!

読んだ理由

継続購入。
物語はクライマックスの真っ最中!!
残すはあと2戦!!どうなドラマが繰り広げられる?!

感想

好き勝手に感想を書く。

太一が登場

太一の登場シーンから始まる。
千早ちゃんの表情が良い。
少女漫画チックだ(※スポ根漫画に思えますが少女マンガである)。

人間味が溢れた周防名人

47巻は周防名人の印象がだいぶ変わったね。

「達観した名人」の雰囲気が、かなり「人間らしさ」が強調された人物像に変化した。

冒頭から、
【百人一首 68番 三条院】の歌に対する思い入れ。

周防名人は、かるたが好きではないキャラだったから、
こういう歌への思い入れの描写は初めてだった気がする。

新に攻められて、
名人の武器である「速さ」に対する疑念も描かれる。

強固だった名人の芯が崩れ始めた。
弱音な部分も描かれたので、名人が追い詰められていることが伝わってくる。

今までは寡黙で不思議ちゃんなキャラだったけど、
人間のありふれた心理描写が描かれて、普通な人間に初めて思えた。

あとはキョコタン愛が半端なかった(爆笑)
47巻、必見ポイントの一つ!!
キョコタンに最強な僕を覚えておいて欲しい。とか、もはや愛でしょ(笑)

周防名人の泣き顔に、
天然キャラの千早ちゃんがドン引きしてたからね!!(苦笑)
こんな描写は今までそんなになかったと思う。

キョコタン

もはや47巻の主人公な気がする(笑)
作者なりに読手さんにもフォーカスを当てたかったんだろうなー。

九頭竜さんと周防名人がキョコタンを引き立てる!!

4戦目後にキョコタンが周防名人にかける声が怖すぎる。
もはや描写が「真のラスボス」だったよ(笑)
最終戦のはずなのに、脳内で右下に「キョコタン編に続く」が思い浮かんじゃったよ。
それくらい凄み、迫力ある描写だった。

「戦いたかった」は周防名人への最高の褒め言葉だよね。
最後のさよならの言葉も、とても良いセリフだった。

感動というよりは、カッコよかったね!!

詩暢ちゃん

どうやって千早ちゃんは詩暢ちゃんに勝つんだろう?!
さらなるステップアップを踏むのか?!と思いきや、
詩暢ちゃんが怪我?により弱体化。

「ビリ」のような描写は、
今まで何度も作中であったけど、
物語がクライマックスなだけに、今までと重みが違う!!

「体力面」は以前から伏線として描かれていたから、
想定の範囲内ではったけど、まさかの最終戦で怪我か…。
ちょっと5戦目が味気なくなりそうだな…。と少しガッカリした。

しかし、理由は水不足…(苦笑)
足がつってる…。運動不足を指摘されてるし…。

大したことない理由で5戦目には響かなくて良かった。
という気持ちと、
作者様は本作品を通して「水分補給の問題」をカルタ業界に訴えたいんだろうな。と感じた。

千早ちゃん

太一に目移りしたり、勝負に必死になったり忙しい主人公。
最後に取る札で「机くんのコマ割り」の意味が次ページまでわからなかった(笑)
47巻まで読んでるのに100首覚えてないから、こういう理解できないことが起こるんだね。
きっと100首を覚えてたら、ちはやふるはもっと楽しく読めるんだろうな~。

はじめの方で「ぶっ潰す」と言う描写。
いやいや、今までのキャラが壊れすぎでしょ(爆笑)
流れる水のイメージはどこへいった?!
もはや激流でしょ!!

47巻の最後までブレる新。

新はどうなりたいのか?!

太一が脇役として上手にサポートしていて、うまく描かれている。

由宇ちゃん

46巻の伏線が回収。

ゲン担ぎの油ものの理由が判明する。

由宇ちゃんの言葉が、
新を呪縛から解き放つ!!!

最後の新とおじいちゃんの1コマは良かった。
由宇ちゃんをどうやって活かすのか全然予想できなかったんだけど、
予想できなかっただけに、とても意外で面白いかった。

おわりに

あと残りは2冊くらいなのかな?
それとも切りよく50巻で終わるとか…?
でも48巻の発売は、来年の春だから、量を増やして49巻で終わりか?!

残された伏線は、マクラを忘れたお姉ちゃんくらいな気がする…。

新と千早が勝つ絵はみえてきたね!!
「ちは」が47巻は強調されていた。
最後に「ちは」を取って締めくくるのかな?

なにはともあれ次巻を楽しみに待ってます!!
かなり期間が空くようなので、内容を忘れないように気をつけようー。

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