ちはやふる 3巻 -感想- 瑞沢高校かるた部のはじまり

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どうも、オッサンなのに少女漫画を読む隣の鈴木(@next_suzuki)です。

ちはやふる 3巻 の感想。

ただの感想である。考察ではない!超ネタバレ込み!!

概要

物語の概要など。

あらすじ

瑞沢高校かるた部の生活が始まる!!
部員の勧誘、合宿、地方予選。
部員たちは勝つために、個ではなくチームを意識しはじめる。

読んだ理由

「ちはやふる」を初めて知ったのは2012年に放送されたアニメだった。
少女漫画とは思えないスポ根青春マンガに心を動かされて、漫画も読み始めた。
そこから10年以上の時が立ち、2022年2月に48巻が発売された。
残すは1冊。2022年には完結されるぽい…?!
完結を記念して、最後の1冊を存分に楽しむために1巻から読み直すことにした。

この記事の注意点

この記事の感想は48巻までも含めて書いています。
よって、48巻の物語までを含めたネタバレを書いたりします。
もし、1巻から順番にネタバレなしで読みたい人がいたら、この記事はオススメしません。
ネタバレが嫌いな人はこの記事から離脱をしてください。

感想

好き勝手に感想を書く。

かなちゃんの夢

千早ちゃんがかなちゃんの店の袴を着る夢。
48巻だと夢が現実になっている。
そう考えると3巻からの願いが叶ってるんだなー。と感動してしまった。

肉まんくん

あだ名を拒否する肉まんくん。
太一に千早ちゃんが「肉まんくん」と呼ぶことを辞めさせるようにお願いするも、
現段階でも叶ってないですねww

机くん

3巻の性悪キャラ。

しょっぱなから成績下位を見下していて、嫌なやつです。
千早ちゃんの勧誘にも挑発?嫌味的な発言で嫌なやつ。

美女な千早ちゃんに抱きかかえられるとか、どんなご褒美だよw?!な状態で部室に拉致される。

部室に連れてこられても、札を裏返してもわかるのか?と、無理難題をふっかっける嫌な奴。
その難題を太一がクリアして、黙って帰ろうとするクズっぷり(笑)

でも、リア充に嫉妬する心情は道場できる。

入らないかと思ったけど、

・・・・・・でもおれは 仲間にするなら かるたの”天才”より 畳の上で努力し続けられるやつがいい

引用:ちはやふる 3巻 第12首

というセリフが心に刺さって勧誘される。

昔、知人に教わった言葉で

頭のいい人は要らない。頭のいい人はお金をだせばいくらでもいい知恵を出してくれるが誠意は買えない。

引用:堤義明

があったけど、まさにそうだなー。と思ったんだけど、
太一のこのセリフで教わった言葉を思い出した。

太一のかるたに対する弱音の本音が、机くんの勉強の気持ちと合わさって、机くんに通じたのだろう。
(かるたを頑張っても勝てない千早ちゃんには勝てない太一 = 勉強を頑張っても太一に勝てない机くん)

最近、他人と仲良くなるには、
弱い部分を見せたほうが良い。と聞いたけど、
本当にそうなのかもなー。と思った。

今思えば、かなちゃんも周りに変人と拒絶されるかなちゃんの個性を千早ちゃんが受け入れてくれたから、入部したんだよなー。

部長とキャプテンどっちが偉い

48巻になっても謎なテーマだねwwww
どっちが偉かったんだろう?!w

太一

どんどん熱くなる太一。

裏面かるたで千早ちゃんに勝ちたい気持ちが芽生える。
好きな相手に新じゃなくて、前の前にいる自分を見てほしい!!と伝えたい感情は、
とても甘酸っぱい青春ぽくてキュンキュンする。

合宿で、太一の部屋に入ろうとする千早ちゃんを、
手を握って諭すシーンとかね。

あと、夜中のケーキ食べる時に、

おまえが笑ってりゃかるたは楽しい

引用:ちはやふる 3巻 第12首

とか軽く告白じゃねえか?!と思った。
まあ、このセリフはページをめくると違った意味に感じ取れるけどねw

この時に新のメールが届いて、
恋敵に負けないようになのか、千早ちゃんのケーキをパクって食べちゃうシーンも良い。
照れ屋な太一なりの感情表現がすごい良い。
あまり欲張って表現せず、可愛らしいのが高ポイント。
本当に甘酸っぱい青春だ。

合宿イベント

48巻まで読んだけど、一番キュンキュン青春ぽいイベントだった気がする。

のちにイベント会は色々あるけど、
あとで登場する筑波くん家のクリスマスパーティーとか、菫ちゃんのバレンタインデーとかさ。
でも、それらを含めてもこのイベントが「部」としての一番青春ぽさを感じたかも。

千早ちゃんが部を作った理由

肉まんくんは気づいていて笑える。

机くんの僕じゃなくても良かったでしょ!みたいな発言は、
間違ってはいない(苦笑)
インテリだから気づいちゃうんだろうなー。

須藤さん

細目キャラが登場。

ドSキャラ。
「ごめんなさい」とか、見下ろすと気持ち良い、とか、
3巻で、机くんに続くヤバイやつww
終盤はかなり丸くなったよなあー。

チームワーク

瑞沢高校がチームワークを意識しはじめる。
漫画だとこうだけど、本当にこんなふうな動きして良いのかな?
漫画を読んだイメージだと、掛け声とかうるさそうだけど。

全日本かるた協会が協力してるわけだし、まあ許容の範囲なのかな?

呼吸

机くんの反応で心を乱す千早ちゃん。

太一のアドバイスで持ち直す。
これは後にも言われるが姿勢を大事に。とかと同じことだね。

あとで原田先生が登場して、
千早ちゃんがプレッシャーを感じていることに驚いているシーンは笑ってしまった。

謎の女性キャラ

原田先生と一緒に来る女性二人と男性一人。
そういえば序盤はよく登場してたな、この女性二人。
終盤ではみないけど。
男性のヒロシさんはのちにわかるが、この二人は誰だったっけ?!
のちのシーンで太一がハンカチを返していたような、返していないような。

おまけ:男子のここだけの話

肉まんくんと机くんが、太一が千早ちゃんを好きじゃない。と気づいていて笑える。

太一がかなちゃんを「乳」だろ、と言っていて笑える。
しかし、インテリの机くんが乳を否定する。
ちゃんとデートを想像した、しっかりした回答で太一を納得させていて、更に笑えた。

「乳」とか女性の作者だからこそ、かけるネタな気がした。

最近、「のだめカンタービレ」の作者さんが復刻版?で、セクハラぽいシーンを書き直した。と記事を読んだけど、
まあシーンをみたらおフザケなところだったけど、女性だから書けたような気がした。

それにしても机くんのデートが想像できないは爆笑だった。
48巻まで読んでも、たしかに想像できないね!!笑

おわりに

「ちはやふる」の全巻の中でも、
とてもキュンキュンするシーンが多い巻な気がした。

ちはやふるの3分の1くらいを締めた部活動生活の第一歩だから、
かなり印象深いシーンに思えた。
この立ち上げから48巻まで繋がるのかー。と考えると、とても壮大に思えた。

この地方予選から、スポ根感が上がっていく記憶がある。
続きも継続して、読んでいく。

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