どうも、オッサンなのに少女漫画を読む隣の鈴木(@next_suzuki)です。
ちはやふる 10巻 の感想。
ただの感想である。考察ではない!超ネタバレ込み!!
概要
物語の概要など。
あらすじ
2回目の全国高等学校かるた選手権大会東京都予選がはじまる!!
読んだ理由
「ちはやふる」を初めて知ったのは2012年に放送されたアニメだった。
少女漫画とは思えないスポ根青春マンガに心を動かされて、漫画も読み始めた。
そこから10年以上の時が立ち、2022年2月に48巻が発売された。
残すは1冊。2022年には完結されるぽい…?!
完結を記念して、最後の1冊を存分に楽しむために1巻から読み直すことにした。
※49巻で完結かと想いきや、2022年4月に完結は50巻と発表されました(苦笑)
この記事の注意点
この記事の感想は48巻までも含めて書いています。
よって、48巻の物語までを含めたネタバレを書いたりします。
もし、1巻から順番にネタバレなしで読みたい人がいたら、この記事はオススメしません。
ネタバレが嫌いな人はこの記事から離脱をしてください。
感想
好き勝手に感想を書く。
千早ちゃん(男)
ちはやふるはスポ根(スポーツ根性)漫画である(違)
冒頭から、
クラスの実行委員長を担当した女子をみて、肉まんくんに女子力の差でネタにされる(笑)
東京都予選でも、菫ちゃんが袴を喜んだおかげで、カナちゃんにネタにされる(笑)
筑波くん
序盤に肉まんくんと太一から、
ヒョロくんよりまとも。と言われる筑波くん。
しかし、その評価とは対照的に行動は最低最悪ですw
先輩が書いたメンバー表を書き換えるとか、大物すぎます!!
やって良いことと悪いことがあるとしたら、部活動でやっちゃいけないことすぎる!!
同学年が菫ちゃんだけだったから良かったけど、
もし同学年が4~5人いたら、絶対に虐められてる気がする…(苦笑)
しかも、1回だけではなく2回もやる!!
せっかくの机くんの1回目のフォローが台無しすぎる!!
1回目の行動は太一も冷静だったけど、流石に2回目はキレてるもんね。
あの冷静な太一を怒らせるとは、ある意味では本当に大物な気がする。。。
この後の物語を振り返っても、太一がマジで感情的に怒ってるのは、このシーンくらいな気がする。
女子好きな学生
菫ちゃんに手を乗せるスケベ男子。
うーん、実際に本音には出さないけど実在しそう…(苦笑)
名前不詳の女性
原田先生に「運がない」と説明したり、タイルを投げてくれるこの女性はいったい誰なのでしょう…。
48巻まで読んだけど、最期まで名前がない気がする。
てか、千早ちゃんたちが3年目あたりから登場した気がしない。
運がない男
今まで軽く語られてきた太一の「運がない」が強調されます(笑)
エアコンが止まったり、自陣ばかりでたり、と、
あまりの不運に作者さまの鬼畜ぷりが伺えます!!
「運」の螺旋に縛られる太一。
これは序章にすぎないのです…。
まだまだこのネタは引っ張られます…(苦笑
てか、千早ちゃんを好きなことを菫ちゃんにバレてますね。
まあ、菫ちゃんは太一を好きだから、太一を観察しているので気づいて当然か…?
6人のタオル
水(汗)も滴るイイ男へ向けられるタイルが6枚。
凄いですね。
みんなイケメンだから太一に注目していることがよくわかります(笑
僕も周りにこんな男友達がいたら、
登場人物の男性諸君同様に嫉妬するでしょうw
菫ちゃんも驚いていましたが、
千早ちゃんも渡していたのが驚きでしたね。
もう、試合でだいぶ差をつけて余裕があったのかな?
でも、周りをみないキャラ設定だからね。
それでも、実は太一は見てるよ?!って強調するシーンなんですかね。
これ伏線でもなんでもないんだけど、なんの意味があったのかな。と考えてしまう。
読者へ、少しでも太一も望みがあるんだよ!って伝えたかったてことなのかなー?
朋鳴高校
まさかの坪口さんが顧問。
9巻で男子校で詐欺だ。と泣いていたことに意味があったとは…。
この展開はさすがに予想できなかった笑
千早ちゃんではなく、瑞沢高校の核である太一を狙うのは、さすがだね!!
団体戦は個人戦、個人戦は団体戦
この言葉の意味は、けっこう先まで続きます。
なんか謎掛けみたいな台詞だね。
最初に聞くと「卵が先か鶏が先か」みたいにちんぷんかんぷん。
今回の意味は、
仲間を信じて目の前に集中する。そうすればチームの勝ちに繋がる。
って意味だったね。
菫ちゃん
かるた中心でスポ根だった序盤のちはやふる。
少女漫画の要素である「恋愛」がない!!
しかし、恋愛のバカの菫ちゃんが入部したおかげで、
今まで欠落?していた恋愛要素が色を付け始めたね。
ただの恋愛バカかと思いきや、
速く取りたくなったり、部の勝利のために他チームの試合を偵察に行ったり、
ある意味では一番冷静なキャラである。
改めて読むと、
菫ちゃんが物語の解説役なんだなー。と気づいた。
怒る太一
甘糟くんの言葉で闘志を沸かす、机くんと
前述したが怒る太一は珍しい。
1回目の「頭を冷やせ」はカッコよかったね。
2回目の怒ったときの台詞も大好き。
「だって」と「でも」は禁止する!
引用:ちはやふる 10巻 第58首
最初に読んだときにかなり気に入って影響を受けました。
失敗して「だって」「でも」など、
言い訳を考えてしまったときは、このセリフを思い出しました。
ちはやふるの中でも、1~3位以内に入るくらい、
自分の心の中で思い出した?言葉だったなあ。
この言葉で落ち込んだときに前向きになれて、かなり勇気をもらった気がする。
ヒョロくんVS甘糟
全力で勝ちに行くことを目指すヒョロくん。
手堅く勝ちを狙うことを目指す甘糟くん。
どっちも正しい。
しかし、物語を目指すのは前者なので前者になったね!!笑
北央の最終兵器
冒頭から出てきたキーワード。
昔読んだはずなのに、何が最終兵器なのかサッパリ思い出せなかった!!
西田のお姉ちゃん?
ヒョロくんのタロットカード?
A級一年生?
いろいろと兵器がありすぎて、どれのことを指しているんだ?!とおもったら、
最期に須藤さんが登場してきたね。
10巻は細目の活躍が多いなー!
須藤さんの圧力で、やる気を見せる北央。
須藤さんの読みは11巻でどんな影響を北央に与えるのか…?
おまけ
カップリングしているのがヒョロくんと肉まんくんのお姉ちゃんだけ!!
ってあったけどさ、
いや、これ48巻になってもそうじゃない…?!?!笑
と思ったんだけど、ちゃんと考えたら違った…。
終盤は恋愛要素がほぼ主役の3人だから忘れてたよ…笑
おわりに
10巻も太一がカッコよすぎる!!
しかし、さあ太一の不運伝説がはじまります!!
ここから青春のために一生懸命やって輝く姿が最高なのがちはやふるの醍醐味!
かなり内容を忘れているので、改めて青春ぷりを30歳こえたおっさんは堪能させてもらおうと思いますw